本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784087860993
作品紹介・あらすじ
◆10年後、週休3日が当たり前になる!?
仕事の時間生産性を上げ、会社に縛られず「稼げる人」になれ!
◆500社超の企業の働き方改革を支援してきた著者が明かす、
収入と自由を増やすための、“今日からひとりで始める働き方改革"!
我慢して働いていたら幸せが保証される時代は終わりました。
定年まで会社で指示されたことをひたすらして、
退職金をたっぷりもらって残りの人生を楽しむ、という
「サラリーマンの幸せパターン」は過去のものになりつつあります。
人間の寿命は長くなり、会社の寿命は短くなる中で、
幸せを感じながら生き抜くには、社内で成果を残しながら、
歳をとっても社外で必要とされる人材になっていく必要があるのです。
働きアリから脱出して成長するには、
自分で動いて新たな挑戦をし続けることです。
私は、500社を超える会社の働き方改革を見てきて、
各社の「活躍している社員」、市場で仕事が絶えないフリーランス、
退職しても生き生きと働いているシニア、
世界を変えようとする起業家を見て、
成功するための方法を見つけ出したのです。 (「はじめに」より)
【もくじ】
第1章「働き方改革」は個人が成長するチャンス
第2章 100年ライフで知っておくべき3つのこと
第3章 働きアリから脱出して目指すべきもの
第4章 脱出に必要な5つの気構え
第5章 内円で時間を創り出す
第6章 今日からできる働き方改革(ソフトスキル編)
第7章 今日からできる働き方改革(業務スキル編)
著者Profile 越川慎司(こしかわ・しんじ)
国内外の通信会社に勤務し、ITベンチャーの起業を経て、
2005年に米国マイクロソフトに入社。
業務執行役員としてPowerPointやOffice365などのOffice事業部を統括、
2017年に働き方改革の支援会社である株式会社クロスリバーを設立。
週休3日でこれまでに500社超の働き方改革を支援してきた。
働きがいを高めるワークショップを展開し、受講者は16000名超。
感想・レビュー・書評
-
時間短縮でなくその先の結果にコミットするってところは確かにそうなと思った。あとはメールの自動振り分け機能などかな。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【感想】
「人生100年時代」とは、近頃本当によく耳にするフレーズだな~と思う。
世の中、本当にそんなに健康長寿化するの?というささやかな疑問は置いといて、、、
来たるべき「100年LIFE」に対して、何事も万端に備える事は決して無駄ではないだろう。
関心事として、「で、結局なにをすればいいの?」と思ったわけだが、、、
どうやらこの本は「脱社畜系⇒副業(複業)」という類ではなく、今の組織で頭角を現していく為のハウツーが記載されていた。
決して「〇〇スキル」のような「ハード面」ではなく、ヒューマンスキルというか仕事への態度というような「ソフト面」が重視・強調されており、「いやいや、それだけをしたところで・・・」と、読んでいて感じた。
とまぁ、「働きアリを脱出するために、こういうWORK・スキルを身につけましょう!!」という本でない事は上で述べた通りだが、かといって「ソフト面」をおざなりにしてもいいと言う訳ではない。
AIは勿論、他の人材に負けないためにも、広い意味でのヒューマンスキルは必要不可欠だと思う。
「周りを巻き込む力」「逆境やストレスにも強い」「明るく楽しそうに働くスタイル」、作中にもある「EQ」というのは持っているだけでプラスになるスキルだ。
正直、上記の「ハード面」なんていくらでも後付けすることが可能だろう。
結局どれだけ時代が変わろうとも、身の回りの人を巻き込み、虜にし、自力+他力でやっていける人材ってのは最強だと思う。
要するに、「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえる能力は、何にも代え難い財産だということだ。
ビジネスパーソンとして、この部分を決して疎かにしちゃいけない。
また、PDCAも必須だ。
