タニアのドイツ式整理術・完全版 モノ・情報・時間の持ち方・しまい方・考え方

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087860177

作品紹介・あらすじ

自分の空間に合った量のモノしか持たないのが理想。モノが片づくと、不思議に心も落ち着きます。

感想・レビュー・書評

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  • 前半の「モノ編」より考え方の「情報・時間編」の方が内容が濃くておもしろい。
    ・誕生日のお祝いは、日本とドイツでは大きな違いがある。日本では誕生日の人をまわりの人が祝ってあげて食事をごちそうしたりしますが、ドイツでは逆。誕生日を迎える人が、まわりの友人にいつもお世話になっているということで、みんなを招待する。
    ・人とのつきあい方…数年前から始めたのは読書会&ランチ。最近読んでおもしろかった本をお互いに紹介し合い、これぞという本があればみんなで読み、会えない期間はメールでもやりとりしながら、本も郵送し合います。自分1人では出会えなかったたくさんの本に巡り合え、みんなの感想を聞けたりして、世界が広がる。
    ・1週間単位のリズムで気をつけているのは、ドイツ人を見習って日曜日は仕事をなるべく入れないこと。日曜日は家族と過ごす時間です。夫と二人で早めの時間からウォーキングに出かけ、途中でランチを食べ、家に帰ったら午後は軽くお昼寝してのんびり過ごします。

  • 全て取り入れることはできないけど、夜は間接照明としてライトを落とす、掃除を習慣にすることはメンタルを整える意味でも重要だと思うので取り入れていきたい。

  • ザーッと読んだ本

  • 2012年発行の本で、10年以上経った内容になるけれどもあまり古くささがなく、参考にできる部分が多い。
    著者がどんなお宅に住んでいるのか、前半は文章だけの説明が多く、正直あまりピンとこなかったが、中盤で写真のページがあり、文章の説明とあわせて具体的にわかりやすく得心がいった。
    生活のリズムやルーティン、規律、整理整頓を重んじるドイツ人の知恵やエッセンスも感じられる一冊です。

    タニアさんの
    ・家庭料理は毎日最高においしい必要はない(普通においしくいただいて栄養がとれればいい)
    ・家庭料理は毎日味が違うからこそおいしい
    ・忙しかったり疲れていたりするときにお惣菜やお弁当を買ってきたら、料理をお皿に移したりせず、買ってきたまま食べる(とことん横着する)

    …など、肩ひじはらない考え方には大いに賛同します。

    お惣菜のくだりは、普段きっちりされていそうなタニアさんでもそういう日があるのかとホッとしたり笑
    私も疲れてお惣菜の日があるけど、うちの家族はいい意味で鈍感なのか、買ったまま出してもつべこべ言わず食べるのでありがたい。「明日はご飯作ろう!」と思えます。


    【参考になったところ、真似したいところ】
    ・毎日15分と決めて部屋を片づける。時間が経ったらやめる。片づけを生活のルーティンに組み込む。
    ・リラックスするための間接照明やキャンドル
    ・書類はカテゴリー別に分けて時系列順に
    ・自分用のレシピノート(材料と味つけの配合だけメモる、工程が複雑なものは工程も)
    ・スケジュール帳とは別に必要な情報を一冊にまとめるノート
    ・一日、一週間、一月、一年のルーティンを大切に
    ・サラダを作るときは、生のもの、茹でたもの、焼いたもの、食感のあるものを組み合わせる
    ・生活の中で筋力を鍛える

  • ちょっと古いかな。
    とはいえ「あまりものを持たない」という考え方は学びたいと思います。
    けれどもあまりに上流階級な暮らしで、私からは憧れでしかないなあ(要は日本で実現するの難しそう、という意味です)

  • ライフスタイルとしての整理術。
    ノウハウというより1つのライフスタイルを楽しむ本。


  • 人生の半分は整理整頓
    家具は少々高くても一生ものを買う
    時間を決めて片付けをする
    モノは使う場所の近くに収納

    家を持ったら、無駄のない動線にものを置き、整頓を戦略的に考えたいと思った。

  • 蠢?ヲ∵怙菴朱剞縺ョ濶ッ縺?黄繧帝聞縺丈スソ縺?→縺?≧繧ケ繧ソ繧、繝ォ繧剃ク?雋ォ縺励※險倩シ峨?ゅさ繧ケ繝代?濶ッ縺?黄繧定イキ縺?鋤縺医↑縺後i菴ソ縺?せ繧ソ繧、繝ォ繧偵@縺ヲ縺?k縺、繧ゅj繧ゅ?√■繧?▲縺ィ謾ケ繧√k縺阪▲縺九¢縺ォ

  • 習慣は合図によって作られる(メールチェックが掃除の合図、的な)から、その合図を変えてしまえば習慣を変えられる、っていうのが目からウロコだった。あとはドイツ人の、毎日のルーティンがしっかり作られていて、その時間までにやるべきことを集中して終わらせるところとか、個々の生活を一番に考えている文化が確立されてる感じがすごく好きだった。自分の誕生日は、お世話になってる人に感謝する日だから全部自分で準備するらしい。それも好き。

  • なんとなく心が散らかっているので再読しました。タニアさんの語り口が優しく穏やかで好きです。わたしもなんだかんだ先延ばしにしてしまうのですが、そうしても決断が楽になるわけではない、が今回は心に留まりました。ちゃんと考えて生きないとな。心も体も重い気がするので整理します。

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著者プロフィール

門倉多仁亜
1966年生まれ。ドイツ人の母、日本人の父をもち、ドイツ、日本、アメリカで育つ。国際基督教大学を卒業後、外資系証券会社に入社。東京、ロンドン、香港で勤務する。結婚後、夫の留学のために再びロンドンへ。長年興味のあった料理とお菓子を学ぶために、ル・コルドン・ブルーへ入り、グラン・ディプロムを取得する。帰国後、料理教室をはじめ、現在は鹿児島県在住。雑誌や書籍などで料理やドイツのライフスタイル全般を紹介する仕事をしている。著書に『ドイツ式暮らしがシンプルになる習慣』『365日の気づきノート』(ともにSBクリエイティブ)など多数。

「2021年 『心地よく、ていねいに、ゆとりを楽しむこれからの暮らし方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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