日に流れて橋に行く 9 (愛蔵版コミックス)

  • 集英社 (2023年12月25日発売)
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感想 : 7
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本 ・マンガ (202ページ) / ISBN・EAN: 9784087920901

作品紹介・あらすじ

ただの一人の男と、一人の女として生きるために選んだ道…。
三つ星を捨てて、辿り着いた極地で時の流れに身をゆだねる前当主・星乃存寅。彼の叶わぬ思い、狂おしいまでののどの渇きとは一体何だったのか?

感想・レビュー・書評

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  • ついに明かされる在寅兄貴の失踪の事情。
    なんか…単純に商売が嫌になったから
    逃げ出したわけでもなかったのだなぁ(T_T)

    一方、虎三郎は男爵家の娘との
    お見合い話が勃発!
    その気がないので迷い中ですが…
    あれ?
    意外とこのお嬢様と相性いいかも?
    『あきない世伝』な感じで。
    今後が気になります。

  • 虎三郎と時子の成長物語の背景に、時折「ジェンダーギャップ」をサブテーマ?として扱われていたが、この巻では男性側のジェンダーギャップ問題を存虎お兄ちゃんを通して描かれています。
    「長男だから全ての責任を負う義務がある」という重圧がどれだけ苦しめられるのか。
    重いテーマを扱いながらも読んでいて苦しくならない、という絶妙なバランスがこの作者の凄いところです。

  • 面白かった。

  • 今回は話の展開としては大きなものはなく谷の回ではあるが
    次回への布石が色々と打たれている。
    存寅さんのともとても気にかかる。戻ってきて欲しいと思うが
    それが必ずしも幸せにつながるのかと言うとよくわからない。

    卯ノ原さんのお母さんは、自分の意見をきっちり言うし
    娘のこともくれて考えてくれていてとても素敵だ。
    卯ノ原さんが女だてらに良いところで働いているのに
    鼻にかけることもなく幸運だと考えているところも好きだ。
    ファッションショーだってそれはそれで良いと思うが
    より一層素敵な企画は飛び出ることが楽しみである。

    次の間で明治最後の年になるらしく楽しみな反面少し残念な気持ちもする。
    カラーが透明感と柔らかさがあって綺麗だった。

  • 12/25→12/27

  • 明治時代、名門呉服店の三男坊が、お店を現代風に改革していく話第9巻。今回は失踪した長男の話と、さらに売り上げを伸ばすための下準備の巻。次はどんなアイディアが飛び出してくるのか。

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著者プロフィール

日高ショーコ
東京出身の女性漫画家。
同人活動を経て、2004年『BE・BOY GOLD』(リブレ出版)にて、『リスタート』で商業誌デビュー。
代表作『花は咲くか』が2018年に実写映画化されている。

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