王朝モザイク (愛蔵版)

  • 集英社 (2020年5月25日発売)
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本 ・マンガ (200ページ) / ISBN・EAN: 9784087920604

作品紹介・あらすじ

時は平安。検非違使である然示郎は身分の違いから仲を引き裂かれてしまった初恋の人・沙魚と再会する。しかし、女は自らを水無瀬と名乗り、人違いだという。その頃、京を騒がせていた野党・梟党。然示郎はその取り締まりを命じられるが…!? 平安の世に咲き誇る、ドラマティック・ラブストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 木原敏江先生の新作!
    平安の世に登場人物は生き生きと描かれ、出会い別れ、切なく心にしみる恋、そして冒険活劇も盛り込まれた豪華絢爛な絵巻。
    細やかな絵のタッチも本当に好き。少しもおとろえない驚き!

  • お伽草子、古今著聞集、今昔物語の説話をベースに、平安時代の不遇な恋人達の悲喜こもごもを描いた連作短編集。いやあ、しみじみ良い話ばかりで泣いた……!

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著者プロフィール

木原敏江

1948年(昭和23年)、東京生まれ。1969年「別冊マーガレット」に掲載された『こっち向いてママ!』でデビュー。77年、旧制高等学校に通うふたりの少年を描いた『摩利と新吾』を発表する。この作品は、その後7年間にわたって描き継がれ、明治末から大正、昭和と、三つの時代を舞台に展開する一大大河ロマンに結実した。84年『桜の森の桜の闇』『とりかえばや異聞』の発表で始まった連作「夢の碑」シリーズも、97年まで執筆が続いた大作。85年、同シリーズにより第30回小学館漫画賞を受賞。『アンジェリク』『大江山花伝』『紫子―ゆかりこ―』は宝塚歌劇団で舞台化された。そのほかの作品に『どうしたのデイジー?』『エメラルドの海賊』『銀河荘なの!』『天まであがれ!』『杖と翼』などがある。

「2021年 『ワイド版 マンガ日本の古典28 雨月物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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