かたづの! 八戸・遠野の女大名「清心尼」

  • 集英社 (2019年3月5日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (296ページ) / ISBN・EAN: 9784087861112

作品紹介・あらすじ

直木賞作家の歴史小説『かたづの!』を
日本を代表する漫画家が丹念かつ流麗にコミック化!

江戸時代、女性という立場で、清心尼はいかにして
有象無象の敵を前に行き抜いたのか。
「武器を持たない戦い」を信条とする女大名の一代記。

慶長5年(1600年)、角を一本しか持たないカモシカ
が、八戸南部氏20代当主である直政の妻・祢々と出会う。
お互いに惹かれ、両者は友情を育む。やがてカモシカは
寿命で息を引き取ったものの意識は残り、祢々を手助け
する一本の角――南部の秘宝・片角(かたづの)となる。
平穏な生活を襲った、城主である夫と幼い嫡男の不審死。
その陰には、叔父である南部宗家・利直の策略が絡んでいた。
東北の地で女性ながら領主となった彼女は、数々の困難に
どう立ち向かったのか。戦をせずに家臣と領民を守り抜いた
江戸時代唯一の女大名「清心尼」の一代記。
八戸・遠野を舞台に描く、中島京子氏初の歴史ファンタジー
小説の世界観を、漫画で再現した最高傑作。


里中 満智子(さとなかまちこ)
1948年1月24日、大阪生まれ。
第1回講談社新人漫画賞を受賞し16歳でデビュー。
72年『あした輝く』『姫が行く!』 で講談社出版文化賞受賞。
82年『狩人の星座」で講談社漫画賞を受賞。
2006年日本漫画家協会文部科学大臣賞受賞。
10年文化庁長官表彰受賞。
13年古事記出版大賞太安万侶賞受賞。
14年外務大臣表彰受賞。
15年持統天皇を主人公にした『天上の虹』を32年かけて完結。
日本漫画家協会理事長、文化庁日本遺産審査委員会委員。

感想・レビュー・書評

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  • 人と動物の見えない絆を信じたくなる物語

  • 家族の勧めで読みました。
    主人公の袮々が「かたづの」と呼んでいたかもしかの魂に時に守られながら八戸の城主として奮闘する様子が描かれている。

    かたづのが袮々に心を寄せるようすに胸を打たれます。

    一度読み終えてから読み直すと袮々がこれから立ち向かう局面が思い出され「なんと大変だったのだろう」という思いが増します。

  • ふむ

  • 八戸・遠野の女大名、清心尼の一代記(原作は、中島京子作)を里中満智子さんが漫画化した作品。大河ドラマ『おんな大名直虎』を彷彿とさせつつ、八戸・遠野の伝奇性を交えて、直虎同様、悩みつつ、知恵を使って生き抜いた女性。作中に、女大名の例として「遠江の女大名」が台詞として出てきます。
    多彩なストーリーに流されそうになりますが、読後感はすっきり。直虎ファンなら、比較しながら読んでも楽しいです。

  • 原作だと冗長だった部分がさらっと流されているのが良かった。かっぱかわいい。
    清心尼がどんどんうるさいおばあさんになっていく過程がリアルで良かった笑

  • 小説は未読だが、よくきれいにまとめられているなあと。
    さすがです。
    綺麗事だけではなくて、まっすぐだからこそのいろんな思いが伝わってきた。

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著者プロフィール

マンガ家。第1回東アジアMANGAサミット事務局長。1948年大阪府生まれ。16歳のとき「ピアの肖像」で第1回講談社新人漫画賞受賞をし、プロのマンガ家生活に入る。その後数々のヒット作を生み出し現在に至る。主な作品に「アリエスの乙女たち」「あすなろ坂」「鶴亀ワルツ」他多数。「あした輝く」「姫が行く!」で1974年講談社出版文化賞受賞。「狩人の星座」で1982年講談社漫画賞を受賞。マンガジャパン事務局長。(社)日本漫画家協会常務理事。大阪芸術大学芸術学部文芸科教授。文化庁文化審議会著作権分科会委員などを歴任。

「2005年 『アジアMANGAサミット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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