激走! 日本アルプス大縦断 ~2018 終わりなき戦い~

  • 集英社
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レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087816730

作品紹介・あらすじ

2018年8月に開催された日本一過酷な山岳レース
「トランスジャパンアルプスレース」に、NHK取材班が完全密着。
(2018年10月27日、NHK BSプレミアムにて放送)
番組では放送されなかった未公開エピソードや
レースの舞台裏を満載した、疾走ノンフィクション!

4連覇中の絶対王者、望月将悟選手が挑んだ新たなチャレンジとは?
王座を狙うルーキーたちの勝利戦略は?
襲いかかる疲労の中、リタイア寸前で見せた底力。
標高3,000メートルの山中で繰り広げられる、選手30人の熱き人間ドラマ。

●「トランスジャパンアルプスレース」とは?
・行程/富山湾→(北・中央・南)アルプス縦断→駿河湾
・距離/415キロ
・制限時間/8日間以内
・累積標高差/2万7000メートル(富士山登山7回分)
・宿泊先/山小屋は不可。露営(テント、ツェルトなど)のみ
・幻覚、幻聴/ほとんどの選手が体験
・賞金、賞品/一切なし

●参加選手たちの言葉
「最初からできたことなんてひとつもない」(近内京太)
「逃げてばかりの人生にケリをつけたい」(秋元恒郎)
「京都消防の代表として静岡消防には負けられない」(江口航平)
「肉離れで死んだ人など聞いたことがない」(及川耕太郎)
「1日100回くらい、やめたいと思う」(片野大輔)
「完走するかしないか、この先一生の酒の味に影響する」(有吉俊博)
「おっかさん、ありがとう」(男澤博樹)
「俺の人生は、大浜海岸で終わる」(垣内康介)
「結婚してください」(鹿野颯太)
「痛いのは気のせい。身体は心が動かす」(岡田泰三)
「このレースの面白さは……あまりない!!」(望月将悟)

感想・レビュー・書評

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  • 想像を絶するレースに挑む男たちと、それを追うスタッフ。なぜこんなリアルな心の声が聞こえるのかと感心するほど。極限状態だからこそ発せられる本音や行動。ドキュメンタリーとしても十分な読み応え。

  • 開催中、ネットで選手の動きを追っていた時のことや過去の放送を思い出し、素晴らしい内容だったが、テレビなどですでに取り上げられている選手よりも、あまり日の目が当たっていない選手を取り上げて欲しかった。

  • 先日、BSで再放送を見たばかりなのでよく頭に入ってくる。本書ではスタッフについてもある程度書かれている.何と、ピオレドールの平井、中島まで山岳カメラマンをやっていたとはびっくり。
    録画したので、もう1回見直してみようと思う。

  • TJARには、どの回も甲乙つけられない驚きと感動と称賛をおぼえる。ただ作品として2012と2018どちらが面白いか? と言うと、個人的には2012である。

    その理由は、2012が純粋なレースという軸が一本であったのに対し、2018は望月さんの無補給チャレンジとトップ争いという二つの軸になってしまったことにあると思う(著者もその点について当初、思い悩んでいたことが綴られている)。

    2012もそうだったが、2018もトップ争いより、関門時間とたたかいながら進むテールエンダー達の姿に心打たれた。

  • めっちゃくちゃ面白い。前作も読みたいし、今年も放映されるようならぜひ見たい。
    超人的なレースを走る超人たちを、さもそう見せないようにする抑制のきいた筆致がすこぶる読みやすく、好みだ。
    また、主軸となるランナーはいるものの、参加者30名の一葉が収められていて、様々なドラマが展開されており、ぐいぐいと引き込まれた。

  • 日本海から太平洋までの山岳縦走の模様を、参加選手の目線にそって取材された本です。その距離415キロ。超人のレースですが、ただただ圧倒されました。皆さん、お疲れ様でした。

  • 2年間頑張り、この大会に出場でき、
    ノンフィクションのこの本にも登場させて頂きました。さて、次は何しよう

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