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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784087880793
作品紹介・あらすじ
【ひろゆき VS 日本一嫌われた経済学者・竹中平蔵】
YouTubeチャンネル「日経テレ東大学」で話題になったトークに、未公開の追加対談を収録した、炎上必至の激論10時間!
ひろゆき「どうして嘘をつくんですか?」
竹中平蔵「ひろゆきさん、それはイチャモンだよ!」
経済停滞の戦犯、既得権益の闇……
日本の「病理」がいま暴かれる!
〇派遣労働は悪なのか
〇金持ちになった経済学者は二人しかいない
〇「パソナ会長」になった理由
〇ベーシックインカム実現への道
〇日本版CDC(疾病予防管理センター)をつくれ
〇日本人の給料が上がらないのはなぜか
〇技能実習制度を今すぐやめろ
〇霞が関を「同一労働同一賃金」特区に
〇参議院選挙、ひろゆきに出馬要請? ……etc
【著者略歴】
ひろゆき
本名:西村博之。1976年神奈川県生まれ。東京都北区赤羽で育つ。96年、中央大学に進学。在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。99年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。19 年、SNSサービス「ペンギン村」をリリース。著書に『1%の努力』、『無敵の独学術』、『ひろゆきのシン・未来予測』などがある。
竹中平蔵(たけなか・へいぞう)
1951年和歌山県生まれ。一橋大学経済学部卒業後、73年日本開発銀行入行。81年に退職後、大蔵省財政金融研究室主任研究官、ハーバード大学客員准教授、慶應義塾大学総合政策学部教授などを経て、2001年より小泉内閣で経済財政政策担当大臣、郵政民営化担当大臣などを歴任。現在、慶應義塾大学名誉教授、世界経済フォーラム(ダボス会議)理事などを務める。著書に『平成の教訓 改革と愚策の30年』、『考えることこそ教養である』などがある。
感想・レビュー・書評
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『感想』
〇竹中平蔵さんとひろゆきさんは、自分に正直なのだ。周りに遠慮することなく、自分が正しいと思うことを言ってしまう。
〇人は他人から嫌われ過ぎると生きていけない。しかしこの人たちは嫌われるのと同じくらい好いてくれる人がいるわけで、何とかなる。
〇嫌われることも人気のパロメーターで、自分の意見を広めることができる。
〇好きでも嫌いでもないただ興味のない人になってしまうことは実は寂しいことなのだ。
〇かと言ってこの人たちの考えに全て賛同しているわけではない。特に個人の生活に関わる部分は、カネや権力のある人の力だけで決めてはだめだ。 -
竹中さんの話をまじめに見聞きしたことはなかったが、印象が変わった。
ポピュリズムなところはあるが、基本的には社会をよくしようと動いている方なのだろう、くらいの。
ひろゆき氏が参院選に出なかったのは残念、でもないが、面白く読めました。特に前半。 -
最初のところは、こんな感じに進むの?と不安になったが、やはり最後はそれぞれの考えが明らかになっていき興味深く読んだ。両方とも、日本を諦めていないのが救い。
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何となく手に取った本
面白く一気に読みました
ベーシックインカムの話とか色々実現すると良いなと思いました
これって私の感想ですよね -
読みやすくて面白かったです。
タイトルからはちょっと想像しにくいですが、日本社会で膠着している部分や、社会問題に対する改善策がいくつか挙げられています。
内容の一部はYouTubeに上がっているので、読前か読後にそちらを覗くのもおすすめです。 -
いや面白かった。
冒頭から竹中平蔵氏について、小泉内閣からパソナ会長という「金儲けのために何かやってる怪しい人」というイメージをぶつけて議論にならない議論がヒートアップ。
そこから徐々に冷静に様々な議論をして、後半からはまるで意気投合というような展開へ。
派遣と委託の違い等労働者派遣法を巡る議論、ベーシックインカム、医療、賃金など読み応えがあって良かった。
イイね! -
世間を賑わす二人、異色の対談。日本経済の救世主となりうるか。
最初のパソナの役員報酬に対する突っ込みはひろゆきの独壇場だが、その後はしりすぼみ、竹中平蔵の主張が伝わるばかり。ベーシックインカム、個人ではなく世帯への課税、日本版CDC、技能実習制度のはいし、同一労働同一賃金の徹底。などの政策提言。
ひろゆき氏が良く勉強して相当に知識のあることだけは良く分かった。
個人的には竹中平蔵に対する不信感は払拭できず。 -
私の確認不足だが、本著はYouTubeチャンネル、日経テレ東大学で公開された内容を文字に起こしたものであり、内容は全く同じ。動画は今でも見られるから、本よりもそちらの方が良いのではないか。まあ、活字でじっくり味わえる点と、読書が好きだから、それはそれで構わないのだが。
という事で、じっくり眺めてみた。竹中平蔵をどのように追及し、どのようなイメージで扱ったのか。ひろゆきが、大衆目線を意識して指摘するシーン、竹中平蔵は利益誘導しているだろうと。その部分は、寧ろ、誤解を解き弁明の機会を与えたようにも思えた。しかし、パソナへの利益誘導については、持株は認めながらも、南部靖之からのお願いを受けての僅かな報酬、労働の対価として当然のものと居直る。自身が左右する政策にパソナを絡めながら、南部氏からのお願いを受ければ、誤解?されるのは当然だろう。それを、自分は既得権益と戦ったからメディアを介した世論にバッシングされたのだと言い放ち、果ては、そもそも嫌われても構わないんだと。世論を馬鹿にしたスリード社を使ってのB層戦略を講じた人間が何を。李下に冠を正さず、というではないか。 -
冒頭のひろゆきさんのシツコイ切り込みでパラレル感半端なくスタッフも出てきて早々切り上げになりそうでしたが(笑)途中から竹中平蔵さんの方が前のめりにお考えや理想について語られ面白い!!今まで興味が持てなかったベーシックインカム案有りかも!と言う気さえしてきた。
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印象にのこったのは既得権益に胡座をかく、官僚、学会などの産業界、族議員の鉄の三角形。
ぶち壊すためには官僚の終身雇用にあるらしい。面白い。
著者プロフィール
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