伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人の10の違い

  • 集英社 (2012年7月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784087860214

作品紹介・あらすじ

20代の可能性に火をつけるバイブル誕生!
20代で仕事を通じてチャンスをつかんでいち早く突き抜け、伝説と呼ばれる他に代え難いビジネスパーソンになるための10の違い。話題の新人研修講座をわかりやすく書籍化。若い社会人必読の一冊!

感想・レビュー・書評

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  • 気付き
    ◎スタートダッシュが何より肝心
    →チャンススパイラルにいち早く乗る
    →慣らし運転不要。スタートダッシュが重要。
    →雑務まで重要な仕事と捉え、101%の法則で
     期待値を超え続ける
    →何度もバッターボックスに立つ
    →当たり前基準を最初に高く設定して習慣化
    →結果は後から表れる
    →全力で仕事に集中し、成長や人に喜ばれる快感を
     体験することで仕事を楽しむ

    ◎圧倒的な当事者意識
    →自分が会社、課を動かす意識
    →会社や上司が悪いと思うなら、自分が何をすれば
     良くなるのか考える
    →責任者の問題意識を100%理解し、超える
    →目の前に起こる出来事や情報を自分事として
     捉え、思考し行動する習慣
    →会議での座席

    ◎失敗は全て学びに変えられる
    →普通の人が失敗と考えることを学びと捉える人は
     学びを蓄積して成功する
    →成功するまでやり続けるから、成功する
    →自分への問いかけを「なぜできないのか」
     から「どうすればできるか」に変える

    ◎自分の仕事に対する意味づけ
    →仕事の抽象度を上げ、人や社会への価値を
     理解すると、苦しい時でも踏ん張れる
    →3人の石積み職人の話
    →リーダーシップも強化される

    ◎「虫の目」「鳥の目」「魚の目」を持つ
    →鳥の目:最低でも2つ上の役職の人が何を
     見ているかまで考える習慣
    →魚の目:世の中の流れを敏感に感じとる
    →新人は現場で起こることに意識が集中しがち
    →意識して「鳥の目」「魚の目」で物事を見る

    ◎伝えた相手が次の人に伝えられる伝え方
    →担当者を出世させてこそ一人前
    →自分の手を離れても趣旨が伝わってく提案書
    →シンプルでなければ人には理解されない
    →「目的・ターゲット・課題・何をするのか・
     どんな結果を求めるのか」1つ1つ言語化すること
     でシンプルなストーリーに整理
    →間投詞を無くす、質問の意図を伝える能力
    →限られた時間の中で伝えるべきことを的確に
     →「意味の含有率」を高める

    ◎教わるのではなく、盗む
    →会社は教育が仕事ではない
    →自ら盗もうとする新人にチャンスが集まる
    →盗む前に教わるだけ教わってしまう
    →教わることのできないことを盗む
     →マニュアル化できないこと
     →周りと違いを生み出している何かを盗む
    →企業秘密的な「他者との違い」を教えてもら
     える新人になる
     →相手を研究し何歩も踏み込んだ質問をする
    →違いを盗むために「徹底的に」真似ることで
     違いが明らかになる
    →守破離の「守」を圧倒的に行い続ける
    →新人の目的は成果を出すことではなく、
     デキる人の技を全て盗むこと

    To Do
    ◎1%でも相手の期待値を超え、サプライズや感動を与える
    →1度の200%より、101%の継続
    →高い要望は期待値を調整して101%を出す
    →頼まれごとは、試されごと
     
    ◎ワクワクするような目標を設定する
    →達成するためではなく、自分に眠る力をすべて
     引き出すために目標設定
    →与えられた目標の200%達成
    →周りに宣言し、やるしかない状況に追い込む
    →目標から逆算し、今何すべきか考える
    →目標を紙に書き出し、毎日目にする

