激走! 日本アルプス大縦断 TJAR2022 挑戦は連鎖する

  • 集英社 (2023年4月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (300ページ) / ISBN・EAN: 9784087817355

作品紹介・あらすじ

2022年8月に開催された日本一過酷な山岳レース
「トランスジャパンアルプスレース(TJAR)」。
台風直撃! 進むか、リタイアか!?
そして自分の限界を超えられるか?
極限の人間ドラマが満載の熱走ノンフィクション!

NHK BS1で放送(2022年11月5日「不撓不屈の男たち」
および11月12日「挑戦の意味」)。
書籍化シリーズ第3弾!

●「トランスジャパンアルプスレース」とは?
・行程/富山湾→(北・中央・南)アルプス縦断→駿河湾
・距離/415キロ
・制限時間/8日間以内
・累積標高差/2万7000メートル(富士山登山7回分)
・宿泊先/山小屋は不可。露営(テント、ツェルトなど)のみ
・山小屋での飲食、食料購入は不可。
(山中で食べる食料は、町中から背負っていく)
・幻覚、幻聴/ほとんどの選手が体験
・参加選手/30名(2022年大会)
・賞金、賞品/一切なし

●「トランスジャパンアルプスレース2022」参加選手たち(年齢は大会スタート時)
大阪のレスキュー隊長、新記録を狙う最強の挑戦者/土井陵(40歳)
静岡の山岳救助隊副隊長、4連覇達成の絶対王者/望月将悟(44歳)
名門大学陸上部で挫折……誇れるものを持ちたいと奮起/石尾和貴(33歳)
海自特殊部隊から内勤に。燻る思いを完全燃焼させたい/西田敦洋(37歳)
選考会で3連続落選。それでも黙々と練習を重ね初出場/稲崎謙一郎(54歳)
メガバンク勤務。会社に行きたくない日々を経て……/坪井伸一(54歳)
「医者から見ても健康にいいわけがない」と語る整形外科医/井嶋健一(59歳)
……ほか、元DJ、ホルン吹き、刑務官、石工職人、太鼓部顧問ら計30名。

感想・レビュー・書評

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  • 『TJARの情報はどんな些細なものでも貴重』


    いつか出たいと思っているTJARに関する本、参考にできる部分があればと思い購入、読了。

    結論から言うと、読んで良かったなと。
    「トランスジャパンアルプスレース大全」と同じく、得られるモノもある&モチベーション維持に寄与する部分もある。

    やはり、TJARの情報を得られる媒体が極めて少ないので、それが得られるだけでも有益。

    大全と比較して、読み物としてストーリーに特化させている感じ。
    何となく既視感があるのは、NHKのテレビ見てる&TJAR報告書読んでる、からなのかなと(笑)

    なぜか?撮影班の話(工夫とか、苦労とか)が多いんだけど、個人的には正直そこらへんは要らないのかなと…

    あくまでもレース・選手は主人公なので、そこを主軸にするのが読み手が期待する形なのかなと。


    以下、印象に残った内容。

    P12、距離はフルマラソン10回分、登りの高さは富士山登山7回分
    →パワーワード笑、でも確かに

    P19、ラインオリエンでのフラッグ位置特定試験、場所が分かりにくい場合は「山頂などの分かりやすい場所へ行き、そこからフラッグの地点までわざわざ戻る」手法もある、土井さんも使う
    →引き出しとして知っておく

    P19、2022年は足首捻挫測定での固定の課題、伸縮性があるテープはムズイとの見解
    →同じ結論に辿り着いていた、覚えておく

    P23、筆記試験の問題あるーー、すげーーーー笑、参考にする笑、難しくこねくり回した問題ではなく、一般的な登山検定にも出そうな問題かな、という印象

    P36、間瀬ルート、多くの選手はここを通る
    →抑えておく

    P40、土井さんは最初のロードでキロ6、早過ぎ笑

    P91、望月さんのここのセリフ、「完走できるのって当たり前じゃん」とそうなってるのは違うと思う、絶対王者でもレース中はキツい&気持ちが揺れるほど辛いというのが分かる部分

    P98、井出選手のセリフ、『「これはダメだ」となると、すぐらめちゃうじゃないですから。そんなのは、なしでしょつって!』
    →トランスジャパンのあり方を象徴するセリフ、必ず無事に下山する

