ネバーランドの白川さん 1 (マーガレットコミックス)

  • 集英社 (2024年10月24日発売)
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本 ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784088430720

作品紹介・あらすじ

高嶺の花の極み女子×鉄仮面イケメンのヒミツな関係ラブコメディ開幕
美人すぎて周囲から「白川様」呼びの超絶高嶺の花扱いで「石油王の彼氏がいる」などの突拍子もない噂をたてられている葵。そんな彼女と双璧をなす「鉄仮面イケメン」と呼ばれる竣。大人っぽく見えるふたりですが、実はとある秘密を共有する誰にも言えない関係で…!?

感想・レビュー・書評

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  • 容姿完璧で性格も真っ当で、文武両道で。
    趣味が合うイケメンの友達が同じ部活にいて。

    一体何が不満なんじゃい!!

    …と思わず声を荒らげたくなりますが、ここまで全てが整い過ぎた人って周りからの雑音やら根も葉もない噂に振り回されたりやら、それはそれで気苦労が多いんだろうし、本作主人公ヒロインの〈白川葵〉が思い悩むように、周囲のイメージと違う本来の自分をひた隠しにして生活しなきゃならない枷があったりするんでしょうね。芸能人や著名人と同種のたぐい。

    ただし本作はそういったドロっとした成分は主題ではなくて、あくまで‘女児向けアニメにガチハマりしている容姿端麗オタク女子’が、‘子供向け特撮ヒーローにガチハマりしている容姿端麗恋愛鈍感クール男子’こと〈立石竣〉にふとした拍子に恋をしてしまったら、というシチュエーションコメディの部分に重きが置かれているので、全体としてノリが良くて明るく楽しい話。

    特に周囲のガヤりがもはや芸術点高くて、「白川様と立石くんが喋ってるぅぅ」「天界やぁぁ」(p12)とか「白川様が微笑んでる…」「微笑みの爆弾…」(p61)とか「絶対零度の表情筋〜っ」「あの無表情こそ国の誉れ」(p68)とか、もはや周囲のモブの方がオタクっぽい言動を連発してるような気がする。

    1巻の終盤では葵のライバル?になるのか、竣の幼馴染で現役スタントマンのお姉さん〈真先輩〉が登場。
    それに、ピアスたくさんで見た目いかついけど恋バナ好きな〈及谷さん〉という葵の理解者も揃い、盛り上がりつつ2巻へ。

    それにしても罪深い奴だよ竣は、まったくよう。
    恋心に気付いちゃった瞬間の白川様がめちゃくちゃかわいいじゃないか。キュン。


    1刷
    2025.3.1

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