    ◎解決したい悩み事は同期に相談しない
    →同じ境遇・視界の人の意見ばかり聞いてると
     視野が狭くなる
    →慰め合いが目的ではない
    →自分と違う視界を持つ人に聞く
    →同期への50回の質問と、
     上司・他社の先輩・他業界の人への50回の
     質問は視野・解釈力の成長が全く異なる

    ◎してもらって嬉しかったことをリストアップ
    →今日から作成&毎日できているかチェック
    →他己満足の精神
    →「人生の成功の秘訣は与えること」
    →ギブ&テイクではなく、ただギブだけに集中
    →人に喜んでもらう喜び
    →好意の返報性を理解する
    →人は自尊心を満たしてくれる人を好きになる
    →苦手な上司にもまずはリストの行動してみる
    →全てのことに感謝の気持ちを持って生きる

    ◎全力でぺーぺーシップを発揮する
    →「新人ならこうするのが当たり前」な行動を
     101%の気持ちで行動に移し続ける
    →相手に指摘される前に発揮して行動
    →「こういうことは新人がしろよ」ってこと
    →フル活用して可愛がられる

    ◎生き方・働き方の土台を作る本を読む
    →尊敬する人に20代のうちに読んでおくべき
     本を聞いてみる
    →読んだら感謝と感想を簡単に伝える
    →テーマを絞り込み、集中的に読み込む
    →自分の担当領域・顧客に関する本を集中的に

  • 毎年新入社員が入社する時期に読みますが、
    大きな役割を仕事でいただけたので再読。

    もう5回くらい読んでいます!

    本書は、「優秀な」新人ではなく、「超一流」「伝説的」な新人になるための本です。

    私が特に実践しているのは第五章の「時間の使い方」です。
    中でも、「会議後はあえて20分ブロックする」という方法は効果的面です!!
    会議で出たやるべきことや確認しておくことって案外忘れがちなんですよね…。
    会議後のブロックした20分間で振り返り行うことで漏れがなくなり、次の会議がスムーズに進められます。

    第十章の「読書量」もとてもためになりました。
    やはり、読書は最高の自己投資ですね!
    本書では1週間に1冊、1年に50冊は最低でも読むように。と書かれていましたが、私はその最低ラインなので、もっとたくさん読書をしようと思いました。

  • ーーーーー2016/12/17 山下ーーーーー
    【概要】
     リクルート卒の著者が一流のビジネスマンに20代で意識していたことを聞きまとめた本
    【評価】
     90
    【共有したい内容】


    ◆どれだけ自分事として捉えられるか
     まず、世の中で起きているすべての問題を、自分を中心にした関係性で次の3つに分類してみます。
    1、自分だけの問題
    2、自分に関係のある問題
    3、自分に関係のない問題
     人は対象の出来事や案件が自分に関係のある問題だと認識したときに当事者意識が芽生える。会社が悪いと思うならどうすればいいのか、上司が悪いと思うならどうすればどうすればよくなるのか。それを考えることができる人が当事者意識の高い人であり、リーダーとなっていく人材なのです。
     「伝説の新人」となるためには、責任者の問題意識を100%共有し、そのうえで責任者さえ考えられなかったことを考え、行動に移す当事者意識の高さが必要なのです。
     当事者意識が高く、自分にすべての責任があるという自責の発想で行動することが習慣になると、圧倒的な問題解決能力が身につくようになります。
     日々の生活の中で、身の回りに起こる様々な出来事を目に入ってくる情報に対し、当事者意識をもって行動する。そんな生活を365日、3年5年と継続していく中で完全に自分の習慣になり、ようやくどんな問題でも最適解を導けるような能力が身に付き始めるのです。
    自分の当事者意識を自分ではかる方法
    1、約束の時間を守っているか
    2、会議でどこに座っているか
    3、準備をしっかりしているか
    4、意見をぶつけているか
    5、知っているべき数字や言葉を言える

    【読んだ方がいい人】
    入社一年目の人
    仕事していて成長がみえない人
    【どういう時に役に立つか】
    仕事がマンネリしたとき
    【自由記述】
    刺激的が内容が多かったが、自分に一番刺さったのは当事者意識の部分だった。自分に足りないと感じるしなおすべきだという危機感もあるところで、今後意識していきたい。

  • 自分が伝説の新人になりたいかはさておき、仕事を楽しむ為には努力は必要なのだな?

