命の響 左手のピアニスト、生きる勇気をくれる23の言葉

  • 集英社 (2015年5月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (276ページ) / ISBN・EAN: 9784087815733

作品紹介・あらすじ

78歳にして現役、左手のピアニスト舘野泉さん。2002年に舞台で倒れ、右半身マヒという困難な状況でリハビリを重ね、2004年に奇跡的に復活。発想を変えて新たな道を進み、社会に貢献する生き方が感動的。

みんなの感想まとめ

困難を乗り越えた力強い生き様が描かれている本書は、78歳の現役ピアニストが右手を失った後、左手で新たな道を切り開く姿を中心に展開します。著者の舘野泉さんは、脳溢血という試練を経て、左手のピアニストとし...

感想・レビュー・書評

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  • 舘野泉さんはフィンランド在住の高名なピアニスト。
    私もかつてコンサートで繊細で叙情的な美しい音色に魅了された。

    その舘野さんが脳溢血で右手の機能を奪われた。
    この本は65歳の2002年1月に、ピアニストとして致命的とも思われる悲劇にみまわれながら、左手のピアニストとして再生した著者の、力強い魂の物語である。

    ピアニスト舘野泉の右手の損失は世界中の損失であったはずなのに、左手のピアニスト舘野泉の誕生によって、舘野泉に献呈されるために世界中でたくさんの左手のためのピアノ曲が生まれた。

    不屈でありながら、とらわれない舘野さんの言葉は今、何かを失って絶望の中にいる方に、勇気を与えてくれるはず。

    夜明けのフィンランドを撮したと思われる紫の装幀も大変美しい。

  • 現在、左手のピアニストとなった、舘野泉さんの本。

    なにかを失い、そこで諦めたりやめてしまう人もいるけれど、舘野さんのピアノに対する想いが、左手に命を吹き込み、そこから新しい道をつくっていった。

    私も音楽を志す者の一人として、その前向きさ、明るさ、想いを持って生きていきたいと思った。

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著者プロフィール

クラシック界のレジェンド、89歳ピアニスト。領域に捉われず、分野にこだわらず、常に新鮮な視点で演奏芸術の可能性を広げ、不動の地位を築いた。2002年に脳溢血で倒れ右半身不随となるも、しなやかにその運命を受けとめ、「左手のピアニスト」として活動を再開。尽きることのない情熱を、一層音楽の探求に傾け、独自のジャンルを切り開いた。“舘野泉の左手”のために捧げられた作品は、10ヶ国の作曲家により130曲に及ぶ。2023-2024は米寿記念演奏会を、東京、大阪、札幌、福岡ほか全国各地で行っている。もはや「左手」のことわりなど必要ない、身体を超える境地に至った「真の巨匠」の風格は、揺るぎない信念とひたむきな姿がもたらす、最大の魅力である。

「2026年 『グリーグ 抒情小曲集2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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