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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784087860115
作品紹介・あらすじ
お金と強運を引き寄せるユダヤ5000年の叡智
ユダヤ人社会の根幹をなす口伝律法「タルムード」由来の説話の数々を、国際弁護士で自らユダヤ教に改宗した著者が紹介し、世界の現状に即して解説。サバイバルの極意が、タルムード哲学にある。
感想・レビュー・書評
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作者男性は、50歳を過ぎてから
ユダヤ教に改宗した日本人。
なんでまたぁ~?
と思いながらも読んでみたら、
深い内容に胸を打たれました。
ユダヤ人といえば
ドイツのナチスに迫害された民族
というイメージが強いけど、
もっとはるか昔から迫害、虐殺を
され続けた辛い歴史を持つ。
ユダヤ人は、
とっくに消えていてもおかしくなかった。
でも生き延びてきたのは、
困難を乗り越えるための哲学が
深くユダヤ人たちに根付いているから。
この命を、あきらめない。
そんな哲学を
この本の中でわかりやすく
説明しています♪
ユダヤ人は、教育に熱心だそう。
それは、
教育や知恵は財産という考え方だから。
迫害の危険で、目に見える財産は
奪われるかもしれない。
だからこそ教育に力を入れる。
日本人の母が一番子供に言う言葉は
『ダメ』という断言。
考えないぐせがついてしまう。
うっ···その通りですぅ···
猛省している日本人母が
ここにひとりいます···
ユダヤの母が子供に
一番多く投げる言葉は、
『why?』
まずは行動させて、
なぜそうしたの?と質問。
子供が自分で答えを見出すまで、
親は答えを教えない。
どうしたらリスクを最小限にするか
子供自身で考え、工夫していく。
考える力は、生き延びる力。
小さい頃からこんなふうに育てたら
どんな大人になるんだろう。
家庭での教育について、
いい学びを得ることができました☆
また、
本書の最後、
人生を楽しむための実行集を紹介。
ここのページに凝縮されている内容、
グッときて涙出ました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世界で最も多くの成功者を輩出しているユダヤ人。
その成功の秘密が「タルムード」にあったーーー。
読んでいて、思わず手が止まるような衝撃の連続だった。
たとえば――
「小さな儲けにとどめよ」
「好況のあとには不況が必ず来る」
「小さな苦労・小さな我慢を体験させる」
これらの教えは、すべて物語とセットで語られ、子どもにも理解しやすく、心に深く残る。
また、ユダヤ人家庭での読み聞かせの仕方にも驚かされた。
登場人物の行動について「なぜそうしたのか?」「ほかにどんな選択肢があったか?」と、常に子どもに問いかけながら進める。
正解をすぐに教えるのではなく、子どもの意見をじっくり聞き、考える力を養っていくスタイル。
中でも心に残ったのは、
「ユダヤの母親が子どもに多く掛ける言葉は『WHY』である」
という一節。
これからの子育てにおいて、私自身も子どもにたくさん「なぜ?」を問いかけ、思考力を育てていきたいと強く思った。
成功のエッセンスが詰まった本書は、社会人としても多くの学びがあるが、子育て中の親にこそ読んでほしい一冊。
教育とは何か、考えるとはどういうことか、成功するためにはどうすればいいのか、大きなヒントがもらえる一冊。 -
ユダヤ人の起源はおよそ5000年前だとされている。
ユダヤ人は多数の迫害、多くの犠牲を受けてきたにも関わらず世界各国に現存し活躍している。私は何故ユダヤ人が現在に至るまでその本質を発揮し得るのか、本書を読み腹に落ちた。彼らは産まれながらに母親から生きる術を代々教え継がれてきたのだった。その教えはタルムードとして現在まで教えられている。またお子さんにも理解出来る内容で面白い。 -
マクドナルド創設者の藤田田さんの「ユダヤの商法」を読んでから、ユダヤ人のことを知りたくて、この本を読んでみました。
めちゃくちゃためになりました❗
日本人も負けてはいられません❕
ぜひぜひ、みなさんも読んでみてください。 -
短い物語だと頭に入ってきやすいし、覚えやすいし引用しやすい。
歴史の積み重ねとそれを受け継ぐ大きな流れが今のすごいユダヤ人を作っているんだと思った。
読んでよかった。 -
ユダヤ人やユダヤ教への偏見が減り、それどころか羨ましくも感じた本でした。
ユダヤ人に成功者が多いことは周知の事実で、私も知ってはいましたが、その原点が「タルムード」にあるんだと納得できました。
たかが宗教の教えかもしれませんが、その教えはすごく深く、そして教えを代々と受け継いでいける親たちもまたスゴイなと羨ましく思った部分でした。
人生におけるリスクの取り方
生き方
考え方、考える力
こういったものを小さいころから、「自分で考えさせる教育」というのをしているユダヤの方たちだからこそビジネスでも成功すると思わずにはいられません。
大人になった今でも、簡単な物語に込められた意味を考えていくのは小さなころからやってきていないと難しいものでした。
厳正なユダヤ教の方たちの生活や神に対する考え方まではマネはできませんが、それ以外の部分では勉強になる本でした。 -
為になる教えが詰まった一冊。
タルムードの絵本があれば子供に
読み聞かせられていいなと思いました。 -
タルムードを日本人への批判的精神によって訳された本。
善と悪は手を取り合って行動する。一度も手を離したことはない。 -
日本人に馴染みないユダヤ教について、説話を紹介しながら、現在の日本の状況を交えて記されています。他の方のレビュー同様、日本へのディスりが多いように感じますが、納得する部分も多かったです。ユダヤ教の知識0の私でも、読みやすく勉強になりました。
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ひねくれている自分には合わない本だった。
ひたすら日本をディスって、マウントをとっている。
リスクの取り方については理解できる内容も、もちろんあったが、根拠があるのかよくわからないような日本の批判も入っていたので、終始もやもやした。
あと、世界で成功しているユダヤ人が、みんながみんな筆者のいうところのユダヤ人的な考え方を本当にもっているのかなと思いました。
筆者と私の価値観の違いかと思うので、価値観が合う人には、面白い本なんだと思います。
著者プロフィール
石角完爾の作品





