女は男のどこを見抜くべきか

  • 集英社
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本棚登録 : 68
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087815115

作品紹介・あらすじ

精神科医が探る男たちの心理と生態
プライドの高さでソンする男、立ててもらうのが当たり前の男、性的機能にこだわる男、不倫男、DV男、会話力のない男、死ねばいいと思われている夫……。男で失敗しない女になるために!

感想・レビュー・書評

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  • タイトルから連想したのとは違って、男性諸氏向けの内容(あとがきでも「手遅れにならないうちに読んでね」と男性へのプレゼントのつもり、と)。
    2013年発行だが、上野千鶴子氏といい、以前から活躍している女性の著作を読むと、10年程度経ったところで世の中の風潮や男女の在り方はほとんど変わっていないように思う。

    1.男のプライドと嫉妬の本質
    2.まじめな人、謙虚な人はトクかソンか?
    3.「男は女に立てられるもの」はどこからきているのか
    4.モテる男になるための会話術
    5.品格と野心、この時代に必要なのは?
    6.いつまでも「性的機能」にこだわる男たち
    7.不倫をしながら家族を愛する男の本音
    8.熟年離婚が増えている理由
    9.配偶者を亡くすとき
    10.拝金主義と理想主義の折り合いのつけ方
    11.老いることがそんなに怖いですか
    12.パワーハラスメント・世代間意識の違い
    13.男性のDVはなぜ多いのか
    14.痴漢や盗撮に走る心理
    15.時代や社会は人にどう影響を与えるのか

  • 心理学の本はかなり読んできたけど、ほとんどの心理学者は人は大昔から中身はほとんど変わってないと説いてるけど香山氏の場合、今の若い人達は昔とだいぶ違う的な意見が多かった。
    この時点でこの人心理学者とどうなの?と疑問を持ったよう。
    あまりに近視眼的。

  • 367.5

  • 精神科医で女医の香山リカの本

    女性、精神科医目線で男の考察のエッセイです。

    男は女に立てられるものはどこからきているのか

    不倫しながら家族を愛する男の本音

    老いることがそんなにこわいですか

    など読みやすく、興味がそそられる本です。

  • 以前、勝間和代との対談を読んで、主張があまりにも一方的だったから、それ以来この筆者の本は読んでいなかったけれど、この本は面白かった。

    「自己愛が強過ぎて、全く反省しない人の要求にどう答えるか」など、参考になった。
    全体的に、「〜し過ぎず、理想は〜だけど、現実はこうだから、こんなものかな」と折り合いをつけようという感じだった。
    筆者も年を取って、丸くなってきたような気がする。
    他の最近の本も読んでみようかな。

  • 初、香山リカさん。今度香山さんの講演を聞く機会があるので、香山さんの本をたくさん読もうと目論み中。タイトルがとても興味深かった。いろんなタイプの男性を読んで、ああいるいる、そういう人!と共感しました。もっといろいろ読んでみよう。

  • 男と女という生き物の違いは、いつの世もかわわずというところなんでしょう。時代というのもあるし、なかなか難しい。また、バブルを経験した世代はもっとややこしいみたいなので。。。

    どうしたら良いか、ますますわからなくなってきた。 (>_<)

  • まぁ、見抜けない。

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著者プロフィール

たくましいリベラルとして、右傾化する政治状況から現代社会の病理まで、メスをふるう行動派知識人。1960年生まれ。精神科医。立教大学現代心理学部教授。『若者の法則』『ぷちナショナリズム症候群 若者たちのニッポン主義』『生きてるだけでいいんです。』『弱者はもう救われないのか』『「悩み」の正体』『リベラルじゃダメですか?』ほか、著書多数。

「2017年 『憲法の裏側 明日の日本は……』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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