友だち以上 (愛蔵版コミックス)

  • 集英社
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感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087824254

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすい短編集。
    登場人物に学生が多くて若い感じ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      何だか不思議な感じがする絵ですね。。。
      何だか不思議な感じがする絵ですね。。。
      2012/05/24
  • 女贔屓目線ではあるけど、流石です

  • この中だとわずか5cmが一番好きだった。
    就活は超氷河期だったけどわりと簡単に決まったので、この子達のような思いは完全に理解できてるとは思わないけれど、あの時の焦燥感って独特で。
    でも、友だち以上の人がいるって時点で、この中の主人公たちは、私と違う世界の人だ。

  • 女性コミック特有の面倒くさい感じが
    鼻についた

    いくえみ綾や鳥飼茜はそういうのない

    でも

    ①「蚊帳の中2」のラスト

    「やっぱり別れよう」
    キスをしたらわかった

    ②「かくれんぼ」

    「一応あやまってみる?」
    「…ごめん」
    「いいよ…」
    あやまられちゃった

    ってとこは良かった

  • 愛してないものに6万円も出したのはじめてだよ………

  • もどかしいなぁ。短編だから仕方ないけどね。蚊帳の新太くん話がこの中では好きかな。

  • わずか5センチのコタツの足を間に挟んだまま…。

  • ある年代の、ある経験をしたことがあるオンナノヒトにだけ通じるのかもしれない。
    この上なく甘美で、退廃的で、切なくて、しょーもなくて、至高で、純粋でいて不純な感情。
    なにより官能的なのは、そのせめぎ合いなんだ。
    一線を越えてしまったら途端にそれはチープな名前で、定義づけられてしまうんだから。

  • 目の保養に。

    話の内容は、おかざきさんの作品にハズレはないですが、
    いかんせんオンナのヤなところを突き付けられ、自分もまた女である事実と向き合わなくちゃいけなくなったりするので、

    嫌な気分になることがありますw尊敬をこめて言ってます。


    この本のお話の中で、リクルートスーツセットに6万かけた登場人物が、

    「愛のないものに6万もかけるなんて」的なことを言っていたんですが、



    まさにわたしもこの漫画を買ったその日に、
    一週間後に差し迫った同僚の方の結婚式のためのワンピースセットを5万かけて購入したばかりで、全く同じ感想を持っていました。


    というのも。


    同僚の方が男性なので、男性側に参列する女としては、控えめな格好で行ったほうがよいかと思い、


    ワンピースやらドレスやらを売ってる店で、
    「できるだけ地味で目立たないワンピース下さい。」を店員さんに物申したところ、店員さんに全力で否定されたばかりだったから…です。


    言葉が足りないので説明をもう少し。

    店員さんは、
    「お客様、控えめな格好をご希望でも、お祝い事の席です。許容範囲内で華やかなものを選んでみては?」
    「女であることを楽しみましょう。」

    というようなことを、言ってくれたんですよね。

    「あぁ、そうだ。服ってそうやって選ぶものだったっけ。」と、ふとそう思いました。


     社会人になって、
     より目立たないものを、より地味なものを、という基準で、わたしは服を選んでいました。自分なんか、きれいに見せるべきではない、仕事に関係のない装飾なんて、必要ない、と。

     教員という職業柄。目立つものを身にまとえば、叩かれるような職場に一時いたころより、わたしは、服装をそのように考えて選んでいました。


     大学時代の友達は、一様に私の格好を見て驚きます。「あんたは、そんな人間じゃなかったはずだ。」と。
     大学時代は、服を着たり、買ったり、選んだりすることが、本当に楽しかった。


     でも。結婚式の主役は、お嫁さん。同僚としていくならば、同僚の方の雰囲気に合わせるべきだし、そこに個性なんて、いらないでしょう。


    隣の試着室で、ワインレッドのドレスを着た女が、連れの男に褒められていた。

    それを横目に、私は結局、黒のワンピースに、ベージュのジャケットを購入。


    好きかどうかなんて、どうでも良くて。

    愛のないものに、わたしも5万費やした。


    わたしは、何が着たかったのかな。

    シャンパンゴールドのウエストにギャザーの入ったワンピース。
    オリーブ色の竹の少し短めのシフォンのワンピース。
    濃い目の紫も、きっと私に似合う。


    イメージは、あるんだ。でも、イメージに合うものは、なかなか見つからないよね。


     もっときちんと、自分の着たい服に向き合いたいと、そう思いました。

  • 友だち以上、でもちょっとそれだけの
    曖昧な関係の物語。
    あるなーなんかこの感じわかる気がするなーという。

    2013.4.10読了

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著者プロフィール

1967年長野生まれ。関西育ち。多摩美術大学卒業、博報堂制作局入社。デザイナー、CMプランナーの仕事に携わりながら漫画家デビュー。2000年、結婚を機に退社。現在3児の母。代表作に『渋谷区円山町』(集英社)、『サプリ』『&—アンド—』(ともに祥伝社)など。

「2012年 『だって、女子だもん!! 雨宮まみ対談集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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