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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784087881127
作品紹介・あらすじ
あまりの面白さに一気読み!
受験生も、かつて受験生だった人も、
みんな読むべき異形の青春記。
――森見登美彦さん(京大卒小説家)
ものすごくキモくて、ありえないほど懐かしい。
――ベテランちさん(東大医学部YouTuber)
なぜ我々は〈学歴〉に囚われるのか?
京大卒エリートから転落した奇才が放つ、笑いと狂気の学歴ノンフィクション!
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がくれき-きょう【学歴狂】
〔名〕東大文一原理主義者、数学ブンブン丸、極限坊主、非リア王など、
偏差値や大学名に異様な執念を持つ人間たち。
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【目次】
第1章 〈田舎の神童〉の作り方
第2章 「こんなんもう手の運動やん」とつぶやいた〈天才〉濱慎平
第3章 〈東大文一原理主義者〉内山とスーパー学歴タイム
第4章 〈伝説の英語教師〉宮坂の恐怖政治
第5章 〈努力界の巨匠〉菅井が教えてくれたもの
第6章 ノートにappleと延々書き続ける〈大物受験生〉永森
第7章 京大生のヌルすぎる就職活動
第8章 佐川恭一以来の神童と呼ばれる〈後継者〉国崎くん
第9章 〈二浪のアニオタ〉柴原が深淵をつづった詩集
第10章 〈数学ブンブン丸〉片平のあまりに危険な戦法
第11章 神戸大学志望を貫いた〈足るを知る男〉本田
第12章 「二十時間勉強法」ですべてを突破した〈極限坊主〉野々宮
第13章 〈別次元の頭脳〉で学問の面白さを教えてくれた中村さん
第14章 『ルックバック』で思い出す〈神童覚醒前夜の親友〉大城
第15章 マウント柔術の使い手〈非リア王〉遠藤
第16章 京大卒無職〈哲人王〉栗山
おわりに
感想・レビュー・書評
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オーディブルにて。
学歴に狂った人たちの物語。
著者は、2025年の京大合格者数第2位の高校出身のようです。
一浪で見事京大に合格されたらしいのですが・・・
正直言って、僕には異次元過ぎて全くピンとこない。ただただ興味深い世界だった。
登場人物がとても滑稽で笑ったけど、他のものを全て犠牲にして受験に打ち込んでいるからこそだ。
美しい。
♫Eyeless/Slipknot(1999年)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学歴至上主義でお受験推しの本かと思ったら全然そんなことはなく、むしろ学歴のために失ってきたものを自虐するような内容でおもしろかった。
文章もカジュアルで、高学歴あるあるなど笑ってしまうネタがたくさん。
なりより嫌味が全くない。
高学歴の人たちのクセ強めな話や、卒業後の生活など知れるのも良いし、気軽に楽しめる一冊。
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面白くて、現実逃避にピッタリだった。
次々と出てくる学歴にこだわって拗れた男子校の子たち。
リアルだなあー。確かに進学校ってこういう感覚あるんだよね。
本音でむき出し。カッコ悪い、カッコ悪い笑
声出して笑って読めました。
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⚫︎本概要より転載
【目次】
第1章 〈田舎の神童〉の作り方
第2章 「こんなんもう手の運動やん」とつぶやいた〈天才〉濱慎平
第3章 〈東大文一原理主義者〉内山とスーパー学歴タイム
第4章 〈伝説の英語教師〉宮坂の恐怖政治
第5章 〈努力界の巨匠〉菅井が教えてくれたもの
第6章 ノートにappleと延々書き続ける〈大物受験生〉永森
第7章 京大生のヌルすぎる就職活動
第8章 佐川恭一以来の神童と呼ばれる〈後継者〉国崎くん
第9章 〈二浪のアニオタ〉柴原が深淵をつづった詩集
第10章 〈数学ブンブン丸〉片平のあまりに危険な戦法
第11章 神戸大学志望を貫いた〈足るを知る男〉本田
第12章 「二十時間勉強法」ですべてを突破した〈極限坊主〉野々宮
