- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088453446
作品紹介・あらすじ
沖縄で馬村と、初めて2人きりでお出かけ。はしゃぐすずめの目に映ったのは…獅子尾!? 考えないように避けてきた気持ちを確かめるため、走り出したすずめ。最後に選んだ答えは――。感動の最終巻!
感想・レビュー・書評
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当て馬と思っていた馬村が最後に掻っ攫っていった。獅子尾との恋は一生忘れられない初恋になったというのが、すごくいいなぁと思う。
先生を好きになるという少女漫画の王道で、私が学生の頃に読んでいたら、絶対に獅子尾とうまくいってほしいと思っていただろう。
でも、だいぶ大人になってしまって、獅子尾の大人としての甘さとか、そちらの方が気になり、純粋に彼を応援できなくなった。
年取ったんだなぁ、自分。
誰とどうやって恋に落ちるかなんて、誰にもわからないし自由。いろんな人を巻き込んで傷付けるのも仕方ない。けれど、そこに覚悟があるのかないのかでその人の本気が見えてくるというか。そういった意味で、獅子尾をイマイチ受け入れられなかったのかも。
すずめとは残念な結果だったが、これで一回り大きくなって素敵な先生になってくれたらなぁと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
素晴らしかー。よごれっちまっていたおばさんに、少女漫画の魅力を再発見させてくれた傑作。最終回、常套を振り切って見せてくれた爽やかな奇跡には全力で喝采を送ります。ありがとう、ありがとう。これからも少女漫画を読んでいきます。
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2016/01/06 1巻から一気読み。
私には悲しい結末だった…。
大人のほうが失恋の痛手は大きいんだよ、と思う。
すずめちゃんが「ごめんなさい」という直前まで、
先生と元に戻るんだと本当に思ってたから、
馬村くんが送り出したのもすごく切なく思ってたのに。
タイミングって本当に大事。
素直になるってとても大事。
大人ぶって気持ちを抑えてても、大事なものを失うだけだ。 -
わたしは馬村がすきだったけど、すずめは先生を選ぶんだろうなぁ、当て馬は当て馬なんだろうなぁって思ってて。
でもまさかの馬村。
最後の最後まで、何度も読んでも、すずめがどのタイミングで馬村を選ぶほど好きになってたのかわからないけど、そんなものなのかもしれない。結局は人の気持ちなんて周りから見たってわからないし。(なんて、漫画に対して言う言葉じゃないかもですが。笑)
すずめが苦しいほど先生が好きだったこと、完全に吹っ切ってはいないこと、先生がちゅんちゅんを大切にしてたこと、全部全部知ってるからこそ、馬村が選ばれたことを手放しでは喜べないけど、でもよかったね、馬村。
きみの初恋が幸せに続きますように! -
完結しました!
馬村~~~(感涙) -
ちゅんちゅん!そうだったのねー!
もうやきもきしちゃったじゃん!
『大好きだった人を過去にするには時間が必要だった』
ふむふむ。うむうむ。
先生のことずるいーって思ってたけどこうなるとなんか無性に寂しいかも。
馬村ー!おめでとー! -
獅子尾の弱さ
馬村の直向きさ
誰にも起こり得る恋愛の場面で
選択を謝らずに進めるのって
結構な奇跡な気がしてならない。
馬村のような愛し方、好きです。
あと亀ちゃんの本気の恋も見てみたいかな。
ひさびさズガーーン♡ときました。 -
とうとう終わってしまった…
いつも一生懸命なすずめちゃん。たくさん迷って、悩んで、最後に選択した答え。よく頑張った!と褒めてあげたい。すずめちゃんの背中を押してあげた馬村のことも。
大好きなお話だったので、終わるのがとっても寂しい。でも番外編が出るらしいので、そちらも楽しみだ。 -
期待はしていたけど、少女漫画としては意外な結末。しかし期待していたので個人的にはすごく幸せな終り方。
とても良かった。また1巻から読み返したくなった。