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本 ・マンガ (248ページ) / ISBN・EAN: 9784087927801
作品紹介・あらすじ
母親の束縛に耐えられず家出をした高校1年生のウカ。義父から虐待を受け、自分は“泥まみれ”だと苦しむナギサ。身寄りがなく売春をしながら生きる元子役モデルのアゲハ。貧しい家庭でネグレクトされホームレスになっていたヨウ。シェルターの「神の家」に集まった4人の家出少女たちは、孤独のなかで、しだいに心を通わせていく。やがて、「神の家」を管理する“おじさん”の秘密と、ウカの前に現れる“天使さん”のメッセージが明らかになる──。
感想・レビュー・書評
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“その円錐はいろんなところに口をあけていて いつ落ちるかわからない わたしたちは運よくフチを歩いているだけではないのかしら”
自分が恵まれた環境にいること、そのことを他の人への優越感にはしたくないということ。
かけ離れているからこそ、そこに想像力を働かせることができる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後に救いがあるのは、ダンテの影響か。それぞれに生い立ちの違う少女たちの気持ちの変化と行動の変化に心揺さぶられる。
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つらい。どこにも居場所が無い、だからどんな目に遭ってもいいと誰が言える?
つらい。あまりに現実とのリンクが激しい。
著者プロフィール
今日マチ子の作品