第13章 〈別次元の頭脳〉で学問の面白さを教えてくれた中村さん
第14章 『ルックバック』で思い出す〈神童覚醒前夜の親友〉大城
第15章 マウント柔術の使い手〈非リア王〉遠藤
第16章 京大卒無職〈哲人王〉栗山
おわりに
⚫︎感想
勉強に時間もなにもかも全てを注いだ学生時代を、ご自身と学生時代に出会った人々を通じて、自虐的に、あるいは温かい眼差しで、ユーモアたっぷりの表現で書かれており、何度もわらった。
でも、学生時代に学業に強烈に心血を注いだ思い出は、何にも代え難い人生の宝なんだろうなとも思わせられた。 -
京大卒の小説家•佐川恭一氏がこれまで出会ってきた高学歴友人の猛者達との邂逅を綴ったエッセイ。登場人物は仮名ながら実在するノンフィクション。
日本は世界有数の学歴社会だ。高学歴があれば就職に有利なのは事実。表向きは「学歴は関係ない」とする企業も本音と建前は異なるし、本書では京大卒の就職活動での優遇っぷりが赤裸々に綴られている。
一方、「学歴のその先がある」とあるように、大学入学してからや社会に出てからの努力の方が大事。難関大学に合格することはゴールではなく通過点。大学でも社会に出ても、方向性を定めて前向きに努力し続けることができる人が、目標を達成し夢を叶えて出世していく。
本書で引用されている林修先生の言葉「大して努力しなくても勝てる領域を見つけ、そこで努力しろ」は、まさにその通りだと思う。
私自身、著者ほど高学歴ではないが地方の進学校出身で浪人も経験しているので、“受験あるある”に共感しつつ面白く読んだ。井の中の蛙が大海を知った青春時代、名物教師との出会い、テスト結果でのマウント取り合い…懐かしい。
受験生時代(特に浪人生の頃)、当時はつらかったけど切磋琢磨しあえる友人達がいたし、著者のいうように「思考のフォーム、努力のフォーム」はこの時に作られたと思う。受験生及びかつて受験生だった人達にオススメしたい一冊。 -
何回か涙が出そうになるくらいに笑った。
命をかけて&なにかを捨てて勉強にかけている姿に、敬意を感じる。
世の中学歴だけじゃないけれど、
やはり学生時代の努力や地頭の良さ、言語化能力を持っている人たちの会社での活躍はすさまじいものがあると思う…
私にやるだけやった(何かに全力になること)という経験はあるだろうか… -
おもしろすぎて、何度も何度も笑った。
自分にも、何かに取り憑かれたように「とにかく模試で1位とる」が人生の目標だった時期があった。今思うと、完全におかしかったし、思い出すことも気恥ずかしい。だからこそ、読んでいて「わかる〜」と言いたくなるエピソードがたくさんあった。特に、先生も一緒になって神戸大学を下に見る感覚、自分は地元ではないけれど、別の大学で行われていた。そういう、器が小さすぎる考え方が、嫌悪感を通り越して、なんであんなに夢中だったのだろうなと、懐しい気持ちになった。 -
田舎の神童であった筆者が関西屈指の進学校で味わう学歴信仰と屈折した青春。偏差値ばかり気にした青春を過ごした人は大体頷いてしまうだろう。基準以下の大学を軽んじる雰囲気、到底追いつけない天才、がむしゃらすぎる勉強法、浪人生活、名物先生…どのエピソードも面白過ぎる。
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京大卒の著者が、学校生活や受験を回顧するエッセイ。
章ごとに面白キャラを紹介する構成です。
まあこんなに強烈なキャラの人たちがいたもんです。
「こんなんもう手の運動やん」なんて、ノイマンかよって感じです。
頭がいい人は、どこかずれているイメージです。
受験から30年以上たって忘れていた記憶がよみがえり、なんだか懐かしい気分にも。まあ自分は、近い、安いで学校選びをしていたので、そこまで頑張ってはいなかったのだけど。 -
学歴オタク?達の青春はもはや「アホやんww」
ってゲラゲラ笑いながら読みました。「エリート」が嫌味にならずもはや清々しいと思いました! -
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よい。
4時間一気読み
青春。
蘇ってくる。
なんか救われるところがある。
今思えば、ぼくはバーンアウトしてたんかもな
てかもろバーンアウトやな
著者、留年はしなかったのか〜
あと2浪怖すぎる。
一発逆転なんて通常はない。あったけどな。
自分が佐川氏に書かれるとしたらどんな題名とエピソードになるんだろう。ってゆう。
男子校出身で、男だけが楽ってのは甘えなのか?
