サクラ、サク。 9 (マーガレットコミックス)

  • 集英社 (2023年12月25日発売)
3.80
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本棚登録 : 256
感想 : 8
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  • 本 ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088448503

作品紹介・あらすじ

陽希のことをふってしまった咲。「これが正解なはず──」いくら言い聞かせても、刺さった棘が抜けない。そんな様子を見かねて 咲に声をかけたのは琴乃。「今の咲は、嫌い」その言葉の真意に触れたとき 咲の心は再び走り出す…
咲と陽希 そして井竜の恋のゆくえは!? 呪いが運命に変わる、感動の完結巻。

感想・レビュー・書評

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  • なんとこの9巻で最終巻。
    陽希のことをふってしまった咲。これが正解だと思って過ごしていたが、琴乃に『今の咲は、嫌い』と言われたことで、もう一度向き合うことに。
    そして咲は陽希に告白して、最後は両想いで付き合うことになった2人。ハッピーエンドで良かったです。

    『出会うべくして出会う人』
    咲と陽希の出会い。こういう青春で運命の恋みたいなのしてみたい!!

  • 井竜君よく頑張りました!!

    咲坂作品で当て馬を好きにならなかった事がない
    絶対に当て馬を好きになるの何で…

  • 咲坂さんのお話、ホントキュンキュンして大好きです。

  • 面白かった。井竜が好きなキャラだったなあ。友達の琴乃が主人公より全然いい子すぎて好き。

  • 陽希は葉月がまだ好きなんだから、ということに拘り過ぎて咲が陽希の告白を断ってしまったところから。

    まだ気持ちが残ってるのかもという不安は気になりがちだけど、本人が違うって言ってるのに拘り過ぎるのはどうかと思った。
    で自分の気持ちを正直に打ち明けたら陽希の気持ちも信じられるようになる、という心境の変化もちょっと追いつけなかった気もしますが、無事両想いと通じて良かったです。

    面白かったけど、ちょっと面倒くさい子が多かったなーと思ってしまいました。。

  • もう10年くらい言ってるけど
    咲坂伊緒しか勝たん〜〜〜
    王道恋愛少女漫画最高〜絵が可愛くて好きすぎる〜

  • 咲も陽希も『好き』という気持ちを相手に認めて貰える余地を手に入れられず袋小路に入り込んでいる為に、最早二人がくっつく事はないと思われていたというのに……
    やはり行き詰まってしまった時は第三者の意見が頼りになるんだねぇ…

    陽希の事を昔から知る大翔が語るは陽希が認められずに居たコンプレックス
    もしこれを全く別の人が、例えば葉月が指摘してきたとしたら陽希は認められなかったかもしれないけど、言ってくれたのが大翔だからと腑に落ちる。そしてみっともない自分を認識できたから蟠りも解消されると
    陽希を悩ませてきた問題がこんな簡単に終わるなんてね

    そうして陽希が第三者の意見に拠って進めたなら、咲もまた同じ
    誤魔化して逃げて誠実に向き合おうとしてくれる陽希を避ける咲は格好悪い。それを本気で指摘してくれる琴乃は良い親友だね
    琴乃の言葉だから咲は逃げられない。そうすれば逃げ続けてきた自分自身にも気付けられると

    後はもう咲と陽希がくっつくだけという段で最後の抵抗を見せたのは井竜か……
    彼自身は色々頑張ったと思うのだけど、相手が悪かったと云うか何と云うか…


    思い返せば早い段階から咲と陽希は互いに意識しあっていて
    それでも様々な擦れ違いや亮介への勘違いやらで相手へ正しく好意を向ける事が難しかった
    でも、それらがクリアされて相手への気持ちを認められるようになれば後は落ち着くべき所へ落ち着けるわけで
    最近の諍いが嘘のようにいちゃつく二人は早くも恋人らしい雰囲気を纏っていたね

    と言うか、ラストに明かされたように最初から運命は二人がこうなると指し示していたのに、それとは関係なしにくっついたというのはそれはそれで運命的な話だったね

  • 正直、『アオハライド』『思い、思われ、ふり、ふられ』と続いてラストの締めが上手くなかったという印象だったから今作も納得できないんだろうなと思ったら、綺麗に収まっていて見直した。
    相変わらず自己啓発本的なテキトーな哲学というか、そういうのはありつつも少女漫画としては、非常に面白かった

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著者プロフィール

咲坂 伊緒(さきさか いお)
日本の女性漫画家。東京都出身。
デビュー作は『サクラ、チル』。代表作は実写映画化された『ストロボ。エッジ』、テレビアニメ・実写映画化された『アオハライド』。2018年に『思い、思われ、ふり、ふられ』が第63回小学館漫画賞少女向け部門を受賞し、実写&アニメ映画化が決定。実写映画は2020年8月、アニメ映画版は同年5月に公開。

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