72歳、今日が人生最高の日

  • 集英社 (2020年7月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784087861297

作品紹介・あらすじ

「爽やかな風が吹き抜けるような70年の軌跡」 齋藤薫さん(美容ジャーナリスト)
「モデルとして、ひとりの女性として、ずっと憧れてきた人からのアドバイスがつまってる」 カーリー・クロスさん(モデル)
「人生は予想できないことの連続だけど、乗り越えて楽しむことができる、と教えてくれる」
ダイアン・フォン・ファステンバーグさん(デザイナー)

31歳で夫のDVから逃れて離婚、シングルマザーとなって40年。メイ・マスクは3人の子どもを育てるために、必死で働いてきた。モデル歴50年以上。通販カタログや母親役など地味な仕事を淡々とこなしてきた。モデル事務所から干されて仕事がなかった時期に、髪を染めるのをやめて白髪のままでいたら、自然体で暮らしを楽しむ姿が、キャスティングディレクターの目にとまり大きな仕事を依頼され始めた。

南アフリカ共和国の大学で勉強した栄養学は、カナダ、アメリカと引っ越す度に現地での資格が必要で勉強をし直した。プロとして他人の食生活をカウンセリングする一方で、自身はストレスでジャンクフードを食べ続け、体重が90キロ以上になった。その後も30キロの増減を繰り返したが、40代にはいり、『お腹がすいたときに、体にいいものを適量食べる』という王道のルールを守り続けて、今の体型に落ち着いた。

長男のイーロン・マスクを含む3人の子どもたちは、子どものころに興味を持ったことを尊重し、口を出さず見守り続けた結果、3人とも自分で学び、会社を興し、夢を実現させた。
現在、72歳のメイはSNSを活用して仕事の幅を広げて続け「今がいちばん楽しい」と断言する。「人生は何度でもやり直せる。あきらめずに挑戦し続ければ、必ず幸せになれる」
(原題:A Woman Makes a Plan)


著者について:メイ・マスク(MAYE MUSK)
国際的なスーパーモデル。栄養士。『ヴァニティ・フェア』『ヴォーグ』『コスモポリタン』『マリ・クレール』といったファッション誌で活躍。長男はテスラ、スペースXのCEO、イーロン・マスク。

感想・レビュー・書評

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  • 自己肯定感が高くて羨ましいです。そして尻上がりの人生羨ましいです。
    自分の好きを素直に生きる。

  • イーロン・マスクのお母様、メイ・マスクの自伝。どうやって、あのイーロン・マスクという天才実業家を育てたのだろうかと興味深かったので読み始めました。
    ご本人は72歳(2022年時点)で現役のモデルで栄養士としても大成功しています。
    読み進めていくと、成功哲学のような教条的な話ではなく、自然体で自らの体験を通してのメッセージを語っています。
    72歳という年齢でモデルをやっていること、年をとればとるほど豊かになっていくという自己概念にとても勇気をもらえました。
    夫のDVや経済苦という著者のつらかった過去も赤裸々に語っています。読者には同じ体験をしないでと導いています。

    人生は予想できないことばかりだけど、何回も計画を練り直して、これからも乗り越えていけるということ。自分も読んでそう思えるし、将来が楽しみになってきました。

    今と比べ昔の私は、年を取るのがもっと怖かったです。そういう人は多いのではないかと思います。なので人生の大先輩、メイ•マスク氏が飾らずに語ったこの本はとても勇気づけられるのでおすすめです。

  • 御年72歳・伝説のモデル、メイ・マスクの就寝前のビューティ・ルーティン|ハーパーズ バザー(Harper's BAZAAR)公式
    https://www.harpersbazaar.com/jp/celebrity/celebrity-beauty/a33255434/maye-musk-skin-care-routine-200710-lift3/

    「72歳、今日が人生最高の日」メイ・マスク著 寺尾まち子、三瓶稀世訳|日刊ゲンダイDIGITAL
    https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/278091

    72歳、今日が人生最高の日/メイ・マスク/寺尾 まち子/三瓶 稀世 | 集英社の本 公式
    https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-786129-7

  • モデルで栄養士、そしてイーロン・マスクの母であるメイさんの人生について書かれた本。
    人生の大半を過ごした南アフリカ、冒険好きな両親、夫からのDV、可愛い子供たち。

    彼女は自身の人生を通し、私たちにポジティブな生き方を教えてくれる。そんな素敵な本です。

  • 食べることは疲れる。満腹になると眠くなるのは疲れるから。

  • ◾️美、冒険
    ・人生は大胆且つ慎重に
    ・たとえ何も起きなくても、何かを起こすためにsnsに投稿
    →影響力が欲しいと思いながら、何も行動しない自分にささった。
    ・楽観的であること
    →悲観的になってしまうことが最近多い。なんくるないさ〜と頑張れた10代のころを思い出す。もっと楽観的にポジティブに!!
    ・ユーモアをもち、人の言葉に過敏にならないこと
    →内面が楽しい人、面白い人はやはり何歳になっても魅力的。
    ・他の人がしていることを決してやらなかった。自分がやりたいと思ったことだけやった。
    →◎夫が、とか、周りが、で自分の行動を変えない。
    ・何かを依頼されたら、深く考えずに『イエス』やらない理由なんてない
    ・自分の人生の扉を開く。試してみない限り何も変わらない


    ◾️家族
    ・早くから自分で責任を持たせる
    →子供扱いしない
    ・新しい場所でスタートを切るには外に出ること。外に出て、人と付き合い、ネットワークを広げる
    ・できるだけ誘いに応じるだけでなく,加入できる団体には全て参加
    ・『家族は第一』
    ・旅行先では各自が自由に過ごすこと。みんなが旅行を楽しめる理由の一つ。
    →これは素敵だなぁと思った。個々の興味と自由を尊重。旅先でも携帯をずっといじっていたいなら、それでもいいし。

    ◾️成功
    ・努力するほど幸福になる
    →おばあちゃんが言ってたなあ。『頑張ったら良いことあるから』って
    ・自分の才能を見つけ努力し、snsを通じてその才能を世界と共有
    →自分の才能。。食、美容、健康意識が高いから、それを共有出来たら、楽しいし人のためになるかなあ


    ・友情は『実りがある』『お互い最高の応援団』楽しいユーモア
    →ポジティブで強い友達が今は周りにいるなあ。私がこうなりたいと思えるメンタルをもってるひと。
    ・年を重ねるのを楽しむ友達と一緒にいること。人は年をとると賢くなれる

  • 非常にアクティブな女性。笑顔が素晴らしい!

  • 女性向きとはいえ、男でもメイマスクの人生観として読み応えのある作品

  • 【計画を、立てる】
    健康になりたいなら、食べたもの飲んだものを記録して、現状を把握することから!

    お仕事を立て直したいなら、履歴書を企業へ送り、「ほしい」と言い続ける。「ほしい」と声に出さないのは、「いらない」と伝えていることになる。

  • サクサク読めて、読み切った。
    個人的に、イーロンマスクの母への興味もあった。

    ・教育論
    ・生き方

    をこの本で学んだ。

    ・料理に興味がない に激しく同意

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