会社を辞めずに収入を月50万円増やす! 小さく始めて成功させる「自分ビジネス」
- 集英社 (2019年7月5日発売)
本棚登録 : 189人
感想 : 22件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784087861150
作品紹介・あらすじ
◆これまでの経験や趣味など、身近な所にビジネスの種は眠っている。
今の会社を辞めずに始められ、毎月50万円の副収入を得るには?
◆「肩書は1円の価値にもならない」「最初から共同経営はするな」「コンセプト8割既存、2割新規」等、世界中にクライアントを抱えるマーケティングコンサルタントが、立ち上げから軌道に乗せるまでの秘訣を明かす。
◆「週末を利用して月50万円稼ぐ釣り好き」など、「自分ビジネス成功例」を多数紹介。
◆「自分にふさわしい仕事って一体?」そんな悩みを解決する、
巻末付録「自分に最適なビジネス発見シート」付き。
【はじめに】(抜粋)
これまでサラリーマンとして生きてきた人は、「自分でビジネスを持つことなど、本当にできるのか?」と疑問に感じるかもしれませんが、難しく感じる必要はありません。
なぜなら、あなたはすでに子供の頃にビジネスを体験し、そのことをすっかり忘れているにすぎないからです。
たとえば、小さい頃おじいさんやおばあさんの肩をたたき、お小遣いをもらった経験です。その金額が100円なのかそれとも500円なのかは、人によって違うかもしれませんが、肩たたきはまさに、相手が望む「価値」を提供し「対価」を受け取っている経験。これが、ビジネスの基本です。
このように考えれば、これから始めるビジネスを難しいと感じることはないはずです。
【目次】
第1章 会社を辞めずとも気軽にスタートできる「自分ビジネス」
第2章 今の会社と「自分ビジネス」の違いを知れ
第3章 失敗しない「自分ビジネス」の見つけ方
第4章「自分ビジネス」準備段階での注意と心得
第5章「自分ビジネス」を最速でスタートするには
第6章 爆発的売り上げをたたき出す「自分ビジネス」戦略
第7章 限られた時間をお金に変える「自分ビジネス」構築法
著者プロフィール:船ヶ山哲(ふながやま・てつ)
1976年、神奈川県出身。心理を活用したマーケティングを得意とし、人脈なし、コネなし実績なしの状態から起業後わずか5年で1000社以上のクライアントを獲得。その卓越したマーケティング手法は、数々の雑誌やメディアに取り上げられ、テレビ番組(テレビ神奈川)のメインキャスト、ラジオ番組(FM横浜)でもメインパーソナリティーとしても活躍中。プライベートでは子どもの教育を最優先に考え、海外在住。
著書に『武器としてのビジネススキル』『お金と自由をもたらす最速の稼ぎ方』『洞察のススメ』『超・起業思考』他。
感想・レビュー・書評
-
思っていた内容とはちょっと違っていたけど、読んで良かったと思う。
本の対象は50歳前後の人向けで、筆者がコンサルタントとして関わってきた人達へのアドバイスをまとめたものという印象だった。
そこにコンサルを受けて収入アップできた方の具体的なエピソードを混ぜた内容になっている。
良く捉えれば、自分の持っているものを活かして収入に換える時に何に注意すればいいかを知れる。
悪く捉えると抽象的で、収入に換えられるものを持っていない人はこの本を読んでも行動できないかもしれない。
ただ、巻末にそれを自分で見つけられるようなブレインストリーミングができるようなツールが付いている。
自分自身はこの本を読んでもお金に換えられそうな自身の能力は思いつかなかった。
でも、この本を読んで自分がやりたかったことと、どう行動していこうか考えることができた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分の経験や好きなことをビジネスに活かす。
自分がサラリーマンとして長年培ってきたノウハウや仕事は、自分では当たり前にできると感じていることでも、世の中の多くの人にとっては当たり前でなく、そこにニーズがあるかも知れない。
そして、思い付いたビジネスについて、同じようなサービスがあるかを検索してみて、存在していればそこに市場があるということであり、ライバル業者のサービス内容と価格で競合の状況を把握のうえ、それで満足できていない顧客のフラストレーションを見つけられてそこに自分ビジネスの強みポイントがマッチすればベスト。準備万端でなくても良いので、まずは少ない元手で小さくスピーディーに始めてみることが大事。
そして、最初の1円の売上を上げることが肝心。世の中に存在するニーズに応えてお金をもらえるかどうかの勝負であり、売上をまずはあげられたら、ニーズという最大の難関を突破したビジネスとして、効率化と売上拡大の工夫を継続していけば良い。
ビジネスとして成功させるためには、顧客層を発見してそこに向けた製品・サービス仕様の決定や価格設定を行い、既存客のリピーター化を軸にマーケティングの仕掛けをうち、成長してきて組織化する際は、独立や乗っ取りをふせぐためにバリューチェーンの全体を把握し統括できる人材は自分だけとしつつ、個々の機能は専門性を高めるように人を使うことが肝要。
サラリーマン生活が長いと自ら社会のニーズに応えるものを生み出すことに慣れず、ハードルが高いと感じてしまうが、定年前に動き出しておくことで、定年後の廃人化を防ぎ、生涯現役の輝く人生と生活の経済的余裕を手に入れられる。
本書は主に50代のサラリーマン向けメッセージであったが、いろいろと参考になった。 -
・役職は1円にもならない。その会社を離れればただの人。
-
タイトルが目についたので読んでみた。
いわゆる副業のススメ
考え方や概念ばかりで同じことを繰り返していて、具体的な内容が薄かった。