猪突猛進なばかりではなく、しっかりと振り返り、改善し、再チャレンジするという単純なことすら出来ていない人間は星の数ほどいるのだろう。
こういう基礎を若いうちにしっかりと固める事ができるか、また歳をとっても愚直に行う事が出来るか。
正直、今の時代これが出来るだけでも上位ランクのビジネスパーソンになれると個人的には思う。
自身の評価や収入のアップは、それに伴って順次追いついてくるだろう。(来なきゃ困る。)
仕事で必要な知識は勿論、「EQスキル」や「PDCA」のスキルを日々磨きつつ、ハード面のスキルも同時進行で習得していく。
(相当負担は多いが・・・)このようなスタイルを意識していさえすれば、周りと一線を画すことは充分に可能なはず。
そう信じて、これからも自分磨きを続けていこうと思いました。
【内容まとめ】
1.我慢して働いたら幸せが保証される時代は終わりました。
人間の寿命は長くなり、会社の寿命は短くなる。
幸せを感じながら生き抜くには、社内で成果を残しながらも、社外で必要とされる人材になる必要があるのです。
⇒「働きアリから脱出」
2.働きアリから脱出して成長するには、自分で動いて新たな挑戦をし続けること。
自分の行動を振り返り、そこから得た学びを次の行動に活かしていくことを継続すること。
確実に成長して、好きな仕事をしながら収入を増やし、働きがいを得る!
3.永続的に幸せを感じながら働き続けるには、来るべき変化を見越して、今のうちに未来の選択肢を増やしておくこと。
社内で活躍して働きがいを感じる機会を増やし、定年退職しても社外で必要とされる人材になること、そして収入源を複数もつこと。
4.「振り返りの時間」をとること。
内省を自然と定期的に行い、その気づきや学びを次の行動に活かすようにする。
5.EQ
→「感情知能、心の知能指数」
自分の感情を認識しコントロールできる力、他者に共感して理解する力。
好奇心が旺盛で、努力家で、逆境やストレスにも強い。
6.トライアンドエラー「進む→振り返る→進む」を繰り返せ
すぐに行動に移せる人、初動の早い人は、失敗から得る学びが重要であり、学びを次の行動に活かすことがイノベーションを起こす源泉になることを知っている。
より多くのことを同時に動かし、振り返りによって次に活かすこと。DCAのプロセスをより多く、より早く回すこと。
【引用】
我慢して働いたら幸せが保証される時代は終わりました。
人間の寿命は長くなり、会社の寿命は短くなる中で、幸せを感じながら生き抜くには、社内で成果を残しながらも、歳をとっても社外で必要とされる人材になる必要があるのです。
働きアリから脱出して成長するには、自分で動いて新たな挑戦をし続けることです。
自分の行動を振り返り、そこから得た学びを次の行動に活かしていくことを継続すること。
そうすることで、確実に成長して、好きな仕事をしながら収入を増やし、働きがいを得ることができます。
p42
永続的に幸せを感じながら働き続けるには、来るべき変化を見越して、今のうちに未来の選択肢を増やしておくことです。
社内で活躍して働きがいを感じる機会を増やすこと、定年退職しても社外で必要とされる人材になること、そして収入源を複数もつこと。
p50
・一緒に仕事をしたいと思える人材の3つの魅力構成要素。
「態度」
「気構え」
「行動・能力」
→いずれも前向きで自発的で活発なもの。
p80
・「振り返りの時間」をとること。
なぜ忙しいのか、何かやめるべきことはないのか、何に無駄な時間を費やしてしまったのか。
内省を自然と定期的に行い、その気づきや学びを次の行動に活かすようにする。
p92
・EQ
→「感情知能、心の知能指数」
自分の感情を認識しコントロールできる力、他者に共感して理解する力。
好奇心が旺盛で、努力家で、逆境やストレスにも強い。
変化の激しいこの世界を生き抜くには、EQを高める必要がある。
p106
・人を巻き込め
ギブアンドテイクで他部門の人を巻き込む。
相手の邪魔をするのではなく、課題解決することを目的とし、時には空気を読まずに周囲の人に話しかける。
人に嫌な顔をされるよりも、課題解決できないことの方が辛い事を理解している。
そして成果を挙げたあとに、感謝の言葉を伝える。
巻き込まれた側も達成欲求が強いので、働きがいを感じてもらうことができる!
