- 集英社 (2018年6月26日発売)
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感想 : 7件
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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784087816556
作品紹介・あらすじ
1冊丸ごと介護にかかわるお金の話! 親の介護費用は、親のお金で。子供にできることは、情報を集めてマネジメントすること! 知らないままでは、大損するかもしれない。お得情報を満載。
感想・レビュー・書評
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良書。
私は子世代としては辛酸を舐めた。
実家の件では散々な目にあった。
それはきょうだいが問題のある人間だったから。
今後自分達夫婦間で、どちらかに介護が必要になった時に困らないように、あるいはどちらかが1人になった時の子供達に負担をかけないように、本書のような書籍は役に立つだろう。
役所(国)は、向こうからは何も教えてくれないのだから。
ただ法律は変わるから、自分達に介護が必要になった時にはまたその時点で、本書のような情報を新たに得る必要があるだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
認知症の親のお金の管理に悩んでいました。
成人後見人制度か家族信託かを考えていましたが、こちらの本を読んで別のやり方素早く対応することができました。
読んでみてよかったです。 -
必要な時に与えてもらったと思う! 表題については自分的には当たり前なんだけど。じゃないの???
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親の介護に関して、わかりやすく、様々な視点で解説しています。大変参考になりました。
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介護のことを網羅的に学びたいので手にとった。
見開き2ページごとにトピックが変わるのでとても読みやすい。
為になる本である。1冊持っておいた方が良い。 -
原則、親の介護には親のお金を使う。そのためにも、親の懐事情をしっかりと把握する。さらに色々な制度について情報収集する。
P42 委任状がないと親のお金はおりない
P128 施設を検討するとき、重要事項説明書を確認!
・契約方式や支払い方式
・入居一時金がある場合、償却期間や返還金、保全措置、クーリングオフなど
・入居者からの契約解除と施設からの契約解除のできる条件
退去の場合の原状回復費の考え方
・月額費用の範囲で提供されるサービス、別途料金で提供されるサービス
・入居率、入居者の要介護度、退去者の状況
・提携医療機関と協力内容、看護師の勤務体制
・介護に関わるスタッフ体制
P136 成年後見人制度…認知症などで判断力が低下すると、預貯金の出し入れや、悪徳業者に狙われる。そうした事態から高齢者を守る制度。窓口は家庭裁判所。司法書士や弁護士がなることが多い。
また、成年後見人を利用するほどではないが、お金のことが心配という場合、日常生活自立支援事業というものもある。窓口は社会福祉協議会。
家族信託という方法もある。
著者プロフィール
太田差惠子の作品
