- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088450667
作品紹介・あらすじ
悠聖の笑ってる顔が見たいよ
いじめに遭い自殺を図った梅乃。入院先の病院で出会った悠聖に惹かれ彼と約束を交わす。彼が背負った苛酷な運命を知らず…。一方、悠聖は空手のために生まれてきたような男の子。才能に恵まれ伸び盛りだったが、ある日、稽古中に突然倒れ…!
【収録作品】forgetmenot
感想・レビュー・書評
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僕等がいた の時も思ったけど
自死のくだりを入れてきますよね。
もうそれがしんどい。
巻末に作者がこの作品に取り組んだ経緯を描かれていたので
その気持ちはわかるし、漫画家として作品を全うしていくのでしょうが
私はもう読まない。
少女漫画にそれを求めてないから。
命の尊厳とか、生と死とか
あえて読みたくない。選びたくない。
せめてハッピーな気持ちにさせてよ。と思う。
私たちをとりまく現実はシビアで時に重くて
歪んでて滑稽です。
そこを生き抜いているんだよね。登場人物たちがそうであるように。
それをマンガの中で追体験したくなんかないよ。私はね。
こういう路線で描いていくなら、小畑さんの作品を手にすることはもうないでしょう。
これを必要とする読者に届いていけばいいんだと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まだまだ先は分からないけど今のところ僕らがいたほどの名作ではない。正直何を伝えたいのか分からない。
今後に期待。 -
思ってたよりも話が重かったです。そして、あとがきに言葉を失いました。僕らがいた、のときの救済の理由が書かれています。。
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あの作品が好きで、同じ絵で、手をつけた
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病気のお話だったのに途中で気づく。しかも小児がん。序章の女の子はストーリーテラーと思いきや、そんなこともなく…。最初に感情移入してしまったので、オムニバス的に主人公が変わると戸惑ってしまいました。絵の感じは大好きです。
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命を精一杯生きる子の話。暗さと重さと切なさがまとわりつくけど、実際に重いハンデを背負って生きる人はたくさんいるって少しでも多くの若い子に知ってもらえたらいいって思う。背負っているものが重いほど、生の貴さが輝いて見えるんだよ。皆誰でも何かを抱えているんだ。「どう生きるか?」って考えたことある?
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いわゆる病気もの。
漫画で病気ものを読みたいとは思わない私だが、この作品は読みたいと思わせてくれる。
心の動きなど描き方が巧いのだと思う。
巻が発売されるペースがのんびりしている様だが、短いスパンでの定期連載ではないのだろうか?
続きが気になる。 -
書店で小畑さんの最新作ということで取り上げられており、あらすじを読んで「命と希望」のキーワードに惹かれて購入。
悠聖くんの「気力があるうちは、人は嫌でも生きるよーになってんじゃないの」に心打たれました。
人の命の儚さと同時に、弱い存在でありながらもそれでも強く生きようとする個人の心が繊細に表されている漫画だと思います。
個人的には地味なところではあるものの、太陽くんが好きです(笑)
悠聖くんに「だら式ナンパ」ってバカにされていますが…後半の昔の写真(笑)と「今は親孝行しか考えていない」とのギャップに萌えます。
自他の命と人生について、改めて考えさせられる作品です。 -
小児がんがテーマ。
胸にくる・・・。 -
こういう重い展開の少女漫画を描かせたらこの人の右に出る人は今の漫画界にいるのでしょうか。
若干、前作とキャラクターの違いが見られないけれど、それよりも作者個人の思い入れが強いストーリーに注目していきたいと思う。