太陽が見ている(かもしれないから) 3 (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 284
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088454511

作品紹介・あらすじ

順調にいっていた楡と岬の共同生活。だが、岬が楡に勢いでキスをしたことで、気まずくなってしまう。一方、楡を好き、という同じ想いを持つ日帆とは、より強い絆が生まれていく岬。けれど、日帆の本当の気持ちは…!? 衝撃の告白で、3人の関係も変化していく!!
【収録作品】〆切その後エッセイ

感想・レビュー・書評

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  • よくこんなの(尊敬)描けるなあ。

  • 三人の不思議な同棲生活に一区切りが来る予感。しかし暗いな~。なかなかこの三人に感情移入がしにくいかな。

  • 前巻の終わりで楡にキスしてしまった岬。お互いなんか避けてる感じ。楡とキスしたことを日帆に話す岬。なんか素直って言うのか真っ直ぐって言うのか、物事を岬みたいにはっきり言えるのって大事なことだと思うけど残酷だよね。泣く岬を日帆が抱きしめてるところが印象的。岬の背景白の「楡、あたしの楡」ってやつと、日帆の背景黒の「楡、私の楡」って対照的で。なんかゾクっとした。楡は日帆となんかしたのかな。岬が持ってきた誓約書なんか重いな。岬は楡にとって絶対壊したらだめなもの。フラットハウスを出ていく事を決めた岬。その前にお風呂からバスタオル姿で出てきた日帆に衝撃だったけれども。

  • 徐々に形がはっきりしてくる、楡(男)と岬(女)と日帆(女)の三角関係。心地よさそうな楡と岬の共同生活もぐらついてくる。いくえみ綾さんのすごいところは、三角関係の中にあっても本心を見せない楡が魅力的な男子に描けるところと、ライバルのはずの岬と日帆が「ライバルだから嫌いなはずなのに、嫌いになれない友達」という複雑な10代の心境が分かるところだ。楡と岬の共同生活が終わる。二人の共同生活が好きだったのになぁ。次巻では、日帆が楡とグッと距離を縮めてきそうで、岬が好きな私としては、ニラニラした感情がわいてくる。

  • 岬が無理矢理楡にキスしたところから。

    高校生だけの同居生活がそんなに上手くいく訳がない。
    不安定過ぎるわ!
    と現実的な突っ込みを入れてしまう展開。

    岬の家庭もカズホの家庭も重過ぎる。。
    読んでて気分が暗くなってしまう…

    唯一、真っ直ぐに仰向けで寝る猫のシーンが癒された。

  • 予想してたけどシンドイ

  • 中途半端なままで引きずるくらいなら、
    いっそ全部壊してしまえばいいんだ。

  • バイオリンの方がおもろいな。

  • 「報われる」ってどんなふうに?
    憎むってつらい 淋しいってつらい 焦がれるってつらい だけどあたしは間違いなく大事なものを持っていた

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著者プロフィール

いくえみ綾(いくえみ りょう)
1964年生まれ、北海道名寄市出身。ペンネームは、くらもちふさこ作品『小さな炎』『白いアイドル』『糸のきらめき』三作、各登場人物の名前に由来する。
1979年、14歳のとき『別冊マーガレット』「マギー」でデビュー。2000年『バラ色の明日』で第46回小学館漫画賞、2009年『潔く柔く』で第33回講談社漫画賞少女部門を受賞。
代表作はのきなみ映画・ドラマ化されている。実写映画化された作品として、2013年に長澤まさみ・岡田将生主演の『潔く柔く』、2018年に小瀧望(ジャニーズWEST)と黒島結菜主演の『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』。テレビドラマ化された作品としては『あなたのことはそれほど』があり、2017年ドラマ化。内容と、主演の波瑠、助演の東出昌大が高い評価を受けた。
愛猫家としても知られ、コミックエッセイ作も描く。『彼の手も声も』における青い水着・白のタンクトップのワンカットが、渡辺満里奈の写真集の衣装をモデルにしていたことで話題になった。

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