神々の山嶺(愛蔵版) (中) (愛蔵版)

  • 集英社 (2016年2月2日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (544ページ) / ISBN・EAN: 9784087927115

作品紹介・あらすじ

前人未踏のエヴェレスト登頂を目指し、還らぬ人となったジョージ・マロリー。果たして、彼は世界最高峰の頂点を踏んだのか──。その謎を解く鍵を握る羽生丈二を探す深町 誠。しかし、その最中、日本からやってきた岸 涼子が誘拐され!?
巻末収録
もうひとつの山嶺/谷口ジロー 「神々の山嶺」漫画版によせて

感想・レビュー・書評

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  • ラインホルト・メスナー 植村直己 ポカラの方に入ってマチャプチャレとアンナプルナを背景に撮ったと思うんですが ガネーシャ シェルパのアン・ツェリン フィックスロープを張る作業 蒼天の虚空に吹きさらしになっている一点…この地にただ一つしかない場所…地の頂そこにこだわり続けていたい 木曽駒ケ岳千畳敷 からまつ落葉松が見事に黄葉しており山全体が燃えるような彩に包まれていた 岸涼子が来てくれたら…深町はふと自分の奇妙な感情の揺れに戸惑った 未踏峰のジャイアンツ 岩屑 そうきゅう蒼穹を目指した ファイナルピラミッド その場に立ち尽くすオデルの耳に非情な壁に叩きつける強風の咆哮だけが耳鳴りのように響いていた 最新鋭機 ダルバール広場 彷徨ほうこう その精神の最後の担い手 精神風土 ヒンドゥー教の神話 シャクティ性力信仰の色彩が濃い 牛と水牛は別なんだ ルクラまで飛行機で入りその後歩くという一般的なルートがある 虱潰しに探してゆけばいいだけのことだ ターコイズ=トルコ石 消印がパタンだった ブータンからの難民 善人とは言わないが馬鹿ではないよ グルカ兵 過酷なテストにパスしなければならない 外貨を獲得 ヴィクトリア十字勲章 羽生は強引に自分の腕力で運命から命をもぎとったのである…グランドジョラスの時のように… 朧げながら見当がついたよ 俺は楽になろうなんて思っちゃいない…いつか落ちるその日まで俺は行くぞ…岸よう俺が落ちるのを怖がって山を辞めたりお前の事なんか忘れて人並みの事なんかを考え始めたらそういう時俺を連れに来いよ 神の領域 何であれ待っていてもいい誰かがそれを与えてくれるわけではないのです…国家も個人もその意味では同じなのです…欲しいものがあれば自らの手でそれを掴み取るしかないのですよ せいれつ清冽な大気 この1993年の秋からネパール政府が登山料の値上げに踏み切った事が発端だった しかし…ここで終わるわけにはいかない…それはたぶん怒りのようなものだ 生きた挙句のただの結果だ幸福も不幸も関係ない‼︎ そこに山があったからじゃない…ここに俺がいるからだ 刷毛で掃いたような薄い雲 何の兆しもなく ひずめ蹄 つば鍔 引き堅めて

  • 3巻物の2巻目です。
    深町が会いに行った、羽生丈二の恋人だった
    岸涼子。ネパールで誘拐され、徐々に
    羽生のネパールでの生活が明らかにされる。
    狙っているのは、
    冬期エヴェレスト南西壁単独無酸素初登頂。
    未踏峰を誰が初めて落とすか?マロリーの
    時代は本当に夢のある時代だったのだろうな。
    単純初登頂がほぼ果たされてしまった現在は
    より、難しい条件で登るしかない。
    ベースキャンプから、いよいよチャレンジへ。
    「そこに山があったからじゃない。
    ここにおれがいるからだ」
    深町が撮りたくなる気持ちはよく分かる。
    涼子やアン・ツェリンたちに見せるやさしさもある。
    だけど、身近にいたらやりにくいだろうな。

    谷口ジローさんによる漫画化は、原作者夢枕獏さんが、望んだことだそうで、実現して良かった。
    原作のイメージを壊すことなく、絵に圧倒される。

  • 映画には描かれていないドラマが山盛り。
    コミック読んで良かった。
    いよいよクライマックスです。

  • 夢枕獏原作、谷口ジロー作画の大傑作コミックの愛蔵版。中巻。

    深町誠が羽生丈二という孤高の登山家に深く触れていくうちに羽生丈二のとてつもない計画を知る。

    いよいよ羽生丈二がチベットに留まり続ける理由が明らかになり、マロリーのカメラの真実も少しずつ明らかになる。

    さすがに500ページを超えるボリュームは読みごたえがある。谷口ジローの緻密な作画が素晴らしく、まったく飽きない。

  • ビカール・サン、羽生丈二の事、カメラの事も決着はついたけど、もう全部前置き。
    下巻に向けて、とうとうエベレスト無酸素単独!

  • 途中間延びしてくる

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著者プロフィール

1947年、鳥取県鳥取市出身。アシスタントを経て、1975年『遠い声』で第14回ビッグコミック賞佳作を受賞。『「坊っちゃん」の時代』シリーズ(関川夏央・作)で手塚治虫文化賞マンガ大賞、『遙かな町へ』『神々の山嶺』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。アングレーム国際漫画祭最優秀脚本賞など、海外でも数多くの賞を受賞。

「2022年 『サムライ・ノングラータ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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