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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087831405
感想・レビュー・書評
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ハワイの大学に通う学生だった著者が20世紀の終わりころのミャンマー紀行。2014年にミャンマーを旅して以来、どことなく惹かれているこの国。政情不安やロヒンギャ問題などもあり一筋縄でいかない感じはするけれど、この国の豊かな素朴さが懐かしい。きっと著者も同じような思いでミャンマーを捉えているのではないかしらん。特別すごいことが起こるわけでない、たんたんとした数日間を綴っているだけで、印象的なエピソードとすぐ挙がるものもないのだが、そのゆるやかな感じがいい。文筆家として鳴らす前の著者の筆というのもいいのかもしれない。
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