小堀遠州の美を訪ねて

著者 :
  • 集英社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087814682

作品紹介・あらすじ

武将にして天下一の茶人、作庭の名人にして建築家、書家として、また歌人として多彩な才能を発揮した江戸の総合芸術家、小堀遠州。その子孫であり、"今遠州"と謳われる小堀宗慶(十二世遠州茶道宗家)氏が全国に残る遠州ゆかりの地を訪ね、その美の心を説く、決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 小堀遠州さんのことを、小堀遠州さんのご子孫が紹介している。
    2021/6/23

  • 江戸時代に活躍した大名であり作庭家であり茶人でもある小堀遠州について、遠州の子孫で遠州流十二世である著者が語った一冊だ。

    遠州については興味があって何冊か本を読んでいたので、新しい発見、というものはなかったけれど、わかりやすく親しみやすい語り口で、著者が先祖の遠州を尊敬してたいせつにした大名であり作庭家であり茶人でもある小堀遠州について、遠州の子孫で遠州流十二世である著者が語った一冊だ。

    遠州については興味があって何冊か本を読んでいたので、新しい発見、というものはなかったけれど、わかりやすく親しみやすい語り口で、著者が先祖の遠州を尊敬して大切にしているんだなあ、ということがしみじみ伝わってくるのがよかった。

    宗慶氏の書や画もいくつか掲載されていて、素人目にもうまいことに、血筋と生まれ育ちもあるんだろうけど、すごいな、と驚いた。

  • 備中高梁に行って来ました。
    到着したのは、午後遅く。
    夕方近くの町並みは、静かな印象。
    川の並木は、桜吹雪。

    野球部の子たちとすれ違う。
    あーバッテリーってこの辺りの小説だよね。

    明るい印象の武家屋敷を通り過ぎて
    頼久寺へ向かう。

    小堀遠州作の、こぢんまりとしたいい庭。
    借景の愛宕山が、午後の光をあびている。
    京都とかの大きな庭よりも好きかもしれない。
    小石で描かれた水面が美しい。

  • ISBN-13: 978-4087814682

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