ポンコツズイ 都立駒込病院 血液内科病棟の4年間

  • 集英社 (2016年1月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784087815993

作品紹介・あらすじ

33歳の夏、特発性再生不良性貧血という難病に罹ったアパレル女子による、骨髄移植ノンフィクション。抗がん剤、地獄の副作用、患者仲間との交流……。 上がったり下がったりのジェットコースター闘病記。

感想・レビュー・書評

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  • 916(闘病記文庫・疾病53)

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB20861763

  • ある書評で知った本。

    ファッション関係の仕事で
    日々忙しく世界を飛び回る矢作さん。
    そんな彼女が33歳の時に感じた体の異変
    それは難病である「突発性再生不良性貧血」の前触れだった…
    骨髄移植までの道のり、
    そして骨髄移植をしてからの生きるための戦いを
    綴った本。

    読み始めにちょっと苦手な感じを受けてしまい
    (すみません!)
    どうしようかと思いつつページをめくっているうちに
    号泣してしまった。

    骨髄を移植について知らないことが多すぎて
    読めば読むほど患者さんやドナーさんの様々な苦悩を知る。

    兄弟でも拒否されることがあったり
    それによって関係がぎくしゃくするようになったり
    また、ドナーが見つかっても適合するかは地獄のような苦しみと共に体の反応を様子見しながらの入院
    さらにその拒絶反応の壮絶な苦しみ…

    生きたいと思う気持ち
    死にたいと思うような苦しみ

    患者さんのギリギリの苦しみを
    こんな風に綴った手記を読んだことがない

    骨髄移植のドナー
    私も登録しようと思う。

  • 病気
    医学
    ノンフィクション

  • 916

  • こういう話は書き方によっては、悲惨なものになるのだろうが、おもしろおかしく闘病生活を語る。が、おかしく書いているばかりではなく、使用した薬、治療を淡々と明記していて、これから迎えるかもしれない患者さんへのエールにもなっていると思う。血液内科の話で、たまたま、知り合いの人がいるのだが、こんなに大変な病気を相手にしているとは知らなかった。今度、いろいろ聞いてみようと思う。

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