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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784087817065
作品紹介・あらすじ
いくつになっても、友だちはできる!
映画を通じて海外の文化を日本に紹介し続ける85歳の字幕翻訳者。
日本美術の素晴らしさを世界に伝え、広める97歳の元メトロポリタン美術館特別顧問。
東京⇔ニューヨーク。
奇跡のZoom対談。
人生の達人ふたりの“生きるヒント"がいっぱいつまったスペシャル・トーク!
映画字幕翻訳者として、第一線で活躍してきた戸田奈津子さん。
あるとき、ニューヨークで不思議なオーラを放つ女性と出会った。
彼女は、アメリカの美術界では知らないひとはいないという元コロンビア大学教授&MET特別顧問の村瀬実恵子さんだった。
村瀬さんは、50年前から、アメリカでは当時ほとんど知られていなかった日本美術の芸術性、美しさを伝えてきた第一人者。
一方、海外の文化を字幕というかたちで日本に紹介し続けてきた戸田さん。
ニューヨーク、東京をZoomで繋ぎ、人生経験豊かなおふたりによるトークで構成。
【目次】
トーク1「おしゃれ」について
トーク2「キャリア」について
トーク3「運命の出会い」について
トーク4「仕事の意味」について
トーク5「美」について
トーク6「楽しみ」について
トーク7「人との付き合い」について
トーク8「終活」について
【著者プロフィール】
戸田奈津子(とだ・なつこ)
1936年東京生まれ。津田塾大学英文科卒。映画字幕翻訳者・通訳。『地獄の黙示録』で本格的に字幕翻訳者としてデビュー。数々の映画字幕を担当。洋画字幕翻訳の第一人者としての地位を確立。ハリウッドスターとの親交も厚い。
村瀬実恵子(むらせ・みえこ)
1924年樺太生まれ。東京女子大学英文科卒。コロンビア大学美術史考古学部教授、メトロポリタン美術館東洋部日本美術特別顧問などを歴任。2010年、瑞宝中綬章。親交のあった日本美術収集家、メアリー・バークの収集をサポート。展覧会の企画、監修などでも活躍。
感想・レビュー・書評
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元コロンビア大学の名誉教授でメトロポリタン美術館特別顧問も歴任された1924年生まれの村瀬実恵子と映画字幕翻訳者の1936年生まれの戸田奈津子さんの対談。お二人とも、日本語と外国語を流暢に操って独自の世界で先駆者として、日本の文化を世界に、世界の文化を日本に、長年にわたって文化の懸け橋として活躍。
自分の足でしっかりと歩んできたお二人の言葉には、飄々としていながら悔いのない人生を送ったという自負に満ち溢れています。
まずは、元気にいきいき長生きすることですな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白く読みました。戸田奈津子さんの翻訳が好きなので図書館で借りてみましたが、対談相手の村瀬美恵子さんも存じ上げなかったけどすごい方です。ブッククラブをされているというところで本好きなんだと親近感を抱きましたが、読む本のレベルが違いすぎました。
素晴らしい日本女性のお2人でした。 -
NYの友人が引き合わせたテーマが違う二人。無理矢理対談させたのでテーマが無い。婆(失礼m(_ _)m)の井戸端話になっちゃっている。
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時代が彼女たちを創った
2人の情熱が生きる力を与えてくれる
年齢の近い、祖母に、是非勧めたい本だと思った -
女性洋画字幕翻訳家の草分け的な存在の戸田奈津子氏、そして戸田氏が友人を介して知り合うことになった村瀬実恵子氏は、コロンビア大学教授の後、メトロポリタン美術館東洋部日本美術特別顧問などを歴任した日本美術史の世界的な草分け。この80歳代と90歳代のお二人が、コロナ禍でZoomにより対談した内容が収録。
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いくつになっても友達はできるという帯に惹かれて読みました。その視点では、あまりしっくり来ませんでした。
ただ、このような歳の重ね方もあると励まされた気がしてます。 -
言わずと知れた女性初の字幕翻訳者、戸田奈津子氏と元メトロポリタン美術館特別顧問の村瀬実恵子氏のzoomでの対談。
戸田氏は85歳、村瀬氏は97歳。年齢を感じさせない前向きな日々を送っていることが、対談内容から伝わってくる。
二人とも、まだ女性の社会進出がままならない時代から、自分が好きなこと、信じることに向かって邁進してきたことがわかる。先駆的な人たちである。並大抵な努力ではなしえなかったことだろう。そして、今も人生を楽しみ、毎日を送っていることがわかる。
題名「枯れてこそ」とあるが、年を重ねても枯れず、人生を謳歌していこうと読者を鼓舞しているように感じた。 -
「おしゃれ」について
子ども時代
学生時代
キャリア」について
経歴
運命の出会い」について
運命
「仕事の意味」について
「美」について
「楽しみ」について
「人との付き合い」について
「終活」について
戸田奈津子の作品
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