    101%でいる方がきっとメンタルは楽かもしれない

    1分を大切にしよう

    それにしてもまだ社会人になりたくないな、こんなに自分追い込めるだろうか、、刻一刻と近づいている

  • ①スタートダッシュ
    スタートで実力以上の差ができてしまう。習慣を作るのは日々の行動から。
    三年間自分に意志でひたむきに頑張ってみないか?
    ②101%の法則
    頼まれごとは試されごと。少しでも良いから期待値を超えた行動を!
    ③当事者意識改革
    当事者意識を持つことが問題解決につながる思考の経験値となる。
    時間・場所・準備・意見交換・具体的な数値を基準に!
    ④目標に対する考え
    ワクワクするような目標を持ちその目標に向けて200%の力で立ち向かう。
    目標を言葉にすることで自分を追い込む。目標感から逆算し今すべきことを考えろ。
    目標を紙に書き出す! やるべきことに日々全力!!!!!!!!
    ⑤重要なことと時間
    重要なことに時間をかけよう。始めるのに力は必要だが始めてしまえばなるようになる!
    具体的に時間をあらかじめ確保! 仕事の切れ目でのみ休憩を!
    人は忘れる生き物! 会議など終えてからの20分間が勝負! 隙間時間に何をするのかを決めておく
    ⑥抽象のハシゴ 解釈力
    失敗は学びの場。それを成功に繋げろ!
    自分だけの視点は勿体無い。立場が違う人の意見を噛み砕いて自分のものに!
    何においても多角的に見つめる
    ⑦相手が喜ぶかどうかを基準に
    与えることが大事。いずれ返ってくる。
    ありがとうを大切に生きろ! 自分がペーペーの自覚を持って!!!!!!!
    相手ファースト!!!!
    ⑧「伝える」じゃない「(相手に)伝わる」かどうか
     相手のことを考えて「伝える」
    「誰」に伝えるのか 人に応じて変わる
    「何を」伝えるのか 優先順位を入れ替えて話す
    「どう」伝えるのか 具体的な数値や事実を出すのか・手段をどうするか
    自分の伝える力の無さを自覚する・話している言葉の中に意味が備わってるか
    ⑨スキルを盗め
     守破離の守を大事に(守:師匠の教えを忠実に守り自分のものにする)
     教わる事には答えはあるが、盗むことには答えはない。マネすることで本人も自覚していないスキルを盗む。
    ⑩読書量は会話に節々に現れる
     最低でも週1冊!年間50冊くらいを目安に。
    読書から生き方、働き方の土台のかけらを得れる
    テーマを絞りこんで読むとその分野での武器となる
    読んだ本のアウトプットが大切!!!

  • 優秀ではなく、伝説の新人になり突き抜けるためにはどうしたらいいかが書かれている本。
    筆者の実体験を交えて書かれているのが面白かった。

    以下、学べた点と感想

    ・任された全ての仕事は期待されている。毎回1%でもいいから相手の期待を上回ることが大切。常に相手の期待値を超えられたかどうかで、どうすれば良かったのか、どうして上手くいったのか考えて次に活かす。
     →相手の期待値を予測するのが難しいが、習慣化したい。

    ・で、お前はどうしたいんだ?を毎回考える
     →上司の指示を仰ぐ際、自分の意見を添えるのを忘れないようにしたい。

    ・会議終了後、20分は予定をブロッキング。内容を振り返り、自分のやるべきことを終わらせる。
     →なんだったっけ、で始める仕事と、内容を頭に入れたばかりで取り掛かる仕事の効率の差。後回しにしない。

