誰も教えてくれなかった卵子の話

  • 集英社 (2014年5月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784087815528

作品紹介・あらすじ

日本では誰もきちんと教えてくれない「卵子」の話。「卵子老化って何?」「卵子老化をくいとめるには?」「精子は老化しないの?」など、10代から40代の女性の素朴な疑問に産婦人科医師が答えます。

感想・レビュー・書評

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  • 卵子は、胎児期に500万~700万個作られ生まれた時にすでに200万個に減少。出生後には作られない。
    これがどんどん減っていき、中学校に入学する頃には10~30万個ほどになる。
    月経が始まると毎月ひとつの卵子が排卵されるが実はそれ以外にも月に数百個自然消滅する。
    35歳を超えるくらいで妊娠率は低下、流産率は右肩上がりになる。
    排卵以外にも自然消滅してたんだなあ。知らなかったです。

  • 一般に35歳を過ぎると妊娠率が下がり、流産率が上昇する。40歳ともなると妊娠率は23%。また、生理があるからといって、妊娠できるとは限らない。実は妊娠する力は閉経よりもずっと前に喪失している。日本産科婦人科学会の対外受精のデータでは、45歳の人の出産できる可能性は、体外受精など高度な治療を行ったとしても1%未満とのこと。加えて高齢出産は様々な弊害を覚悟しなければならない。ダウン症の出生率は20歳で1667分の1だが、45歳ともなると30分の1。他方、精子については、卵子ほど年齢相関はない。45歳を過ぎればDNAの損傷率が30代よりは若干高くなるという程度。また、子供を望むのなら毎日の射精が精子の濃度と運動率を高めるとのこと。卑近なことなのに意外と知らないことが多かった。確かにこんなこと、誰も教えてはくれない。

  • ざっくりとは知っていても
    ちゃんとわかりやすく説明されると
    よくわかる。

    たくさんの女性のみなさんに
    よんでほしい!

  • 知識として必要!

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