p150
・「進む→振り返る→進む」を繰り返せ
すぐに行動に移せる人、初動の早い人は、失敗から得る学びが重要であり、その学びを次の行動に活かすことがイノベーションを起こす源泉になることを知っています。
より多くのことを同時に動かし、振り返りによって次に活かすこと。
DCAのプロセスをより多く、より早く回すこと。
トライアンドエラーを繰り返してどんどん成長していきましょう!
p156
家に早く帰ることが「働き方改革」ではありません。
そして、「働き方改革」は会社が与えてくれるものでもありません。
会社がずっと成長・存続し、働く個人もずっと幸せで働きがいを感じ続けることを目指すべきなのです。
自分の意識をどう変えるかを考えるのではなく、まず行動を起こしてみる。
行動を変えると意識が変わるのです。
そして意識が変わった自分を認識し、行動を継続するのです。 -
働き方改革という今のトレンドがタイトルになっているが、仕事をする上での当たり前が具体的に書かれていてわかりやすい。
会社の成長と社員の幸せ
長寿社会と少子化により仕事の品質と生産性向上の必要性
どんな人材が求められるのか
生き抜くために必要なこと
これらを実現するための具体的な手法
とてもわかりやすくて、会社の利益のためにどうとか、社会貢献とはみたいなことからのアプローチよりもきっと腹落ちする内容になっているので、会社の仲間にも読んでもらいたい本。 -
最近、時間管理を特に意識して仕事をするようになったところでたまたま手にとった本。
1ヶ月の振り返りをし始めたところだけど、本にあるとおり、1週間単位で振り返りをしてpdcaをまわしていきたい。 -
「ワークライフバランス」「働き方改革」
もう何度も聞きましたでしょうか。
こんなご時勢でも、それを成し遂げた企業は
未だに少ないと言われます。
なぜなら本来は手段を模索すべきところ、
「ワークライフバランス」や「働き方改革」
というゴールばかりを目指してしまうから
です。
もう一度、何のために働き方改革をするのか。
その結果で得られた時間で何をして、その先
に何を目指すのか。
いわゆるマインドリセットから、その手段
まで、全てを導いてくれる一冊です。 -
働き方改革で、残業が減った、自由時間が増えたなど何かしらの変化は起きたものの、会社と従業員との目指す方向は決して同じではありません。理不尽な状況だからこそ、自分から行動を起こし、フリーランスに働けるよう様々なノウハウをわかりやすく説明しています。
図や表は最小限に留まっていますが、アドバイザーの立場から解説をしています。
全職種が響くものではありませんが、部分部分で参考になったところはありました。会社は何か対策をやってくれるとじっと待つのではなく、自ら行動を変えられるところは変えていき、武器や防具をしっかりと身につけることにより、意識が変わっていくかと思います。人手不足や残業時間削減などネガティブなことばかり捉えがちだが、この本は自分が変わるチャンスというポジティブだと捉えて、常に行動を起こさせてくれる起爆剤だと思います。
自分にとっては、一部にしか響かなかったということで、星3つです。 -
複業の誘いを頂き手に取った本。本業をいかに効率的にするか、人生の中で仕事をどう位置づけるかを学ぶことができた。
見るべき視野が小さかったことにも気付かされた。 -
100年人生時代を乗り切るために、どのように働き方をかえて行くべきかをまとめた本。
変化の激しいVUCA時代を乗り切るには、エッセンシャル思考を身に付ける、ストレスとうまく付き合う、ITアレルギーを無くす、視点と視座を変える、意識を変える前に行動するなどの5つの気構えと、自分がコントロール出来る領域に注力する事をが重要であると。
-
business.shueisha.co.jp/contents/1811_hataraki/
著者プロフィール
越川慎司の作品
本棚登録 :
感想 :