面白い匂いがすると思っちゃうのは気が狂ってる人
それも甘えと言うか、病気だと言うのか?
にゃんちゅーぶろぐを読んでるのも、学歴狂の行く末の怖いもの見たさ的な感情があったのかもしれない。
哲学者栗山
人間の全ての欲望の中で、一番清潔なのが金なんや
島田が界隈一の爆裂美女Fと付き合って調子を落としたけど秋口に破局して復調するのも救われる。
遠藤が息を吹き返すのも救われる。
みんな、息を吹き返してくれ -
高偏差値で受験を頑張った、特に男子校出身者に刺さりそうなエッセイ。
受験に青春をささげている。
同じような環境に身を置いたのなら、懐かしい思いで読めるのかな。 -
勧められて読んでみたけれど面白かった笑
学歴が第一!
という思考になるとこんな風になるのか(一例です、全員ではない)
天才は確かに存在するし、私なんかじゃ足元にだって及ばない
精神的ヤンキーなんて初めて聞いた
笑えるのに、時々とても真面目に大事なことが書かれている
読んで損はない一冊だと思います
久しぶりに本読みながら声出して笑いました -
高学歴の人が持つ微妙なコンプレックスをリアルに描く。
京大卒の作家が描く、神童から難関進学校、まさかの浪人から京大文学部へ。同級生のその後を含めそれぞれの持つ繊細な心の傷。
学歴社会が現に存することは異論のないところだろう。
大学進学後の同級生たちも描くことで、学歴信仰とその果てについても描かれている。
受験戦争に真に苦しんだ人ならきっと共感するだろう。 -
傑作、と個人的には思う。筆者と少なからず似た経歴を持つ者としては共感の嵐だった。
学歴って大切だし、一つの勲章ではあるけど、必要以上に囚われてはいけないなあと。思いつつ、立派な学歴厨がここにもできあがっているのであった。 -
地元で神童をしていた著者が、文字通り学歴狂として過ごした高校・大学時代の経験を描いた良質なエッセイ。
私の周りにも、
・第一志望の司法試験合格者数でマウントを取りにくるA君(彼はそこの大学にアッサリ落ちた)
・東大に行きたかったあまり進学した私大を忌み嫌っていたB君(なぜか彼はその私大にそのまま就職した)
・私は〇〇大学に必ず行きます!とほぼ全校生徒に宣言して普通に顰蹙を買うCさん(これは私)
など化け物が沢山いたが、本気で受験に臨むが故にそれらが霞むような方々を筆者の圧倒的な文章力で描き出す本作は圧巻。
「学歴」と聞いて疼くものがある全ての大人に読んでほしい一冊。 -
ほんと、こういう(?)本を読むたびに「京大に行きたかったなー」と思います(もともと保育士志望で大学の偏差値に興味がなく、京大のすごさも分からなかったため目指したこともないのですが...笑)。
わたしの友人に国語と英語のセンターが満点だけど数学がニガテで京大に行けなかったおもしろガールがいますが、京大はこの上をいく奇才ばかりなのだろうと思うとワクワクするのです。バイト先に京大文学部の子がいて、掴みどころのないふわ〜っとした感じだったのもギャップがあり、京大に対していい印象をもっています。
わたしは自分の本来のレベルより少し高めの大学に進学できたので、大学でいろいろな友人に刺激を受けました。自分の子どもにも、周りの人によい刺激を受けて大学生活を謳歌してほしいと願ってます。
森見登美彦の描く腐れ京大生、灘卒YouTuber雷獣の動画に出てくるクセ強な人が大好きなので、帯を見た瞬間に「あ、これは好きだわ」と直感しました。期待を裏切らない面白さでした。
P92
