陽の末裔 5 (コミックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087850123

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに読んでみた。
    太平洋戦争の真っただ中のお話~戦後となりました。
    このマンガを最初に読んだ高校卒業頃にはわからなかったことが、今読んでやっとわかるようになりました。

    特に、「女を武器にしてのしあがった」と批判された咲久子のことを卯乃は
    「彼女は生まれながらの太陽だった」と言った意味。

    1~4のこれまでの流れを見ると、「女を武器にして」は否定できないとしても(事業のための人脈作りに関して)、自分の尊厳までは売り渡してはいないし、どんなことがあっても、すべて失くしたとしても、「自分は自分」であり続けたというのはまさに卯乃が言うように太陽だったと言えるのだろうと思います。

    すべてのものを糧にして、自ら輝く太陽・・・そんな女性になりたいな。

    若い頃は卯乃派でしたが、今は咲久子の大ファンになりました。

  • 実は1,2巻が手元になく、読んでいない。それでも巻末の年表や先に読んだ「新 回顧的洋食事情」の記憶から、未読の部分もある程度は補うことができた。市川ジュンの描く自立した女性たちは本当に素敵だと思う。「陽」が使われている意味が、これを読み終えて理解することができた。2012年4月19日初読。2012年10月27日再読。

  • 図書館の本

    内容説明
    昭和6年。夫の異母弟・京也の子を産んだ咲久子は、船の難破で夫を失う。卯乃は婦人運動のため特高に捕まり、夫は赤紙に連れ去られる。しかし、どんな苦境においてもふたりは振り向くことなく、常に前へと走り続けていた。近代日本を描ききった未曾有の大河ドラマついに完結!

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