親がやったら、あかん! 80歳“おばちゃん”の野球チームに学ぶ、奇跡の子育て

  • 集英社 (2020年5月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784087900071

作品紹介・あらすじ

「うちの子はいつもダラダラしていて、ちっとも自分で動かない…」
そんな親の悩みをスッと解消してくれる、すごい“おばちゃん"がいる!

コロナ危機で「子どもがずっと家にいるので持て余す」と嘆く親に、
そんなピンチの時こそ「子育てのチャンスや」と“おばちゃん"は言う。

日本中でメンバー不足に苦しむ少年野球チームが多いなか、
名物指導者“おばちゃん"こと棚原安子さん(80歳)が率いる
大阪の「山田西リトルウルフ」は部員140人を誇り、いつも大盛況。

その理由はこのチームに入ると、なぜか「子どもたちが自立して、
社会できちんと通用する人間に育つ」と評判だからだ。
棚原さんは、「プロ野球選手を育てるのが目的やない、
世の中でしっかり働ける子を育てたいんや」と言い切る。

「お茶当番なんて廃止せぇ!」と親の干渉をできるだけ減らし、
「体験なくして成長なし」と小学1年生でもユニホームは自分で洗う。
子どもたちにお金の価値を教え、チームの運営もケチケチでやりくり。
ときには親離れ・子離れをうながし、上下関係の意味を説くこともある。

80歳を過ぎた今でも選手たちと一緒にグラウンドを駆け回り、
内外野に正確なノックを打ち分ける現役バリバリの“おばちゃん"。
50年にわたる子どもたちへの指導で培ったノウハウと哲学には、
子育てに迷う親たちが学ぶべきヒントがいっぱい詰まっている。

【著者略歴】
棚原安子(たなはら やすこ)
1940年、大阪生まれ。ソフトボール選手として実業団でプレーした後、
72年に夫と「山田西リトルウルフ」を立ち上げ、以来、現在に至るまで
チームを運営し、数多くの子どもたちを一人前に育て上げた。
2016年には全国大会に出場。チーム出身のプロ選手にT-岡田がいる。

みんなの感想まとめ

子育てにおける自立の重要性を深く考えさせる内容が展開されています。特に、子どもが自分のことを自分でできるようにすることが親の役目であるというメッセージは、多くの読者に共感を呼び起こします。著者は、厳し...

感想・レビュー・書評

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  • 野球の指導方法がメインではなく、子育て全般について書かれていました。
    子どもが子どもであるうちに、自分の事は自分でできるように教えるのが親の役目。まさにその通りと思いました。
    昔はこうだったから今の時代が心配だという内容もいくつかありますが、今の時代に若干合っていないかな?と感じる所もあります。
    ただ、全体を通して子育てで大事な事を改めて感じる、読みやすい作品と思います。

  • 普段息子にどんな声かけ、態度をとっているのか考えさせられる場面が多々あった。子供が大人になった時に困らないように、小さいときから、家事のあれこれを経験させておく必要性、スポーツで活躍できることだけでなく、その過程で目標の為に何ができるかの方が大切というところはハッとさせられた。他の育児書でも結果を誉めるのではなくその過程を誉めると子供は伸びると書いてあるものがあり、具体的に考えるとこういうことと同じなんだなと思った。

  • 大阪での屈指の強豪チームである山田西リトルウルフさん。
    強豪なのは厳しい練習だけではなく、人間性を徹底して磨いているから。
    人間的成長なくして技術的進歩なし、はまさにこのこと。
    棚原さん曰く今は親が「こども」と「ペット」を同一視しているところがある、と。
    自分で考えて生きる術、生活する方法をちゃんと子どもに教えなさいと。親が色々やってあげることは、子供が成長するチャンスを奪ってしまっているよと。

  • こういうおばちゃん身近にいないなぁ。パワフルで時には厳しく愛情深い。チーム運営の仕方。
    特製料理レシピもこの本に対するおばちゃんの心が伝わる。
    子供の自力。親が甘やかさないよう肝に銘じた。

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