    P115、土井さんのスピードにより出来たパワーワード「1日1アルプス」
    →心に刻む笑

    P116、TJ主催のトレーニングキャンプがあるらしい
    →調査する

    P118、市ノ瀬では機器の充電もできるとのこと
    →知識として

    P120、土井さん、南アルプスまで来て、睡眠時間合計2時間はエグい笑

    P120、土井さんの対策、南アルプスのツダ植物へのゲイター

    P142、眠さ対策、まとまった時間で寝る
    →参考に

    P155、田中さんのツッコミ、I'mバックの文字細い、ワロタ笑

    P208、濡れたウェアで寝たら一睡もできない、必ず替えを
    →同じ作戦、改めて認識

    P229、野田選手の練習、非常階段50往復笑

    P251、保田さんのゴールシーンは確かに感動する、あとお母さんの言葉、「人って変わるんですね」

    P262、井嶋選手のご家族、完走→力走、面白い笑

    P273、ヒルがいるショートカットルート、富士見峠までをショートカットとのこと
    →要調査

    P280、吉川パイセンの名言を心に刻むべし笑
    ・リミットって、自分が作っているもの。それは強い目標ができれば取っ払える
    ・自分が楽しいと思えることをして毎日生きると、いつ死んだとしても人生楽しかったなと思えるんじゃないでしょうか
    ・苦労しないで終わる人生がいいか、いろんな目標を持って、失敗とかもして、激動の人生を過ごして最期を迎えるのがいいのか。それぞれだけど、私はいろんなことやったなと思って死にたい


    <内容(「BOOK」データベースより)>
    2022年8月に開催された日本一過酷な山岳レース
    「トランスジャパンアルプスレース(TJAR)」。
    台風直撃! 進むか、リタイアか!?
    そして自分の限界を超えられるか?
    極限の人間ドラマが満載の熱走ノンフィクション!

    NHK BS1で放送(2022年11月5日「不撓不屈の男たち」
    および11月12日「挑戦の意味」)。
    書籍化シリーズ第3弾!

    ●「トランスジャパンアルプスレース」とは?
    ・行程/富山湾→(北・中央・南)アルプス縦断→駿河湾
    ・距離/415キロ
    ・制限時間/8日間以内
    ・累積標高差/2万7000メートル(富士山登山7回分)
    ・宿泊先/山小屋は不可。露営(テント、ツェルトなど)のみ
    ・山小屋での飲食、食料購入は不可。
    (山中で食べる食料は、町中から背負っていく)
    ・幻覚、幻聴/ほとんどの選手が体験
    ・参加選手/30名(2022年大会)
    ・賞金、賞品/一切なし

    ●「トランスジャパンアルプスレース2022」参加選手たち(年齢は本大会当時)
    大阪のレスキュー隊長、新記録を狙う最強の挑戦者/土井陵(40歳)
    静岡の山岳救助隊副隊長、4連覇達成の絶対王者/望月将悟(44歳)
    名門大学陸上部で挫折……誇れるものを持ちたいと奮起/石尾和貴(33歳)
    海自特殊部隊から内勤に。燻る思いを完全燃焼させたい/西田敦洋(37歳)
    選考会で3連続落選。それでも黙々と練習を重ね初出場/稲崎謙一郎(54歳)
    メガバンク勤務。会社に行きたくない日々を経て……/坪井伸一(54歳)
    「医者から見ても健康にいいわけがない」と語る整形外科医/井嶋健一(59歳)
    ……ほか、元DJ、ホルン吹き、刑務官、石工職人、太鼓部顧問ら計30名。

  • 2022年TJARの取材が良くわかる。
    2時間並走するとか、カメラマンも凄すぎる!

    今年の放送も正月位にあるのかな~、楽しみ

  • 富山から日本アルプスを越えて静岡まで400キロを8日以内で駆け抜けるというめちゃくちゃなレース。
    賞金も賞品もなく、他人に大々的に知られることもないが、日々の生活や仕事をしながら着々とトレーニングを積んで挑む人たちがいる。その懸命さには心を打たれる。
    参加者たちが何に突き動かされてこの気狂いじみた挑戦に至ったのか、レース中何を考えているのかなどが取材されている。

    ★実際に山登りをしない人は映像作品から入った方が具体的な状況がよくわかると思う。
    山登りをする人は参加者の超人ぶりや辛さや達成感も(その人なりに)想像できるので没入できるのではないか。

  •  2022年TJAR(トランスジャパンアルプスレース)を報道する立場の著者が、選手と報道スタッフの行動や心情の揺れを記録した1冊だ。選手はもちろん、報道スタッフの尋常ではない情熱が伝わってくる。いや、感動した。

     報道スタッフも平出和也さんはもちろん、過去にTJAR選手として活躍された方々等、選手に劣らない身体能力と情熱を持ち合わせ、TJARをつくっているんだな。

     この本を読んでTJAR出場を目指すぞ!と言いたいところだけれど、それはそれ、これはこれとして、だな…。

  • TJAR2022年のテレビ方法を深堀したノンフィクション。参加者一人一人の並々ならむ決意に感服した。出場者すべてが勝者だ。

  • 群像劇のスポーツドキュメントとして、最高峰の一冊だと思う。

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