    ・人に好かれたいと思うなら、まず自分から好きになること。好きだと伝わる行動をすること。
     →いいところ探しする。

  • 2021.02.14 読了

    【伝説の新人になるためのポイント10個がまとめられている本】
    【アウトプットの重要性を学び、ブクログを活用しアウトプットすることを決意したきっかけの本】

    読了後はこれからの社会人生活に向けてやる気が湧き出てきた。
    特に第10章
    ・読書習慣の有無が10年後埋められない差を生む
    ・時間がないから読書ができないというのは読書の優先順位が低いことの言い訳である
    ・読んだ本は必ずアウトプットせよ、読んだ本を自分のものにするためにはどんな形でもいいのでアウトプットが重要
    という部分に読書習慣のない私はとても衝撃を受けた。

    さらに新人は知識も経験も圧倒的に不足しているため弱みばかりに目がいってしまうが、そんなことは会社は百も承知であり、新人の強み(失敗が許されること、期待されていること、教えてもらいやすいこと、習慣が身に付いていないことetc.)を最大限に活用していくことが大切であることに気付かされた。

    働き方の基準がない新人時代にいかに全力で仕事に取り組み自分の当たり前の基準を高められるかが今後の社会人生活を左右すると言っても過言ではない。

    この本は定期的に読み返してやる気を奮い立たせたい。

  • "とにかく勝ちに飢えている新人"にオススメの一冊

    要約
    全体として伝説の新人になるための技術的な部分よりも、マインドセットに重きが置かれている印象があった。
    目の前のことに対して一つ次元を上げ、全力で取り組むことに加え新人としての時間術、対人関係、コミュニケーションなど仕事をする上で重要視されていることに関して語られている。

    以下他のビジネス書を読んでいて関係があると思い、かつ個人的に好きな3つの考え方について紹介する。

    1伝説の新人は当事者意識が違う
    2伝説の新人はチャンスの掴み方が違う
    3伝説の新人は目標設定力が違う
    の3つである。

    1に関して
    伝説の新人になるためには自分のことだけではなく、チームのこと、部署のこと、会社のことと言った高い視点で物事を考える必要がある。と言うことだ。以前、「1分で話せ」と言う本を読んだ際最も参考になった考え方である"上司とのコミュニケーションの本質は会社にとってのメリットを考え一緒に答えを出すこと"と言う部分に通じると考えられる。
    というのも、新人はとりわけ自分のことに精一杯であり、また上司になんでも聞いてしまう。しかし、上司も答えを必ず知っているわけではない。そのため、問題の答えを人に求めるのではなく目的を個人の成功ではなく会社の成功と次元を上げ試行錯誤する意識を持つことが、当事者意識に繋がると考えられるからだ。

    2に関して
    伝説の新人はチャンスの掴み方が違うということで、"人生は運でも実力でもなく「勘違いさせる力」で決まる"という本で語られていた、チャンスがチャンスを呼ぶと言った考え方に通じる部分があり、かなり納得できる話であった。チャンスはすぐ思い浮かぶ人や、賭けてみたいと思われる人だけに訪れる。そのため、そういったチャンスをモノにするため日々準備やアピールを怠ってはならない。新人は実績がないため良くも悪くも、やり方次第で波になれやすい。だからそう言ったチャンスのスパイラルになるために、日常のなんてことないことからチャンスを伺う必要があるとのことであった。
    また200%を一度出すよりも、101%を継続することに価値があると言った話も印象的であった。

    3に関して
    伝説の新人になるためには目標設定力が違うという部分で、日々やるべきことにフォーカスせよと言った考え方をこれから実践していきたいと思っている。たしかに将来大きな目標を掲げ、それに向かって突き進んでいくことはとても重要である。
    しかし、大きな目標達成だけを考えてしまうとやるべきことを見失ってしまったり、無理だと思ってモチベーションが下がってしまうことが予想される。そういった中でも、日々の小さな積み重ねがやがて大きなものになるといった考えをもとに、逆算して小さく細分化し毎日達成できそうなことから全力で取り組んで行くことが一番の近道と考えている。
    実際に、自分の過去を振り返ってもこういった考えのもと大きな失敗をすることがあった。そういった反省点を踏まえ兎に角「今」だけに集中して未来を作っていきたいと思っている。

