地獄のアリス 3 (愛蔵版コミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 151
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087824544

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  • 荒廃し、水源を巡り、銃を頼りに生活する世界。
     狙撃技術は砂漠一といわれる少年シュウと少女型アンドロイド“アリス”の活躍を描いた漫画。
     松本次朗さんの描く少女達は可愛らしく、エロティックで目が離せません。
     少年シュウも一級の狙撃技術とは裏腹に、銃撃戦になるような近距離では発砲すら出来ないアンバランスな戦闘能力(もちろん格闘能力は皆無)。“悪党を撃ち殺す”をスローガンに容赦無く標的を撃ち抜く歪な性格設定。

     アリスの不調と混乱した街に嫌気がさし、抜けだそうとする少年シュウ。
     しかし隊長を崩して熱にうなされる少年シュウはマキルダに自分の過去を語る…回想シーンが描かれています。

     少年シュウの回想シーン後半戦が気になるシリーズ三巻目です。

  • 少し壊れた凄腕スナイパー少年シュウの過去が明らかになる第三巻。
    流れ者の盗賊団のオトリ役として働くシュウは、砂漠一のスナイパーである父ヒカルから、"何もやるな、何も考えるな、何も見るな"と絶対服従を強いられていた。そんな中、コミューンの食堂に働く売春婦ヨーコとの関係を通して、徐々に今の自分や周囲への疑問が芽生えてきて。。。
    どこか壊れた人々の日々は続く。

  • 松本次郎版『世紀末伝説』。
    イカレてて、猥雑で、だけどなんだかPOPな地獄。
    スナイプ以外はへなちょこなシュウの過去のトラウマが語られます。
    でもどんな悲惨な経験があったとしても、この世界ではよくあることで、同情なんてないんだろうな〜。
    そこらへんが面白いのですが。

  •  相変わらず独特な枝。雑なような、描きこんでいるような。
     主人公・シュウの過去編突入です。また、アリスの存在そのものに踏み込み始めてきました。シュウはそれを知る由もないわけですが。
     なんかお下劣なシーンが多かったです。と同時に、シュウの幼心を踏みにじるような場面も。ある。なんともいえない。

  • 主人公の過去編となる。相変わらず読ませる。続刊を待つ

  • うっかり食堂のツナ缶食べたい。

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著者プロフィール

松本次郎(まつもと・じろう)
漫画家。『フリージア』『女子攻兵』『いちげき』ほか。

「2020年 『ピエタとトランジ <完全版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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