- Amazon.co.jp ・マンガ (346ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087850031
感想・レビュー・書評
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深見じゅん著『ぽっかぽか 3』(集英社)
1995.8発行
2017.12.18読了
子どもを作れと無神経なことを言う人や、逆に、変な気を使われてしんどく思いをすることもある。吉田さんは本当に凄い人だと思う。少し『八日目の蝉』を思い出させる。「うんどうかい」の話で、いつもは飄々としている麻美が心の葛藤を見せ、半分冗談で「一生大事にしてくれ」と慶彦に抱きつくシーン。肝心な部分を見せようとしない所は、麻美の強さでもあり、弱さなのかもしれない。本書の白眉はやはり「抱きしめて」の話だろう。指切りの約束はきっと果たされないだろうけれど、その時は本当にそう信じて約束した。その気持ちだけでもう胸がいっぱいになる。
URL:https://id.ndl.go.jp/bib/000002421954詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
202011/全15巻まとめて再読。みんなこういうふうに相手を思いやって愛し合っていければいいのにね。タイトル通りぽっかぽかな物語、だけど虐待やネグレクト、悩む母親等も描かれていて胸が痛むつらい話も結構多い。園長先生が素晴らしい…。現実にも悲しいニュースが多いけど、取り上げられることはなくても人知れず必死で頑張っておられる教育者の方々も大勢いるんだろうな…。
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何気ない日常も田所家では楽しみにみちあふれています。家族3人の日常を描いた心あたたまるストーリー