  • 読み終わった後、余韻が残るというよりは心の中の炎がブォォォって燃え始めるのがわかる所感。

    How toだけじゃなく、マインドのことまで網羅しながら、根拠を元に新卒の在り方を説く名著。

    ・目標はワクワクするものを。
    ・なんでできないのだろう、じゃなく「どうしたらできるのだろう」で思考する。
    ・マニュアル化できない、できる人の”何か”を学べ。
    ・学びは自社だけではない。

    ざっとあげても、立ち止まって考える言葉ばかり。
    まさに鉄は熱いうちに打て、だから今日この瞬間から行動に移そうと思う。

    この本はマインドケアのために定期的に読むことにしようと思う。

  • ・当たり前の基準を圧倒的に高める→日々の習慣がその人を作り上げる
    ・仕事の報酬は仕事。手を挙げ続け、全力で仕事をし、チャンススパイラルに乗る
    ・常に相手の期待を1%でも超えていく
    ・人と同じことをしていては、突き抜けられるわけがない
    ・言われたことだけをやっているようではダメ
    ・日々やるべきことをコツコツと積み重ねる
    ・会議後30分を活かす。議事録をまとめて展開や、次回までのタスクに記憶がはっきりしている間に取り掛かる。鉄は熱いうちに打て。
    ・守破離の守を徹底し、徹底的に真似をして、スキルを盗む

    アクションプラン
    1.期待を1%でもいいから超えていくことを意識して仕事をする。
    2.MTG後30分をブロックして、MTG内容の作業に当てる。
    3.理想としているメンターの一挙一動を見逃さず、徹底的に真似ることを意識する。

    感想
    新人として働き始めた今、自分の意識を高め、どう頑張っていけばよいのかを示してくれる良い本だった。すぐに全てを実行するのは難しいが、定期的に読み返して、良い習慣を身に着け、突き抜ける人材を目指そう。

  • 自分のやる気に火をつけてくれる本でした。
    ビジネスの世界で全ての行動に対して、意味を深掘りしている本でした。
    仕事の中で、「こうした方がいいのかな?」と悩む場面のことも、しっかりとその行動にフォーカスし意味づけして解説しているので、すぐに実践できると感じます。
    また仕事外での日常生活から実践できることも書かれてあるので、普段の生活から意識できることがたくさんあります。
    入社前にもう一度読み返したいと思いました。

  • 新社会人が周囲の新人を押し退けてトップに駆け上がるためのポイントを10章に分けて解説した本。

    新社会人になる人々に「第十章 ~伝説の新人は、読書力が違う~」だけでも読んで欲しいなぁと思います。
    ただ、「本を読め!」と書くのなら伝説の新人が読むべきお勧めの本を100冊くらいは紹介して欲しかった。

    p.248 第十章 ~伝説の新人は、読書力が違う~ まとめ
    ・読書習慣の有無が、10年後、埋められない差を生む
    → 本を読む人と読まない人の教養の格差は広まっていく一方です。

    ・最低週1冊。1年で50冊。10年で500冊は必ず読め
    → まずは1ヶ月で文庫本1冊から初めて、少しずつステップアップして行けば良いと思います。半年もおもしろい本を読み続ければ自然と週1冊は読めるようになりますよ。

    ・読書不足は見抜かれ、チャンスを逃すことになる
    → トッププレイヤーほど読書を好むので、可愛がって貰うには同じ趣味を持ったほうが良いということ。

    ・まずは生き方・働き方の土台を作る本を読め
    → これは違うと思う。自分が気になる本や尊敬する先輩や好きな人に薦められた本から読み始めれば良いと思う。あと、読書や速読の本を読めば本を読むのが楽しくてラクになる。

    ・テーマを絞り込み、集中的に読み込め
    → 読書習慣が定着している前提で、専門領域を極めたいなら集中読みは効果的。でも新人に薦めるべき読書は広く浅くではないかな?

