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本 ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784087881059
作品紹介・あらすじ
移住の夢をかなえたら、「くらし」が私を待っていた!
北欧好きをこじらせた著者が、フィンランド式スタイル、考え方を学びながら、自分らしい生き方を見つけていくコミックエッセイ。
【目次】
LESSON 1 COMMUNICATION ……言葉にすること、余白を持つこと フィンランド人のコミュニケーション術
LESSON 2 WORK&CAREER ……自分らしい働き方とキャリア観
LESSON 3 CULTURE&NATURE ……自然や文化を知り楽しむ
LESSON 4 TIPS TO HAPPINESS ……心地よく暮らすための秘訣
LESSON 5 INTERIOR COORDINATION ……フィンランド風部屋づくりを学ぶ
感想・レビュー・書評
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2022年に念願のフィンランド移住を果たしたchikaさんの最新コミックエッセイ。2023年に寿司職人として勤めていたレストランが閉店となってしまったというところまで前作で知っていたが、その後無事個人事業主としてヘルシンキでの生活を続けられているようで良かった。好きを大事に生きている人はやはりきらきらしている。今回は特に、インテリアデザイナーさんに部屋作りのアドバイスをもらって素敵な部屋を作り上げたエピソードが良かった。chikaさんのすごいところは、その時もらった汎用性のあるアドバイスを応用し、日本のおばあちゃん家も素敵に改造していたこと。色々な経験から学ぶ能力の高い人だと思っていたが、こんなところでもそれを発揮していた。また、フィンランド人の友人の部屋が紹介されていたが、これまた雰囲気や外の景色も含めとても落ち着く素敵な空間だった。長くて暗い冬の影響もあるのだろうが、やはりフィンランドは心地よい空間づくりに長けているなぁ。数年後(?)の夢は桟橋のあるコテージで猫と暮らすことというのも、フィンランドや北欧の夢にぴったりだと思った。chikaさんの姿勢を見習って、引き続き私も前向きな選択をしていきたい。次作も楽しみ。
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たぶん私も、ひとり暮らしをしたら家具が選べない。
こだわりがないといえばそれまでだけど、それは自分自身ととことん向き合っていないということなのかも。
同調圧力があったり、空気を読むのを良しとする文化で育ってきたことの弊害かもしれないと、この本を読んで気づいた。
自分がどう暮らしたいのか、というのはつまり、自分はどう生きたいのか、ということなのだ。
ていねいな暮らし、とやらに憧れる気持ちはあるけれど、日々の生活はまるで何かに追われるように、また年々衰えゆく体力を言い訳に、見て見ぬふりでやり過ごすことが多く、こころのどこかに罪悪感がある。
まずは「ていねいに自分と向き合うこと」から始めたい。-
Manideさま
コメントありがとうございます!
子育ての終わりが見えてきた最近、
「私がしたいことって、なんだろう……?」
と考えること...Manideさま
コメントありがとうございます!
子育ての終わりが見えてきた最近、
「私がしたいことって、なんだろう……?」
と考えることが増えました。
これまでそんなことをゆっくり考える暇もなかったなぁ……と一瞬呆然としたのですが、気を取り直して、
「私の好きなことはなんだろう? どんなことにワクワクするんだろう?」
と日々自分に問いかけています。
だれでもない自分の人生ですもの、自分で選んで、楽しんで生きたいですね♪2024/10/23 -
りえぽんさん、返信ありがとうございます。
ほんと、素晴らしいことだと思います。
まさに、日々考えていくことに、
りえぽんさんの丁寧さを感じ...りえぽんさん、返信ありがとうございます。
ほんと、素晴らしいことだと思います。
まさに、日々考えていくことに、
りえぽんさんの丁寧さを感じます(^^)
私も、ちょうど、学校の授業で、パーソナルミッションを考えることをやったんですよね。
毎回、偉人たちの人生をみて、自分達に落とし込んでいくんですが、、、
結論、何かのためにいきるのは、自分らしくないという結論に至り、自分の好きに生きて、それが、誰かの役に繋がるといいな、と思ってます。2024/10/23 -
Manideさま
こちらこそ、お返事ありがとうございます。
パーソナルミッションという言葉は、恥ずかしながら初めて知りました。
たしかに、...Manideさま
こちらこそ、お返事ありがとうございます。
パーソナルミッションという言葉は、恥ずかしながら初めて知りました。
たしかに、まず自分が幸せであることが、ほかの人の幸せにも繋がっていくというのは素敵ですね。
私もいつか、自分の好きなことが、ほかの人の役に立つことに繋がったらいいなぁ……!2024/10/23
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大学院の説明会に出たあと、多少イライラしていたので、さっと20分くらいで読み切った。
うーん。楽しい本だけれど、他の「北欧こじらせ日記」シリーズとも被る内容もあるので、私は図書館で借りたからいいが、購入だったらきっと、やめたかも。
イライラは読み切ったら収まっていたから、それには感謝してるけど…やっぱり社会制度が違いすぎるから、日本じゃこうはならない。chikaさんが、様々なジャンルの相談支援を上手に使っているのが、ちょっと刺さった。
日本だと、何のジャンルであれ、誰か専門家に相談するということは、「何らかの問題を抱えている」「特殊な」人がすることという印象がある。
でもフィンランドだと、自分の生活を心地よく円滑にしたいから、自分より多くの情報や知識を持ってる人と一緒に考えた方がよくない?