雇われているより、自分のやりたいことで稼げた方がいいに決まっているが、月に50万円稼ぐのは相当ハードルが高く、仕事を辞めずにやるのは固い意志が必要なので、そのあたりのことをもっと解説してほしかった。 -
読了日 : 2024年2月18日
-
自分の得意な事を仕事にして稼ぐたいこと
-
自分のスキル、興味を棚卸し、提供できるものを整理
webやライバルを調査し、市場として存在するかリサーチ(ゼロからの市場立ち上げは大変)
テーマを深掘り
仕入せずに、前受け金で、教育コストのかかるバイトは雇わず業務委託
と言った感じでやるといいよ。
寿命が永遠にあると思って、壮大な夢を描き
明日死ぬと思って、今日を精一杯に生きる
この本だけで50万稼げる人はそもそもこの本を読む必要のない人。沸々としたものを持つリーマンの火付けの一つになるのかなあ?なればいいけど、ならないかも。
と言った感じの本 -
久々にあちゃーって、本に出会いました。
まずは、やってみるってアドバイスあたりから胡散臭いです。
読まなくても大丈夫です -
副業を始める人向けの、心構えの本。
-
⚠️⚠️自分なりにまとめてみました。
中身を楽しみにしている方は注意してください。
◇自分が勤めている会社と、副業のビジネスの違いを理解する。
・自分が社長になるということを理解していなければならない。つまり、ビジネスプランを考え、実行部隊を配置することが仕事となる。
・不良債権にならないために、受注は先払いを徹底して行う。
・入ってきたお金は常に価値あるもの(顧客リストや人脈)に交換していく。
◇自分ビジネスの見つけ方
自分に知識や経験がないものは手を出してはいけない。
ゼロからのスタートでは勝てないため、リソース(知識、経験、資格、実績、信頼、人脈、資金)を使う。
なければ周りの人に頼る。
◇準備段階での注意と心得
準備に時間をかけてはいけない。完璧な商品を届けようとは思わず、まずやってみることから始める。お客さんは商品ではなくその価値が欲しいのだから、完璧なものを出そうとするのではなく、とりあえず始めて、お客さんのニーズに合ったものにしていけばいい。
最初は共同作業をしてはいけない。お金に関して何の保証もないから。共同作業をするなら利益を上げてからする。
とにかく最初は1円でもいいから利益を出すことにこだわるべきである。
◇自分ビジネスを最速でスタートするには
ライバルを探し、ライバルからお客さんを奪うこと。ここでのライバルとは、同じ業種の同じ規模の会社のこと。
ライバルを扱う価格帯に設定をし、お客さんのフラストレーションを取り除いた商品をとどける。
どんなものが売れやすいかを把握し、狙うお客さんを明確にする。
◇爆発的売り上げをたたき出すには
ライバルの売れているものを知り、それに対するフラストレーションを取り除いたものを作る。
フラストレーションは購入後3ヶ月から半年の間に生まれやすいから、ここ3ヶ月から半年の間に市場で大ヒットした商品を調べることで、市場で売れる商品を知る。
また、そのタイミングに合わせてものを売る!
◇自分ビジネス構築法
現場から離れても収益を生み出すシステムを作る必要がある。
そのために売れる形をつくる必要がある。
・仕入れ方法
・集客方法
・セールス方法
・決済方法
・サポート
これらを最初の段階で作る必要がある。また、業務を細分化することで、一人一人に専門性を持たせるだけでなく、乗っ取りを防止する。
アルバイトを雇うのもいいが、教育にコストを大きくかけるなら、外注でもあり。
新規客は既存客の7倍のコストがかかるため、既存客を増やす必要がある。
そのために、既存客が持つ悩みや願望にフォーカスする。
そして、2回目からの商品は、最初の商品をベースに連鎖を起こすようにする。オイスターを売る店が、それに合うワインや塩、レモンを売るのと同じこと。
-
成功する副業を解説。得意な分野で、経費をかけずに、すく始めることを説く。ちょうど今、自分は小銭稼ぎにFXにハマっているが、継続的に収益がとれるチョイ手間の稼ぎが欲しいと切実に感じる。
-
起業について学んでいくため、いろいろな本を読んでみようと思い、その中の一冊としてこの本を読んでみました。
会社での仕事と起業(自分ビジネス)との相違点を学びました。
他にも起業関連の本、起業に成功している方の本を読むときに、この本の内容と比較しながら読んでいくと面白そうです。
以下、印象に残った事項です。
・自分の知識と経験のないものはビジネスとして手掛けてはいけない。
・自分の過去にはお宝が眠る。
・リソースの量と数が成否を分ける。
・これまで時間をかけてきたもの、お金を使ってきたものを調べてみると意外な可能性があることに気づく。
・やってきた仕事にの細分化
・時間を報酬に変えない稼ぎ方を知る。
・価値をお金に変える。
・社長の仕事は、仕組みを構築すること。
・プライドはしがみつくものではなく、つみあげるもの。
・イライラの根源を発見し、自分たちのやれる範囲で解決策を提示すれば、またそこにビジネスが生まれる。
・お金を流すという考え方を身につける。
・最初の1円を得ることにこだわる。
・商品、サービスの先に待っている世界を想像させる。
・ここ3ヶ月から半年の間で、市場の中で大ヒットした商品はないか調べる。
・商品を扱う販売者は、商品ではなく、顧客の願望にフォーカスしなければいけないのです。 -
パラレルキャリアに向けた一歩の参考に。
過去の知識を生かす
キャッシュにこだわる
価値をお金に変える
受注は「先払い」で。
まず、ネットでものを売ってみる。
そして、どこを攻めるのかを考えてみる。
とりあえず、時間をかけずにスピーディーに。 -
・読書時間:3時間
著者プロフィール
船ヶ山哲の作品
