寮生 一九七一年、函館。

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  • 集英社 (2015年10月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784087815825

作品紹介・あらすじ

舞台は1971年、函館。有名進学男子校の寮で起きた上級生の転落死事件。事故か自殺か殺人か…1年生探偵団が謎を解く! 70年代、寮生活、恋愛、音楽…今野敏が初めて挑む、青春学園ミステリー!

感想・レビュー・書評

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  • ほら見ろ〜!やっぱ女の子目当てやーん!

    というわけで今野敏さんの『寮生』です

    いわゆる学園ミステリーとも呼ばれる青春小説です
    いや、ほんと色々やってるな〜
    もうなんでもひと通り書いてる
    ひと通り書いた上で、「警察小説と言えば今野敏さん」ってところまで登りつめてる
    すんばらしい!そして好き!(*´ω`*)

    そして本作の舞台は今野敏さん自身の高校時代がモデルとなってるみたいなんよね
    日本国民なら誰でも知ってると思うんで今さらだけど、今野敏さんて函館ラ・サール出身なんよね
    で、もちろんラ・サールは男子校
    だけどこの主人公は今野敏と同じで茶道部に入部するんですな

    周りにはたくさん女子校があったみたいで、茶道部に入ることで交流があるのではと考えたとはっきり書いてありました

    ほらみーろ、わいが思ってた通りよ
    男が茶道部に入部する理由なんてひとつしかないからね

    はいはい、本編ね
    本編かぁ…
    特に言うことはないかなぁ…(おい)

    • ひまわりめろんさん
      ウルちゃん

      若っw
      ウルちゃん

      若っw
      2025/07/02
    • ultraman719さん
      ひま師匠

      もう枯れてんの?
      ひま師匠

      もう枯れてんの?
      2025/07/02
    • ひまわりめろんさん
      しっ、失礼な!土瓶さんの次くらいに女の子ことばっか考えてるわ!( ゚д゚ )クワッ!!
      しっ、失礼な!土瓶さんの次くらいに女の子ことばっか考えてるわ!( ゚д゚ )クワッ!!
      2025/07/02
  • いい加減今野敏さんの「隠蔽捜査」を読み進めて、竜崎さんの警視庁大森署から神奈川県警への異動を見守らねば!と図書館書架を確認。
    相変わらず人気で貸出中。代わりに本書を発見。

    今野敏さんが男子の青春物を!?
    しかも「寮生」?函館が舞台?
    うちの息子も寮生で、先月は寮友3人組で函館に旅行に行っておる。
    名付けて「寮生 二〇二五年、函館。」。
    これは何かの縁だと思い、借りることに。

    1971年の函館が舞台だが古さは感じない。
    ただ、寮の先輩後輩の上下関係や“シメル会”の描写、学生運動や群衆を扇動する演説の話など、当時の空気が漂う。
    男子の友情と若さが弾ける、青春×ミステリー。肩の力を抜いて読める一冊。

    • 1Q84O1さん
      なおなおさん、あなたも好きでしょ
      (⁠☞゚⁠∀゚⁠)⁠☞
      来年の参加待ってますよ!w
      参加資格はわかっていますよね?w

      なおなおさん、あなたも好きでしょ
      (⁠☞゚⁠∀゚⁠)⁠☞
      来年の参加待ってますよ!w
      参加資格はわかっていますよね?w

      2025/08/15
    • なおなおさん
      ( ゚ω゚ )謹んでお断り申し上げます。
      ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
      ( ゚ω゚ )謹んでお断り申し上げます。
      ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
      2025/08/15
    • 1Q84O1さん
      時間はたーっぷりありますから( ̄ー ̄)ニヤリ
      また、招待状を送らせて頂きます!
      時間はたーっぷりありますから( ̄ー ̄)ニヤリ
      また、招待状を送らせて頂きます!
      2025/08/15
  • 一万円選書の推薦本です。
    函館ラサールの卒業生が書く函館ラサールの寮を舞台にしたミステリ小説。
    やっぱりみなさん、賢い集団なんだなと感じた。
    今野時代の出来事と思って読んでも、全然いけるが所とごろ、写真がシロクロとか学生運動とか時代がタイムスリップするのもいい。
    八田くんや岡元くん、牧下くん、古葉くんと僕の5人で寮で起こった先輩の死を追求していく。
    どうなるんだろと、最後までどきどき読めました。

  • 函館にある男子校で起きた2年生の自殺を巡って、入学したばかりの「僕」とその友人たちが真相に迫っていく。1971年の設定にする必要がよく分からないし、最初から「伝説」をやたら連発していたのに、真実は「伝説」とは全然関係なかったり、いまいち、何を言いたいのか、よく分からない内容だった。

  • 男子高に入学してすぐ起きた事件。
    寮という枠の中で正解を探し出す生徒たち。
    ほんの夏までの間の出来事。
    まだまだ高校生活はこれからだ。

  • 恐るべし高校一年生!

