ハッキリ言わせていただきます! 黙って見過ごすわけにはいかない日本の問題

  • 集英社
3.69
  • (2)
  • (6)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 58
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087861105

作品紹介・あらすじ

最近の日本の政治、教育、社会……
ちょっとおかしなことが多すぎませんか?

世の中の動きに、何も言わずに黙ってスルーしていると、
いつのまにか物事がどんどんアブナい方向に進んでいたり、
私たちにとって、日本の未来にとって、とても重要な問題が
きちんとした批判に基づいてしっかり議論されることなく
短時間で決まってしまったりすることが増えています。

どう考えてもおかしなことが平然とまかり通ってしまう
理不尽だらけの日本の社会とどう向き合えばいいのか。
そこに不可欠な、健全な批判でもっと議論を深めるための
正しい「批判のお作法」をどうやって身につければいいのか。

大阪のおばちゃん、谷口真由美と、
奈良のおっちゃん、前川喜平ががっちり対談。
黙って見過ごすわけにはいかない日本の問題に、
激アツトークで鋭くツッコミ入れさせていただきます!!



【目次】

第1章 「お上意識」が日本をダメにする
第2章 ヤンキーとカオスとラグビーで批判力を磨く
第3章 教育が直面している厳しい現実
第4章 政治が直面している厳しい現実
第5章 憲法が想定した人間を目指す
第6章 批判に疲れた人たちへ




【著者プロフィール】

前川喜平(まえかわ きへい)

元・文部科学事務次官 現代教育行政研究会代表
1955年、奈良県生まれ。東京大学法学部卒業。
79年、文部省(現・文部科学省)入省。94年、文部大臣秘書官。
2010年、大臣官房総括審議官。12年、大臣官房長。
13年、初等中等教育局長。14年、文部科学審議官、
16年、文部科学事務次官。17年、退官。
現在、自主夜間中学のスタッフとして活動しながら、
講演や執筆を行っている。著書に、『面従腹背』(毎日新聞出版)、
『これからの日本、これからの教育』(寺脇研氏との共著。ちくま新書) など。


谷口真由美(たにぐち まゆみ)

大阪国際大学准教授 全日本おばちゃん党代表代行
1975年、大阪府生まれ。国際人権法、ジェンダー法などが専門分野。
非常勤講師を務める大阪大学での「日本国憲法」講義が人気で、
一般教養科目1000科目の中から学生の投票で選ばれる
〝ベストティーチャー賞″こと「共通教育賞」を4度受賞。
TBS系『サンデーモーニング』、朝日放送『おはよう朝日です』『キャスト』、
ABCラジオ『伊藤史隆のラジオノオト』はじめ、
TV、ラジオ、新聞のコメンテーターとしても活躍。
2012年、おばちゃんたちの底上げと、オッサン社会に愛とシャレで
ツッコミをいれることを目的に、Facebook上のグループ
「全日本おばちゃん党」を立ち上

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「ハッキリ言わせていただきます!」前川喜平・谷口真由美著/集英社|日刊ゲンダイDIGITAL
    https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/250857

    書評『ハッキリ言わせていただきます!』前川喜平、谷口真由美著 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
    https://dot.asahi.com/ent/publication/reviews/2019041200102.html

    人格攻撃は「絶対NG」! 正しい批判の仕方とは? 前川喜平×谷口真由美対談(1) 『ハッキリ言わせていただきます! 黙って見過ごすわけにはいかない日本の問題』 | BOOKウォッチ
    https://books.j-cast.com/book038/2019/04/01008879.html

    わきまえない女の「解任」!谷口真由美さんが本心を激白:日経xwoman
    https://aria.nikkei.com/atcl/column/19/051400223/070100004/

    ハッキリ言わせていただきます! 黙って見過ごすわけにはいかない日本の問題|集英社ビジネス書
    http://business.shueisha.co.jp/contents/1902_hakkiri/

    ハッキリ言わせていただきます! 黙って見過ごすわけにはいかない日本の問題/前川喜平/谷口真由美 | 集英社の本 公式
    https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?jdcn=08786110948515000000

  • 日本社会のおかしなことをあれこれ批判しまくった本を出した後、ラグビー新リーグの立ち上げに担ぎ出された挙句の果てに足元を掬われるというオチがついた著者。批判することと物事を成就することはやっぱり違うんです。ま、懲りずにすぐさま暴露本を出して元を取ってるけれど(笑)。
    【付記】2022.12.21
    日本ラグビー協会、レスリー・マッケンジーHCへの続投要請を決定。
    グラウンド上の指導力だけでなく、世界にネットワークを持ち、各国でプレーする機会を提供したり、コーチを招聘するマネジメント能力も評価されたようだ。

  • 考えない教師が考えない子どもを作る。
    校則は必要か?

  • 批判のお作法。①批判されてもキレないこと。②批判は「事象」「事柄」「発言」などについてすべし。人間性への攻撃はNG。③批判は「事実」に基づいてすべし。固定観念はNG。④批判は「愛」が必要。その先にみんながより良くなるために。鬱憤ばらしはNG。⑤批判には「責任」が伴うべし。匿名で言いたい放題はNG。

  • 304

  • 対談。切り口は期待ほどではなかった。キャリア官僚たちの政治に押される(そんたく)する様。骨のある人々。減っているんだろうなあ。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

1955年、奈良県生まれ。現代教育行政研究会代表。東京大学法学部卒業後、1979年に文部省入省。2016年に文部科学事務次官。2017年1月に退官後、加計学園問題で岡山理科大学獣医学部新設の不当性を公にする。福島市と厚木市で自主夜間中学の講師も務める。著書に『面従腹背』、『権力は腐敗する』(いずれも毎日新聞出版)、共著に『同調圧力』(角川新書)、『生きづらさに立ち向かう』(岩波書店)など多数。

「2022年 『コロナ期の学校と教育政策』 で使われていた紹介文から引用しています。」

前川喜平の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
リンダ グラット...
前川 喜平
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×