ろばのとしょかん コロンビアでほんとうにあったおはなし

  • 集英社 (2011年3月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784087814675

作品紹介・あらすじ

南米コロンビアにほんとうにあるロバの図書館。
ノンフィクション絵本作家がおくる、ロバの背中に本を積んでジャングルの奥に毎週通う本好きルイスさんのお話。「本」が持つ素晴らしい力を、鮮やかなアップリケ風の絵で美しく綴った一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 南米コロンビアであった実話が基になっている。図書館も本屋もない村に、ロバにたくさんの本を積んで男の人が子どもたちに本を届けにやってくる。この絵本では、本を届ける男の人の目線で描かれているのだが、新日本出版社版では、村の女の子の目線で描かれている。

  • 色鮮やかな絵本である。
    主人公のルイスさんは、コロンビアの豊かなジャングルの奥に住んでいて、楽しみは本を読むこと。
    それも、一冊読むとすぐ新しい本を買ってくるので、家の中は本だらけ。
    ここまではよくある話だが、ここから先がひと味もふた味も違う。
    ルイスさんは、本が一冊もない遠い山の向こうに人々へ、小さなロバの背中に本を乗せて届けることにしたのだ。
    もちろん、その道は平坦ではない。

    2000年からずっとロバに本を積んで運んでいるルイスさんは、実在のひと。
    すでに5千冊にも及ぶらしいが、今も尚週末になると本を届けているらしい。
    絵本に登場する小さな村の子たちは靴を履いていない。貧しい暮らしが見えてくる。
    しかし、ルイスさんの届ける本を読む子たちの顔は、一様に輝いている。
    親に初めて本を買ってもらったときの喜びを、思い出す大人もいるだろう。
    本を読むことの喜びは、他の娯楽では決して味わえない深いものがある。
    自分の環境がどんなであれ、物語の世界の住人にだってなれるのだ。
    本と過ごす豊かな時間を、私も様々なひとに広げたくなってくる。
    ルイスさんのようには出来なくてもね。

  • 本を読めない人がたくさんいるのよね…、読める環境にあって読まないなんて、もったいない

  • ◆訳:福本 友美子(2011)◆こんな読み語り・こんな図書館もあるんだなぁ。本が好きだという気持ち・本を分かち合いたいという気持ちが、2匹のろば「アルファ」と「ベット」に乗って、山を越え、川を越え…。◆ろばっていつも、子どもたちの好きなもの・待ち遠しく思っているものを運んでくる。ろばを待つ子どもたちは、とっても我慢強い。◆コロンビアの、本当のお話。◆とっても色彩の綺麗な絵本。コロンビアって、こんな、緑と生き物に溢れた場所なのだろうか(*^^*)【2013/10/17】

  • すてきな実話!
    ロバに乗って本を届けるおじさん、駆けてくる子どもたち。
    本を読みたがるのが子どもたちだけではないのがいいなあと思いました。
    ロバの名前がアルファとベットとかかわいい。

    カラフルできれいな絵本です。コロンビアの自然も、夜の場面も美しい~。

    モニカ・ブラウン『こないかな、ロバのとしょかん』とセット読みをオススメします(^ ^)。

  • 図書館本。次女に借りた本を長女も読む。本が好きな青年が本を収集して、子どもに与える。コロンビアのお話。

  • この絵本のルイスさんは、『こないかな、ロバのとしょかん』のソリアノさんと同じ人。奥さん小言を言いつつも本を並べてくれるのがいい。おいはぎ…子どもたちわかるだろうか…しかしそのおいはぎが、ルイスさんの帰り道のページで、奪った本を読んでるのがまたいい。ロバも川を渡るの嫌がりながらも本を運んでくれてえらいよ。本って、いいよねえ。

  • 福本 友美子 (翻訳), ジャネット・ウィンター (著)

  • 2018/06/19

  • コロンビアに実際に存在する「ろばのとしょかん」の実話です。
    本が大好きなルイス・ソアリノさんは、2000年から、ロバに乗ってたくさんの子供たちに本の運んでいます。これまでに(絵本の発売時)4800冊の本を届け、今もろばのとしょかんは週末になると山を越えて出かけているそうです。

    山を越えて絵本を運ぶのは、大変でしょうが、ろばにまたがったルイスさんの様子はいたってマイペースで楽しそう。本の魅力を伝えられる喜びであふれています。
    色鮮やかなアップリケ風の絵は、太陽の恵みを受けた南米の雰囲気がたっぷり。美しい鳥が沢山出てくるのが魅力です。

    むすこ達は自由に本を読めることの幸せを感じてくれたらいいな。

  • 資料番号:020224960
    請求記号:E/ウィン

  • コロンビアのお話。

  • 本好きの男が子ども達に本の良さを伝えるお話。

  • 本があるって、幸せなことと再確認できます。

  • コロンビアで私設移動図書館……というか、ロバで蔵書を貸しにいくボランティアをしているルイスさんのおはなし。
    「バスラの図書館員」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4794920423と同じ著者、同じテーマ。

    バスラの図書館員は訳が変だったからどんな本かきちんと量れなかった。
    こっちは気にならない訳だけど、バスラの図書館員と同様に自分とは切り離された遠くの世界を他人事に知りたがるような雰囲気がある。
    まあ、他人事なんだけど。
    訳云々じゃなくて、絵も話も毒がないゆえに薬にもならないような薄っぺらさがこの人の持ち味なのかな。

    おいはぎがかわいい。

  • ★★★☆☆
    コロンビアのジャングルの奥地に本が大好きで家じゅう本だらけの男の人がいました。男の人は二頭のロバに本を積んで、山を越え川を越え、子どもたちの待つ村々へ出かけていきます。
    木陰で本を読んでもらったり、選んだり、いいなあ^^
    でも、強盗に出会ったりとかワイルドな体験も・・;)
    (まっきー)

  • コロンビアでほんとうにあったお話だそうです。

    本が大好きなおじさんが、ロバに本をたくさんのせて、本のない子供達が住む村まで本を届けるお話。

    絵もとてもすてきで、話の内容は地味だけど、R君は気に入ったようで、リピートしていました。

  • ほんの よめない とおくの まちやむらへ
    ほんを とどける かつどうを している ひとの おはなし。

    ほんを よみたくて そのひとの きてくれるのを
    まっている ひとたちが いて

    くろうしても そのひとたちに
    ほんを とどけようと する ひとがいる。

    そういう ひとと ひとの あいだにある
    ほんは とても しあわせな ほんだよね。

    そして、そういう ひとと ひとの かかわりは
    きらきらしていて いいなあって おもう。

  • ・実話なので 子どもたちも興味深く聞くことができる。
    ・『図書館ラクダがやってくる』などと 合わせて 図書館の紹介でも使える。

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著者プロフィール

ジャネット・ウィンター
アメリカの絵本作家。伝記絵本や、『アフガニスタンのひみつの学校 ほんとうにあったおはなし』(さ・え・ら書房)、『マララとイクバル パキスタンのゆうかんな子どもたち』(岩崎書店)、『わたしたちの家が火事です 地球を救おうとよびかけるグレタ・トゥーンベリ』(鈴木出版)など、実際にあったことにもとづいた絵本を数多く出版し高い評価を得ている。息子ジョナとの共作にはほかに『この計画はひみつです』(鈴木出版)などがある。ニューヨーク市在住。

「2022年 『ちいさいフクロウとクリスマスツリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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