現在、柴原は外科医として活躍している。彼の妻もまた医者で、私ではほとんど土地も買えない都会に豪邸を建てて三人の子供を育てているようである。つまり社会的に見れば私とは比べものにならないほどの成功者になっているわけで、この年齢(アラフォー)になってくると、あの頃の一浪や二浪の差など何でもなかったのだなと思える。だが、それはあくまでも後から思えることだ。受験の悩みも恋愛の悩みも仕事の悩みも子育てを含む家庭生活の悩みも、あらゆる悩みが「当事者」にとっては命に関わる悩みなのであり、それが小さく見えるのは「当事者」ではないから、あるいはなくなったからなのだ。当時の私や柴原にとって浪人時代というものがいかに死と接近した時代だったか、そして結果が不合格だったとしたら現在の自分がどうなっていたかということを考えると、やはり簡単に「浪人してよかった」「失敗から得られたものもある」などと言うことはできない。そう心から思えるのは、おそらく合格者だけだ。浪人するかどうかを決められるのはー家庭環境の問題も大きいがー最終的にはあくまでも本人だけである。そこにはつねに最悪の可能性がつきまとっていることを忘れてはならない。
p105
最後にめちゃめちゃ俗な受験の話をつけ加えさせていただくと、片平だけでなく、私自身や他の友人知人を見る限り、京大ギリギリ落ちが同志社や立命あたりに行くとなった場合、ほぼ闇落ちする。そこから復活した人間もいるのかもしれないが、はっきり言って何歳になっても完治は難しいという印象がある。本書を読んでくれている関西在住の京大受験生の方にアドバイスしておきたいのだが、騙されたと思って絶対に早慶を受けておいてほしい。「俺は絶対京大に受かるし、疲れるからいらん」と言っているあなたは地獄を見る可能性がある。本当に、本当に早慶だけは受けた方がいい。どこかの進学校で洗脳された旧帝主義者のあなたは私立というだけで馬鹿にするかもしれないが、早慶を本気で馬鹿にできる人間など世間に出ればほとんどいない。
そして就職もかなり強い。さらに、私にはわからないが、「東京」で過ごすことのアドバンテージが大きいと語る友人知人も少なくない。そしてまた、早慶を受けた上で落ちたのであれば、それはそれで少しは納得して関関同立に通うことができるだろう。
これは一人でも精神を完全破壊される者を減らすための、私からのお願いである。 -
とてもおもしろかった。
ここまでではないにしろ、それなりの進学校(特に男子校)に進んでしまった人ならうなずいてしまうエピソードがたくさん。アニメ化、あるいは実写ドラマ化しないかなあ。
しないか... -
一気読み。大学受験とか就活とか、当時の辛さとか嫉妬とか挫折とか、ごちゃごちゃの感情が蘇ってきてうぅってなった。いろんな友人の多種多様な受験時代の話と、少し今の生活にも触れられていて、「当時の浪人は長い人生で見ると関係ないと思えるけど、それはあくまで結果論で、当事者は最悪の可能性を背負いながらとてつもない重圧に打ち勝った結果で、当事者でない人はそんなこと言えない」というのにとても共感した。足るを知る男本田さんの生き方は、子供時代にこの境地に辿り着くなんて信じられないと思ったし、私もこう考えられていたらな、と思ったけど、彼は彼で砕け散ったとしても何かに全力で挑むことができなかった自分を後悔していたり、どんな選択をしたにせよいろんな葛藤はあるんだよなぁと思った。
「何を選んでもきっと後悔はあるだろうが、後悔を最小化したいなら、何かを選ぶ時に必ず自分を軸にして選ぶことを心がけなければならない。親族であれ友人であれ、あなた以外の人間は根本的にあなたの人生に責任を負っていない。」 -
学歴もの?で過去に読んだ「国語入試問題必勝法」同様、これからもたびたび手に取って、ワハハと笑ってしうまうのではないかと思う。朝買って昼には読んでしまった。
筆者は私より10歳下。受験戦争というより受験には努力と苦悩がつきもの、というのが当たり前の感覚になっている世代かと思う。私もそうだけど。