  • 2021年10月7日
    平凡な僕が探偵めいた仕事を第一線でやる羽目になる。
    寮の中での先輩後輩、規律、友人の生活が生々しい。
    救うための事件捜査、なるほど。
    まだ若い思春期の男子高校生、良心に耐えかねて壊れてしまう前の救いになった…

  • 今野敏さんの経験(高校時代)をもとにした小説だと思います。函館の私立高校の1年生、寮生活が主たる舞台です。2年生が寮の屋上から落下して死亡したのが、自殺か他殺か、今野敏さんにしては珍しく躍動感のない展開が延々と続きます。残念な作品でした。

  • 高校の寮で起こった転落死事件を追う高校生たちの青春ミステリー。

    函館の進学校に入学した僕は、入学後まもなく起きた2年生の転落死事故に疑問を抱き、同級生数人と事の真相を探る。

    転落死した上級生を含め、1年生を締める入魂会を主催した者は死を遂げる伝説があることを知らされた僕たちは、死亡した生徒の周辺を独自に調査し、真相にたどりつく。


    ご自身の函館ラ・サール時代が背景のようですが、やっぱい警察小説の方が好き。

  • 寮の人間関係と函館の土地勘を生かしつつ無謀な話は展開する。罪の意識から救うということ。そのための謎解き。

  • 2018/8/3

  • 今野敏で学園ものは意外だった。
    今回も引き込まれました。

  • 1971年、函館。有名男子校の寮で起きた上級生の転落死事件。事故か自殺か殺人か。
    寮生活の雰囲気は伝わるものの、ミステリーとしては物足りない。
    主人公と友人たちが堂々巡りをしているだけ。
    短編で良かったのでは。
    (図書館)

  • 内容は面白くなかった。

  • 北海道の地元にはなじめなかった僕は,高校受験で函館の進学校の寮に入り,友達もできたが,ある日2年生が寮の建物から転落して死亡する。その真相を探るべく,僕たちは寮の先輩や自宅生,他校の女子生徒から話を聞く。

    ストーリーはさほど面白いとも思わないし,1971年の設定なので時代も古いが,当時はこういう寮生活もあったのかもしれない(たぶんないけど……)。

  • 1971年の函館男子高校寮の事件簿。

    ミステリーとしては犯人がすぐわかるような展開でした。
    それよりも、1971年であるとか、函館であるとかという設定の意味が理解できませんでした。
    作者のプロフィールを読んで、自分の青春時代を舞台にするという意図はわかりましたが、主人公が現在の作者のシリーズの登場人物であるとかの捻りがほしかったです。

  • 高校生が主役だからか、えらくあっさりしたお話でした。

  • 舞台は1971年の函館。
    名門私立高校の寮です。男子校。

    時代はずいぶん古いけど、赤ちゃんの筈のわたし世代でも十分に懐かしく感じるような青春ミステリ。
    尾崎 紀世彦のまた逢う日までを、尾崎豊の卒業に替えてもいいかも(笑)

    奥手な主人公の高校生、こんな子います。
    根っこは昔も今も変わらないのじゃないかな。

    事件自体はあっさりしていて、そっちを書きたかったんじゃないかもしれないですね。
    今野さんは北海道出身で優秀な方だから、ご自身の昔を思い出し、書かれたのかも⁉︎

  • 図書館で借りた本。
    あこがれの高校に入学することになった主人公は、入学と同時に寮生活をすることになる。
    ある夜、寮生の2年生が寮から転落死する。警察の調べによると、自殺ということらしいが、寮には伝説があった。「入魂会の中心人物が死ぬ」この伝説について主人公と仲間が謎を解いていく。

  • 学園青春ミステリ?
    函館ラサール高校出身の今野先生自身が主人公のモデルとなっているのかな?

    1970年代という時代背景もあるのかもしれないけど、言葉使いとかが堅苦しすぎて、10代の男の子のものとは思えず、読んでいて違和感しかない。学校闘争があったという時代も、男子校の寮生活も、私とはちょっと縁が遠すぎたのかな。しかも、一応今作の探偵役であろう古葉くんが超苦手なキャラで、感情移入も共感もできずに終わってしまった。今野先生の描くキャラって皆、何かしらで共感できていたのに、、、。主人公のモデルは先生自身だし、この古葉くんも同じ寮生にモデルがいたのかな。正直、友達にはなりたくないタイプかも。
    ミステリとしても、特に捻りもなく、あっさり。自身の寮生活の思い出を描くのはいいとして、変に事件仕立てなどせずに、自伝的エッセイの範囲内で収めておくので良かったのでは。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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