    ・集中的な読書は、新人をベテランの領域に引き上げる
    → 所詮、世間一般のベテランなんてものは薄っぺらで専門書10冊も読み込めば知識レベルでは追いつけてしまうもの。ただし、経験と勘は現場で体験しないと身につかないと思う。

    ・読んだ本は、必ずアウトプットせよ
    → 本書では「どんな形でもいいので早めにアウトプットすること」と書いてあるが、せめてアウトプットの具体的な仕方についての参考図書を示して欲しかった。自分がお勧めする参考図書は「読書力」「つながる読書術」「読書は「アウトプット」が99%」「リーディング・ワークショップ」かな。

    ・本棚に並べた背表紙からインスピレーションが生まれる
    → 本棚に読んだ本を自分好みのルールで並べるのは楽しい。

  • ・私はコピーライターとして技術を磨き始めた時、日本を代表するコピーライターの仲畑貴志さんの作品集を写経するように書き写したことがあります。キャッチフレーズからボディーコピーの句読点のつけ方まで、すべてを書き写すのです。…まったく同じようにコピーを書き写そうとすると、自分の句読点のつけ方との違いや、リズムの違い、コピー展開の考え方、語尾の使い分けなど、読んでいるだけでは気付かなかった超一流のプロの技を体感する事ができます。
    この作業で超一流のコピーライターと私との違いを発見できたのは、一字一句正確に書き写すという作業を行ったからです。以前はなんとなく眺めているだけで、ただ上手だなぁと思っていたものが、完全に真似てみたことによって違いが明らかになったのでした。

    ・その製鉄会社の担当に決まった私は、お客様のところへ初訪問するまでの間に、製鉄業界に関する本を集中的に数冊読み、一年分の関連する新聞記事と、「日経ビジネス」などのビジネス雑誌の関連記事を集めて読み込みました。そして、その会社の採用課題だけでなく業界の課題や会社の経営課題、強みや弱みなどを頭に叩き込んだのです。そしてしばらくお客様と会話をしていく中で、業界全体の課題について話が及んだ時、私は事前に読み込み頭に入れてきたことの中から、韓国の製鉄会社の強さの秘密について感じる事を少しお話したのです。すると、何人か並んでいたお客様の私を見る目が明らかに変わりました。

  • 定期的に読み返したい

  • 新人として突き抜けるために、
    何を意識してどう行動すべきかが具体的に記載されていた。

    【印象的だった文章】
    ・全ての仕事は期待されている
    ・相手の期待値に応える+1%でもいいからその期待値を上回ろうと考え、行動すること。
    ・「頼まれごとは、試されごと」
    ・任せてもらえないには上司のせいではない
    ・工夫もアイディアも当事者意識がなければ生まれない。
    ・×「なんでできないんだろう」→◎「どうすればできるんだろう」

     
    当事者意識がやはり足りていない。
    この本を通じて、学んだ本を自分なりにアウトプットすること、毎日を積みあげることを身につけようと考えた。

    後悔がないよう、自分に芯をもち強く生きたい。

  • 記録

  • 仕事に対する意識が変わり、行動が変わる一冊

  • 医学部分館2階集密 : 159.4/SHI : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410169593

  • 伝説の新人になるためには尖らせたい部分を突出させることが大切だと改めて思いました。
    上司のおすすめの本というきっかけから読み始めましたが勧めていただけたことの理由も考えるようになりました。
    また自分の読書量が足りないのを10章で感じました、年間50冊、週1冊、がんばります

  • 新人とは言い難いくらい年数は立っているが、改めて突き抜ける人は行動力が違うなと感じた。
    特に当事者意識をもって常に行動するというところと、時間の活用については自分ももっと意識していきたいと感じた。

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