しない。

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 228
レビュー : 33
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087816624

感想・レビュー・書評

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  • 装丁がかわいいのでほのぼのしたエッセイかと思いましたが、ちょっと違いました。世代が違うので考え方が違うところもあるけれど、ちょっと違和感が強かったかな。母の年代でもないので理解しにくかったのかもしれません。

  • 読みながら、なぜかだんだんもやっとするというか少々辛くなってきてしまいました。


    毒舌な方やきっぱりさっぱり言う方も好きなのですが、
    読んでいてスッキリすると言うよりも
    そんなに悪く言わなくても・・とか
    不満をぶちまけてご本人はスッキリするだろうなあって感じる文章が目についたからかもしれないです。

  • ほどほどにすれば大体のことは便利^_^;

  • 群ようこさんが2017年11月~2018年4月集英社学芸編集部サイトで発表した
    「通販」「携帯電話」「化粧」「ハイヒール」「手帳」「結婚」「言葉」「ポイントカード」「クレジットカード」「後回し」「SNS」
    に書き下ろし
    「必要のない付き合い」「女性誌」「捨てすぎること」「カフェイン」「自分だけは大丈夫と思うこと」
    を加えたもの。

    彼女にとって「全く縁のないもの」「昔はやったけど今はほどほど」「しないことにしたいがなかなかできない」など、15個に対してはそれぞれ。

    「女性誌」について酒井順子さんの『本が多すぎる』にこう書かれていたのを思い出しました。

    〈女性誌のインタビューをたまにうけることがある。その雑誌の購読者層が抱きがちな典型的な悩み、のようなものを紹介されて、
    「何かメッセージを」
    と言われるのだが、その悩みについて真剣に考えれば考えるほど、答は一つしか思い浮かばなくなってくるのだった。
    してその答とは、
    「女性誌を、読まないようにすればいいのではないですかね?」
    というもの。
    (中略)
    「女性誌を、読まないようにすればいいのではないですかね?」
    と言い続ける私だが、その言葉が記事に採用されていたことは、まだ一度も、ない。〉

    いっぽう群ようこさんはこう語ります
    〈私の場合は女性誌の一部の裏側を見てしまったので、いやだなと思う面がたくさんあるが、もちろんこのような人ばかりではなく、誠意を持って雑誌を作っている人もたくさんおられる。しかし基本的な路線は同じだと思う。私が同性に対して、いやだなと感じる部分を凝縮したのが女性誌である。きっとこれからも女性誌を買うことはない。〉

    私が女性誌にあまり興味をもたないのは、そういうことだったのかしら。
    一例をあげましたが、この本にはそんなふうにいろいろ考えさせられることがたくさんあって、とても面白かったです。

    ただ、たとえば「酒」はない。
    つまりそれは彼女がもともと呑まない人だからで、ここに書かれているものに対しては彼女は無関心ではないということがいえます。
    「好き」の反対は「嫌い」ではなく「無関心」なわけですから。

  • 装丁ミロコマチコさんなのですね。可愛いなぁと思って見てました。猫好きには猫好きがコラボ。いいですね。

    しない、ってタイトルざっくりで「らしい」なと思いましたね。読者によって共感できること出来ないこと「ああそうですか」(笑)で終わる方も多いかもしれませんが、自分は長らく読んできたこともあり、やはり好きでしたね。

    特に結婚のところで書いていた、子供を持つことについての意見は私とほぼ同じだなと思いました。
    なかなかそう思っていても言えない世の中でしたし、いや、今言ってもたぶんその意見に共感する人は少数派かもしれませんが、群さんは還暦を過ぎてらっしゃることを考えると「時代が変わったのだな」と感じますね。

    各々が思っていることが世の中の大多数と違っていた時、独りでその考えを貫くというのは中々に大変なことだと思います。群さんは自分は大した人間ではない的なことを何度か文中言ってますけれども、自分のスタイルを通してこれまで暮らしてきているという点では中々の方だと私は思うのですが。

  • 群ようこはなかなか興味深い作家なんだが
    どうもちょっと合わない所もある。
    稲垣えみ子や酒井順子、三浦しをんは
    いい感じなんだが。
    「あまり心地よくないアナログ感」って
    感じ

    最初の「通販」の項目で
    んーとメンドクなった。
    通販の誤配送やその対応とか
    どうでもよいのだ。
    それと記述の内容が
    あったこと、思考の時系列順って感じで、
    僕の日記の書き方を同じなのも気になる。
    あと、あまり性別を言うのは
    現代的ではないが
    ちょっと「更年期の面倒臭さ」を
    感じてしまう
    -------------
    P25
    私を行方不明にしてくれないものは
    嫌いなのである

    ↑こういうところは好き

    「必要のない付き合い」、「女性誌」、
    「SNS」なんかは面白い
    --------------
    P141
    「自分は依頼された仕事を
    すべて引き受けることはできないが、
    失礼がないように断ることはできる」

    P156
    女性同士が関係するものは
    往々にしてすべて面倒くさい

    P159
    私が同性に対して
    いやだなと感じる部分を
    凝縮したものが女性誌なのである

  • オンナ椎名誠といったところ
    おばさんの日常生活エッセイ
    ひとつの考え方ではあるが・・・・
    あまり参考にはならない

  • だめでした。最初の通販で。うーん。逆に不愉快になってしまいました。続きも読む気がしなくなって。ごめんなさい。かもめ食堂とか大好きです。

  • 短編集になっていて、サクサクと読めました。共感できる部分も多く読んでいて楽しかったです。

  • どんなにお金まわり?が良くなっても普通の感覚を(着物は別として)持ってる著者が好き。
    今の時代スマホはおろか、ガラケーも持っていないことに驚いた。

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著者プロフィール

群 ようこ(むれ ようこ)
1954年、東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。広告代理店に就職するが半年で退職。6回の転職を経て「本の雑誌社」に事務職で入社。やがて本名で『本の雑誌』に書評を執筆しはじめ、1984年『午前零時の玄米パン』でデビュー。同年退社し、作家専業となる。
代表作として映画のために書き下ろした『かもめ食堂』、ドラマ化された『パンとスープとネコ日和』など。

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