って感じで。やってることや相談を受ける側が目指してることは、同じなのに。あまりにも雰囲気や、相談することへの先入観が違いすぎるのに、唸ってしまった。
…私は……ここにいるんで、ヘルシンキにいるんじゃないもんなあ。閉塞感の正体を垣間見た気がして、すれ違った気持ちや寂しさに、ちょっと気がついてしまった。
あーあ…。 -
日本とは全く違うフィンランドの方とのコミュニケーション、働き方、生活の仕方が学べて勉強になりました。
私は完璧主義で、こうあるべきが強くて、それで結局自分を苦しめたりしてきたから、何事ももっと自由でいいんだな~って心が楽になりました。日本人には日本人の良さがあるけど、それとはまた違う感性に触れられて楽しいし、私も、ソリチュード(積極的な孤独)を楽しもうと思います。
そして、インテリアアドバイザーさんのアドバイスがとても参考になりました。chikaさんのお部屋がますますステキになられていました -
chikaさんの考え方、生き方、人とのつながりを大事にしているところが大好き。
フィンランドのレストランで情報共有力がすごいことに驚き。その背景には「属人的なこと」をなくしていくということがある。一人ひとりのプロフェッショナルさは大切だけど、その人がいないと回らない職場にしない事は、ヘルシーのチームを作る上で大切と言う理念がある。時間に余裕があるうちに「みんなができる」状態まで効率化するのが、生きるのを楽にするコツ。
「僕にとって1番大切なのは『自分の人生の時間』なんだと強く思った」と言う同僚が取ったのは、ゼロコントラクト(固定の労働時間がなく、必要に応じて雇用される労働形態)。私も5年後に、労働形態を変えて、週休3日にする予定。 -
フィンランドでのリアルな暮らし、他の国の方のいろんな考え方が見れるエッセイでした。その暮らし方や考え方が「そういう考え方があったのか!」と新しい発見になりました。
エッセイとしても楽しめるし、暮らしの勉強にもなる、素敵な一冊でした。 -
⬛︎ 自分だけの特別な空の色
chikaさんの著書は好きで北欧こじらせ日記シリーズから拝読しています。日本とは異なるフィンランドの文化、国民性、考え方などがほんわかした絵柄で表現されておりとても読みやすく、面白いです。
今回印象的だったのは「人との心地よい距離感の保ち方」の話と「属人的なことをなくすための意識」。
どちらも、今の私の悩み、実家との距離感(帰省に前向きではないが帰省しないといけないこと)や仕事(属人業務に囚われていること)…とリンクする部分が多く心に響きました。
フィンランド人は、自分が心地よくいられるための環境を作るにはどうしたらよいかを常に考えている芯のある人たちが多いのかな、と感じました。 -
内容は移住直後、困惑したり、納得したりした5つの分野に分けて、漫画で書かれていて、この作品も独自な北欧を感じ取ることができます。
その内容が以下のようになっています。
LESSON 1 COMMUNICATION ……言葉にすること、余白を持つこと フィンランド人のコミュニケーション術
LESSON 2 WORK&CAREER ……自分らしい働き方とキャリア観
LESSON 3 CULTURE&NATURE ……自然や文化を知り楽しむ
LESSON 4 TIPS TO HAPPINESS ……心地よく暮らすための秘訣
LESSON 5 INTERIOR COORDINATION ……フィンランド風部屋づくりを学ぶ
私がなるほどと感心した視点は
「静かに聞くこと」相槌の多さは話し手には邪魔になる。
フィンランドの柔軟な働き方。
根底に無駄を削ぎ落とし、シンプルに。
エンプティネス「空っぽ」の時間を持ち、楽しむ姿勢。
加えて、最近流行りの北欧インテリアでは、大型家具はシンプルに、小物で大胆に色を楽しむ」が基本。小さいことですが、キッチンのポイント「物を直置きしない」というのもなるほどと感心しました。
コミックなのであっという間に読めました。今後私の生活にどれだけ応用していけるかが重要です。ものだけでなく、よき考え方は取り入れていきたいです。 -
ちかさん本の何が好きかって、視点の転換。日本に生きていると出会わないであろう価値観を知れること。世界は広いし優しい場所だと思い出せる。
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chikaさんの本は既刊は全て読んでいるけれど、今回も読んでいてフィンランドに行ってみたい気持ちになる優しい本でした。
海外生活の良い部分だけでなく、悩みながらも自分らしい暮らしを模索して、一歩一歩着実に夢を叶えているchikaさんはとても素敵です。
一人一人に自分らしい暮らしがある、そんなことを当たり前ですが、改めて感じることのできたほんでした。
著者プロフィール
週末北欧部chikaの作品





