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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784087900699
作品紹介・あらすじ
2010年から2021年の激動の11年を著者の透徹した眼差しで振り返る、雑誌の人気連載が1冊の本に! 日本も世界も大きく揺れ動いたこの時代を読み解き、新しい幸せのあり方を導く。「政治は人を救えるのか」、「分断された被災地」、「変わりゆく知のカタチ」、「揺れ動く世界」、「ジェンダーをめぐる攻防」、「問われる人間の価値」、「戦争の消えない傷跡」、「コロナ禍を生きる」、「不透明な時代の幸福論」など。慈悲なき社会を生きる人々へ贈る救済のエールがここに。新たに収録された上野千鶴子さんのとの対談も必読!
【目次】
第一章 ―政治は人を救えるか
第二章 ルポ・福島を行く 〜分断された被災地
第三章 変わりゆく知のカタチ
第四章 揺れ動く世界
第五章 ジェンダーをめぐる攻防
第六章 対談・上野千鶴子さんと語るこれからの生き方
第七章 問われる人間の価値
第八章 ルポ・沖縄を行く 〜消えない傷跡
第九章 コロナ禍を生きる
第十章 不透明な時代の幸福論
【著者略歴】
1950年、熊本県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。国際基督教大学准教授、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授、聖学院大学学長などを経て、現在は、東京大学名誉教授・熊本県立劇場館長兼理事長・鎮西学院学院長・鎮西学院大学学長。専攻は政治学、政治思想史。著書『悩む力』がミリオンセラーになったほか、『マックス・ウェーバーと近代』『増補版 日朝関係の克服』『在日』『姜尚中の政治学入門』『愛国の作法』『ニッポン・サバイバル』『トーキョー・ストレンジャー』『心の力』『維新の影 ─近代日本一五〇年、思索の旅』『朝鮮半島と日本の未来』など著書多数。小説『母─オモニ─』『心』も刊行。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
この作品は、2010年から2021年までの激動の時代を背景に、現代社会が抱える不安や課題を深く掘り下げています。著者は、政治や社会の変革の機会を捉えつつ、分断や格差の問題を鋭く指摘し、私たちが直面して...
感想・レビュー・書評
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預言者のごとく、今、発刊三か月後の2022年の4月ですが、この間にロシアのウクライナ侵攻があって世界中がその危機に遭遇しているが、この本で述べられていることはすべて的を得ている・・まさに預言者である。
生命をもって生まれた以上、
その人には生きる権利があり、その価値がある。
ウイルスや戦争が起きて、自由に行き来できなくなり、身体の自由が制限されたことで社会は混乱し、グローバル資本主義の青天井の欲望にも、その脆さが明白にさらされました。
東日本大震災での原発事故でも、東京五輪での強行でも、コロナ禍でも、次々変革の機会、考える機会を与えられているのに、いっこうに変わらぬ日本。
すべては、「持てる者と持たざる者」との対立。コロナのしても正規雇用と非正規雇用の格差、教育や介護現場での人手不足など普段は、隠されている根源的なテーマが緊急事態によって露わになっているのです。
日本のような「弱い国家」「弱い社会」で危機的状況に立ち向かうことができるのか・・・政治に信頼がないだけに、不安が募りますな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2010〜2021に女性誌『マリソル』に連載されていたエッセイをまとめた一冊。原発問題、コロナ禍あたりの時事中心ですが、意外にも宗教的な話も多く(姜さんがプロテスタントであることは初めて知りました)、語り口もやわらかで読みやすかった。個人的には15年ぶりの姜尚中で、ブックオフでなんとなく書き出しを読み「好きだったなぁ」と昔の片恋を懐かしむみたいな気持ちで購入したのだけれど、期待通りというか、いま、何かと不安になることが多い日々に寄り添い、気づきを与えてくれた。そう、たとえば教室は国に喩えられることがあるけど本当に似ているなぁとか。貧困が広がれば、当然治安は悪くなります。
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知性を感じる。筆者の意見には耳を傾けるべきことが多いと、私は思う。多分世間では、批判したり、差別したり、という人も多いだろうとは思うし、其の中で、常に、現政権を厳しく見る目を保ち続けてるのは、立派だと思っている。
著者プロフィール
姜尚中の作品
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