君に届け 30 (マーガレットコミックス)

  • 集英社 (2018年3月23日発売)
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本 ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784088440071

作品紹介・あらすじ

感動の卒業式を終え、残るは爽子たちの合格発表──。爽子とくるみ、そして風早のそれぞれの結果は…!? 少女まんがの金字塔はクライマックス!

感想・レビュー・書評

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  • うわーーーん
    終わってしまった
    寂しいい
    たぶんだけど大人の方が泣くと思う
    上京って全てを変える気がするし 良くも悪くも
    さわこが風早のうちに行ったのは、とても良いことだったとおもーう
    なぜなら新生活を最初から別々に過ごすのでなく、さわこが最初からいる生活としてスタートできるから
    うーさみしい
    ちづだってまた別の方向に変わっていくはずだから、このままの関係のまま、永遠に過ごすのはたぶんあり得ない
    仕方ないし、すべては変わっていくのが人生だから
    成長は別れを伴うけど、どうぞ仲の良いままでいてほしいなあ

  • ついうっかり(?)トリビュートブック付き特装版を買ってしまった。

    『君に届け』は、1話完結の読み切りから始まったのに、12年間・全30巻を通してずっと”君に届け”というテーマを貫き通して、そして物語の局面や誰の目線かによってその意味もちょっとずつ変わる、変わっていくという凄み。

    最初は貞子と呼ばれてしまう爽子の物語だったのに、爽子と風早二人の物語になり、ちづやあやねはもちろん、龍や健人、くるみとどんどんキャラクターを巻き込んで、ここまで壮大な物語になるとは正直思ってなかった。
    (ちなみに私が読み始めた時は18巻くらいまで出てた。)

    たった1話の読み切り作品をここまで昇華させ、描き切った作者の力量にただただ脱帽と感謝。

    そして最終巻も名言祭りだった。

    「……爽子ちゃんは――……
    わたしから風早をとったと思ったけど
    ……違った
    風早がわたしに爽子ちゃんをくれた……
    …………ありがとう
    …わたし
    恋愛じゃなくなっても
    やっぱり風早のことは一生すきだわ……」(P.31 くるみ)

    ある意味ずっと孤独だったくるみが、最後の最後で友達ができて良かったね!

    「…乗れなかった…わけじゃないのね?
    …「帰らない」のね?」
    「大丈夫よお父さん
    爽子の意志だから」(P.100 爽子母)

    「帰れない」じゃなくて「帰らない」という爽子も真直ぐだけど、「それならいいか」とするこの母もすごい。
    思えばほとんどの母親は、娘時代に同じような経験をしている。
    爽子パパンとママンの恋もちょっと覗いてみたくなった。

    初めての夜の描き方も君届らしくて良かった(笑)。
    そして表紙!
    始まり、両想い、ファーストキス、新たな旅立ち、とターニングポイントごとに二人が向い合うカットになってるのもいい!

  • 卒業後から新生活まで

    君に届け最終巻。
    3月は別れの季節でなんとなくしんみりしてしまうけれど、
    大切な人と出会えたことや過ごした日々はちゃんとそこにあって、
    新しい何かが始まっても、きっと大丈夫。
    そう思わせてくれる巻でした。

    あー、卒業の度に何か寂しさを感じていたけれど、
    こういうことだったのかとなんか納得。
    みんな旅立つけど、前向きさに救われました。

  • カバーデザイン/川谷康久

  • 最終巻。ついに30巻で完結。とっても長かったけど3年間なんだなーと思った。作者さんは12年間も描いてたそうで。本当にお疲れ様です。最後まで爽やかで読んでて心から羨ましくなるような青春だった。
    合格発表はわりとあっさりで、くるみちゃんがちづやあやねちゃんに謝るところ、風早くんに恋愛じゃなくなっても好きだって言えたところすごく好きだった。龍もあやねちゃんも割とあっさり地元から出て行ってしまったけど。風早くんの新生活。もうほんと新婚さんみたいでほわほわした気持ちで見れた。でも風早くんのさみしいよすごくが胸をきゅーーっとさせた。しかし爽子だよね。いつのまにそんな積極的になったの。爽子とお母さんの会話がすごく素敵。乗れなかったわけじゃないのね?帰らないのね?ってところ。心配するお父さんに、爽子の意志だからと言えるお母さん。そんなお母さんになりたいな。爽子と風早くんの初めての夜、ほんとにウルウルした。風早くんよく今まで我慢したな、ほんとに大事にしたなって気持ちまで湧いてきてしまった。最後の爽子の見送りも泣けた。合鍵も手紙も、最後のだいすきだ!なにがあっても!も。
    また番外編もぼちぼち描くかもしれないそうですが、本当にこのキャラクターたちを見ていたい気持ちになった。番外編だらけの1冊とか出ないかな。数年後の彼らが見たい。最後のページのイラストは風早くんスーツ着てて爽子白いワンピースみたいなの着てたけど結婚を想像していいのかな。30巻ととてつもなく長かったけど最初から最後まで爽やかな涙で泣かしてくれるいい漫画だった。

  • 長い連載でした。


    マンガを手当たり次第に読み始めて

    初めて読んだ少女マンガでした。


    どんな結末になるのかずっと気になってましたが、

    とてもすっきりとした幕引きだったと思います。



    君に届いて良かった。

  • ついに完結!

    いや~長かったわw
    最後の最後、突然(?)積極的になった爽子の行動力にかなり驚かされ‥いや、マジで本当にびっくりだよ。ここまでがスローペースすぎたし、そんな雰囲気微塵もなかったんだけど。まぁ卒業ミラクルってことで?笑
    何はともあれ、みんな無事に巣立っていって立派だった!

    私はどの卒業式でも泣いたことがなくて(まさしく♪冷たい人と言われそう~を地で行くw)、学校生活というものに特段の思い入れがなかったみたいなので、この物語はそういう人にとって理想の青春ってやつだったのかもしれないな~と思いながら読んでた。
    とにかく一つひとつのエピソードが濃く丁寧に描かれていて、せっかちな読者的にはもどかしい思いもしたけど、まるで娘の成長を見ているような気分にさせてくれる作品だった。←連載開始当初は同年代と言えなくもなかったのに、いつの間にかこんな目線になってしまった!!笑

  • 2018.3.30
    あーーー終わっちゃったー!!泣く泣く泣く。
    30巻。12年。すごいなあ。始まってから、そんなに経ってたんだ。3年の高校生活、途中、青春すぎる!てなったときもあったけど、振り返れば本当に素敵な物語だったな。
    それだけのときを経て自分も大人になった今だから、ラストでこれだけ泣くのかもしれない。
    終わりある高校生活だから、よりキラキラと輝く。「青春」て、なんか甘酸っぱく恥ずかしい感じがするけれど、やっぱりみんな憧れるものなんじゃないかなあ。
    久しぶりに漫画を読んだけど、小説と違ってイラストがダイレクトに胸に響いてくる。やっぱり漫画も小説もどっちもだいすき。

  • 2018.3月。
    ああー。終わっちゃった…。ああー。でもいい終わり方だった。そしてなんと、別マ5月号でその後が読めると!?買うしかないか。ピンとあやねちゃん、どうにかなってないかなあ。

  • 君に届け完結〜〜。
    時期も上手いし、色んな人に愛された漫画だった。
    何の不満もなく後腐れもなく、2人、だけじゃなく君らの人生が続いていくのですね。
    後日談は少し気になる。

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