田舎から都会の名門進学校に進むという経験は、地方の大都会育ちの私からみるとまあなんとなくわかる・・・という程度でヒシヒシ実感していたわけではない。が、都会育ちと田舎・地方育ちじゃスタート地点からして違う、つまり認知レベルで違うんじゃないか。やっぱりそうなんだろうなとことあるごとに感じたりするのだが、この本を読んでもそう思った。
私には同い年で現役で京大法学部に合格したいとこがいて(この部分はいとことして自慢したい)、高校時代の彼女の頭の良さぶりとナチュラルな勉強大好きぶりに心底驚いた覚えがあり(しかも彼女は可愛かった)、これは私には無理だ・・・と16歳くらいで勝手に線引きをすることになった。頭のいい子っているんだよなーとしみじみ思ったのだった。うちも両親、とくに父は頭がいいのだが、それが全くいわゆる世間的な成功に結びついておらず、なんだかなあと思っていたのだが、80歳になっても衰えぬ知的探究心みたいなもの(しかし実務には役に立たない)を見ると、地頭はまああったほうがいいのかもしれないなあと思うのだ。
しかし、全国にたくさんいるであろう地頭がよい人々が、なぜこの「受験界隈」に入り込んで、後から笑い話になるような3年間(浪人したら4年、5年)をセックスなどに一切見向きもせずに(というかする余裕はない)突進する必要があるのか。いや、その理由はいい大学といい会社に入るためなんだが、いい会社を一年で辞めちゃう筆者!それ以前に京大に入学しながらぜんぜん勉強しない筆者(とその友達)!なんかもう壮大な無駄遣いという意味ではまさに青春ではないかと思う。筋トレに明け暮れた3年(それ以前の受験勉強があるから5年くらい?)と筋肉休ませるために大学4年間使う・・・みたいな青春である。
そういう意味では本当に青春物語で、ドラマになってもおかしくない。
が、実際には、ひねくれちゃって引き篭ったり脱落して一生劣等感に苦しむ人もけっこういるんじゃないかと思う。
15歳から18歳までの多感な3年間(とその前後)を学歴ピラミッドの価値観で生きてくることの弊害はなんなのか。が、正直、そういう人が社会で偉いポジションについたりしている現状では弊害なんてあるのかな??とも思う。なんというかそう言うシステムになっているというか・・・。
弊害があるとすれば、今の時代、学歴ピラミッドの上部に食い込むにはそれなりにお金のある家庭じゃないとだめなので、完全に平等ではないということか。つまり持たざるものにはさらに過酷な不平等社会が固定してしまっているのではないかと思うのだ。頭がよければ大学に入れた、なんて単純な時代はもうないんだろう(それはたぶん私の世代か、もっと前の世代で終わっている)。
ともかく、学歴や頭のよさについていろいろと考えを巡らせることができた一冊であった。そして、登場人物の筆者の友人たちの中で、彼氏にするならだれがいいかとか、考えるのも楽しかった。
補足:
これを書いた後に、よくよく考えるともう一冊、学歴社会の弊害、いやむしろ害悪に関する重要な小説があったことを思い出した。姫野カオルコの「彼女は頭が悪いから」。これを読むと、偏差値が高い学校に所属していれば社会の中で偉い立ち位置にいると思い込むこと、それに女性蔑視(女を見下している、女性嫌悪、などバリエーションはいろいろあるが)が加わって、人を傷つけたり攻撃したりする危ない人間を学歴社会が作り出していることがわかる。究極の非人間化システムとしてもいいかもしれない。
著者プロフィール
佐川恭一の作品
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