ユダヤ人の成功哲学『タルムード』金言集

著者 :
  • 集英社
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感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087860115

作品紹介・あらすじ

ユダヤ人成功者の先見の明やリスク判断力は、「タルムード」の叡智で磨かれていた。

感想・レビュー・書評

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  • マクドナルド創設者の藤田田さんの「ユダヤの商法」を読んでから、ユダヤ人のことを知りたくて、この本を読んでみました。
    めちゃくちゃためになりました❗
    日本人も負けてはいられません❕
    ぜひぜひ、みなさんも読んでみてください。

  • 短い物語だと頭に入ってきやすいし、覚えやすいし引用しやすい。
    歴史の積み重ねとそれを受け継ぐ大きな流れが今のすごいユダヤ人を作っているんだと思った。
    読んでよかった。

  • ひねくれている自分には合わない本だった。
    ひたすら日本をディスって、マウントをとっている。
    リスクの取り方については理解できる内容も、もちろんあったが、根拠があるのかよくわからないような日本の批判も入っていたので、終始もやもやした。
    あと、世界で成功しているユダヤ人が、みんながみんな筆者のいうところのユダヤ人的な考え方を本当にもっているのかなと思いました。

    筆者と私の価値観の違いかと思うので、価値観が合う人には、面白い本なんだと思います。

  • ユダヤ人やユダヤ教への偏見が減り、それどころか羨ましくも感じた本でした。

    ユダヤ人に成功者が多いことは周知の事実で、私も知ってはいましたが、その原点が「タルムード」にあるんだと納得できました。

    たかが宗教の教えかもしれませんが、その教えはすごく深く、そして教えを代々と受け継いでいける親たちもまたスゴイなと羨ましく思った部分でした。

    人生におけるリスクの取り方
    生き方
    考え方、考える力

    こういったものを小さいころから、「自分で考えさせる教育」というのをしているユダヤの方たちだからこそビジネスでも成功すると思わずにはいられません。
    大人になった今でも、簡単な物語に込められた意味を考えていくのは小さなころからやってきていないと難しいものでした。

    厳正なユダヤ教の方たちの生活や神に対する考え方まではマネはできませんが、それ以外の部分では勉強になる本でした。

  • 為になる教えが詰まった一冊。
    タルムードの絵本があれば子供に
    読み聞かせられていいなと思いました。

  • タルムードを日本人への批判的精神によって訳された本。
    善と悪は手を取り合って行動する。一度も手を離したことはない。

  • 変人の本ほど示唆知見に富んでる。
    ただ、おじいちゃん特有の決めつけがすごい。自戒する。

  • ■マインド

    1.ノーペイン・ノーゲイン(犠牲なくして成功なし)。何も失わず、楽して成功することなどあり得ない。すなわち、自己犠牲なくして成功は得られない。

    2.幸福と幸福感とは別のもの。不幸なことも別の角度からみれば幸福感で満たされることもあると考える。

  • 作者は日本人だったがユダヤ教に改宗しており、日本とユダヤの比較が多い
    おじいちゃんの日本ディスや偏った日本観があちこちにちりばめられていて読むのに苦労する
    弁護士として極端な日本人とばかり関わってきたのかな、と慮ったりしてみたが、日本をディスる際に出してくるデータがどこ情報よって感じ
    後半にようやく建設的な意見を述べてくれる
    タルムード自体は「なるほどな」という話と「何言ってんだ?」が半々くらい

    ノーペイン・ノーゲイン
    好況の後には不況が必ず来る
    お金を借りた者を惨めに扱うなかれ
    土地は神が与えたもうもの
    小さな儲けにとどめよ、最小リスクで最適効果の積み重ね
    財産を見せびらかすと身を滅ぼす
    正直な生き方にお金は宿る
    懸命で賢明な生き方(ウィズダム)こそお金を引き寄せる
    対価(犠牲)なしで賢明さは身につかない
    人のためにお金を使えば長く幸せになれる

    しつこい交渉と少しの成果の積み重ね(漸進主義)
    権力者にも臆するな、日ごろから議論の勉強を積め
    口こそ最大の武器である、プレゼン力を磨け
    疑問を持ち考え続けることは叡智の源泉になる(No,because...)
    内製化は危険、サブコントラクト化とブラックボックス化
    過剰な用心は良い結果を生まない
    「心配」ではなく「適性なリスク分析」
    リスクコントロールとリスク分散、損切り
    企画・立案にダイバーシティを
    人とお金を動かす仕組み(プラットホーム)を作る
    好調な時こそ苦境への準備をせよ
    うまくいっている時こそ別の道を模索せよ
    レハレハ(すべてを捨てて新しい土地へ行け)
    ゼロに戻った時こそ新たな自分に出会えるチャンスだ
    最悪の事態はそれよりもっと悪いことから救ってくれることかもしれない
    多くの失敗を分析することで成功に導かれる

    神の視点で物事を考えよ
    情報は疑って見よ、思考停止が判断を誤らせる
    善と悪は別々に存在しない、いつも一緒にいる
    命を奪えるのは神のみ
    決してあきらめずに起死回生の一打を必死で考え実行せよ
    目に見えないものこそ大切なもの
    グルメに走る者は神を忘れる者
    幸せは単調な今の中にある
    幸福と幸福感は別のもの、幸せの価値を見極める
    「教育すること」を教育する
    子どもに苦労を教える
    子どもに教えるリスク分散、答えは子ども自身に見つけさせる
    子どもの個性を大切にする、横並び教育の重大な問題点
    「形のないもの」に目を向ける、知的価値は物的価値に勝る
    今も生きる助け合いの精神、持続してこその相互扶助

  • ダルムードを理解して生活に活かそうというまでは納得出来る部分も多々あり、日本人とは違う価値観で物事を考える部分も受け入れられる。
    しかし著書が随所にユダヤ教を推奨し日本人を小馬鹿にしているように感じてしまうのが不快だ。

    しかし勉強になる事は間違いないので星は3つです

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