BASTARD GUARDRESS 萩原一至 illustrations 全2冊

  • 集英社 (1995年7月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784087820072

感想・レビュー・書評

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  • 画集と単行本未収録のコミックがセットになった豪華な画集です。

  • 萩原一至画集。初期読み切りと設定集と、イラスト集の2冊構成です。
    1995年発行か。その頃は、季刊だったけど連載は進んでいた時代ですな。確か。箱舟での天使たちとの戦いが佳境に入っていて、D.Sの復活どうなるどうする?の頃だったかと思います。四大天使も降臨していたっけ?あそこの天使たちとの戦いは、下級天使と互角以上の戦いを繰り広げられるようになってノリノリだったところで、中級天使のパワーとヴァーチャー降臨で敗北濃厚みたいな感じになってからのミカエル降臨で、全滅必至になった勢いがたまらなく好きでした。大技連発からの、無慈悲な力で蹂躙される、という絶望感。とりあえず会話でしのごう、というラーズの戦術も良かったですね。メガテンやってるみたいで。
    ダンジョンイケイケ攻略中のパーティーが、フロア変わって初エンカの強敵に1ターン目ボコられて、慌ててTALKで逃げようとするも失敗してパトラッシュ、というメガテンの様式美です。似た状況でTALKすらできない世界樹の鬼畜さよ。

    閑話休題。

    イラスト集の巻頭の折り込みのポスター。JC旧18巻のカバーのやつです。あれの全容初めて見た。レズサキュバスがいるの知りませんでした。彼女は小説の「黒い虹」の関わるのですが、小説本編にいたかしら?ビジュアルは挿絵にいた気がするけど、本編に絡んでいたかと言われると記憶が曖昧。読んだのは10年?20年?前のことだしなぁ。「黒い虹」も途中で終わっているような覚えがあります。
    なにかと多いぞ、そういう展開。

    画力が足りない、多くのライバルに追いつきたい。の一心で漫画家としての向上心を持ち続けているのはいいです。ただ、その結果が漫画が進まないというのは本末転倒ではないかと、連載再開をいつまでも待ち望んでいる身としては思ってしまいます。
    完全版2巻で、フル修正みたいなことをした時に、このレベルの修正するんじゃあ連載滞るのも無理ないね、なんて思っていたのも懐かしい。
    ジャパニーズSFファンタジー漫画として、金字塔の一つの「BASTARD‼︎」。あと残された作業は完結させることだけなんですよ。ゆっくりでいいので、歩みを読者に届けてほしいです。『ベルセルク』のように絶筆後に、友人やアシスタントの手で完結まで持ってゆくということにはならない、というかできないと思うので。

    作者本人の元気な姿は、Youtube等で拝見することもありますので、続きをお願いします。何卒。

  • 画集と短編集です。

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