はじめてのひと (1) (マーガレットC)

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  • 集英社 (2016年5月25日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784088455853

作品紹介・あらすじ

おとなになっても、たくさんの“はじめて"がある。
はじめて好きになったひと はじめて憎んだひと はじめて執着したひと はじめて私を傷つけたひと はじめて私を愛してくれたひと
みずみずしい気持ちを描いた読みきりシリーズ、刊行開始!!

感想・レビュー・書評

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  • 最近の谷川さんの絵は美しすぎて…!絵だけで心を鷲掴みって、すごい。うっとりしすぎてため息こぼれます。ただ、ストーリーはハマるときとハマらないときがはっきり分かれるため、ここ数年は作品自体はご無沙汰だったのだけど。
    今回は「ダ・ヴィンチ」7月号での谷川さん特集が面白く、「はじめて」というテーマで谷川さんがどんな挑戦をしてるかを知ってみたくて手に取った。
    ちょっと大人な雰囲気のオムニバス、この大人っぽさが新鮮で、しっとりしてるけど瑞々しくて、なかなかよかったです。特に、4~5話!一話完結かと勝手に思ってたら、次に続くのね!引っ張るのも納得の素敵な男性キャラに、心射抜かれたわぁ!酸いも甘いも噛み分けた40男、女心ときめきポイントをよくわかってらっしゃる。ニクいぜ。そして、ヒロインの女の子もまたピュアでかわいいっっ!ついつい構いたくなる子犬感。このストーリーだけリピートしまくりました。男性がちょっと訳ありっぽいですが…。まだまだ私、マンガで胸キュンできるのねとわかってホッとしました(笑)
    博物館学芸員、絵画の修復士など、登場人物達のお仕事も素敵。画力の素晴らしさは言わずもがな。表紙絵の凜としたヒロインの佇まいに見とれました。
    色々な初めての試みに賛否両論あるだろうけど、私はいい意味で、印象変わったなと感じました。次巻が本当に楽しみであります!

  • 疲れるとマンガを買う。
    谷川史子さんの雰囲気は好きで、パズル的読み切りも好きで、購入した。

    おとなになっても、たくさんある「はじめて」のおはなし。

    「あーなんかおもしろかったなー、続きも買お」
    読み終わったときの一言。
    にやにやしてしまいました。
    恋っていいな、きらきらしています。
    嫉妬だって孤悲のおはなし。
    あーあ。

  • ハッピーハッピーじゃないから、辛いんだけど、谷川史子なので、買い続ける。

    大人になったな。ジャンル。少女漫画じゃもーないもんね。と。。。

  • うぉー、谷川先生、まさにオトナの女性に読んで欲しい作品です!りぼん時代の作品から久々に読みました。オムニバス形式で、最後の話だけ、次巻にもがっつり続いてますが…ヤバい、ヤバいよ、これは。ワンコくんが可愛すぎる。諏訪内さんのこと(ダメだよぉ〜と思いながらも)好きになっちゃうよなぁ〜これは。

  • 谷川女史…恋したいです…

  • ふわふわと漂うような行き場のない心(おもに恋にまつわる)を、ちょっとすくい上げて光に当ててあげる・・・みたいな印象。
    自分の中にありそうな感情も、縁がなさそうな感情もあって、光の当たったそれらをドキドキしながら見ていた。

    中学生なみの嫉妬心を抱く理香ちゃんの話、
    年上の男のひとに惹かれていく与ちゃんの話が好き。
    「えらいぞ」わしわし・・・って、
    それはオチるよね。うん。(笑)

  • 1~5巻を読了。

    恋愛における〝はじめて〟をそれほど重視しない性質のせいか、1話から首を傾げたくなる内容ばかり。
    久緒のエピソードは特に理解不能。
    そんななか印象に残ったのは、チェロ演奏者と絵画修復士との歳の差恋愛。

    私の知る限り、谷川史子がここまでしっかり不倫恋愛を描いたのは初めてだと思う。
    きれいごとではすまされない関係がせつない描写でなんとなくきれいにまとまっていて、この人が描くとこんなふうになるのかと感心しながらも、諏訪内の卑怯さと情けなさに心底うんざりした。
    この描写ならきっと不倫推奨派は増えないだろうからある意味すごい。

    大家さんの台詞がすべて。
    失ってしまうかもしれないもののことを、いちどでも本気で考えたことはあったのか。
    諏訪内には覚悟がなかった。
    与には経験がなかった。
    それだけ。

  • オムニバス形式の連作短編。
    それぞれの話の登場人物がゆる〜く繋がってる。
    最後の2話に出てきた諏訪内さんは独身なんだろうか。
    バツイチとかかな?

  • 安心できるいつもの谷川史子だ.

  • 今まで谷川先生の作品はりぼんのコミックスしか読んだことなくて、おとなバージョン?は初めて読んだ。
    なんとなく全体的にさっぱりしてるなと思った。
    1話の始まり方がすごく好みだった。

  • 谷川さん的にも「はじめての」テーマなんじゃないだろうか。
    非現実的なエピソードが魅力な谷川作品の中では割とリアリティのある設定の恋愛群像劇。
    とはいえ夢見がちなフワフワ感は健在。
    次巻に持ち越されたエピソードが気になります。

  • ようやく読んだ。あーどれももう… とりあえず最後のはいかん。いかんよ。

  • おそらくはじめての谷川史子。
    文学的でどことなくオシャレな雰囲気。絵もオシャレで可愛くて好き。
    内容はちょっとだけ物足りなさがあったかな。

    他の方のレビューでも見たけど、40代チェロ奏者は確かにズルい‼︎笑

  • おじさん、っていうか同年代かな、この男は。おじさんって人によってはかわいいのを武器にできるからなあ。青年にはできない技だよなあ、とか

  • 連作集。
    相変わらず、上手い。いいなあ。

    最終話は次巻へ続く。なにか秘密があるとは思うが・・・。気になる。おじさん万歳。

  • 久々に谷川先生の本読んだ。
    やっぱ、いいなー✨

    小学生の時、りぼんっ子だったから谷川先生の描かれる漫画が大好きで良く読んでた。
    最近はちょっとオトナのお話で、この本もそうだった。

    短編集。
    連作短編みたいな感じで、前に出てた人がちょっと出て来たりする。

    熱海のお話がすごく好き。
    チェロの人の話は、帯でいくえみ綾先生が仰ってるように、あんなオジサンには恋に落ちてとうぜんだなー!と‧˚₊*̥(∗︎*⁰͈꒨⁰͈)‧˚₊*̥ そして、そのお話が続くだなんて

  • 谷川さんの漫画は、ずっと手元に置いておきたいと思ってる。特に短編が良い。
    やわらかく包んでくれるような感じ。どの登場人物へも、谷川さんの愛が溢れてる。
    今回もとてもすてきな話たちでした。
    次巻もたのしみ。

  • 好きな人には きれいな優しい思いだけ向けられたらいいのに
    こんなことでこんなにも苦しい大人は 私以外にどのくらいいるんだろう
    独占欲や嫉妬 子供の頃のそんなものとっくに飼いならしせてると思ってた

  • これは、すごい。なんて繊細なんだろう。セリフひとつひとつに心揺さぶられる。

  • 短編集。全ての話において、主人公の気持ちがストンと理解出来、感動で身震いさえした。色んな恋愛の形があるけれど、これだけのページ数で見事に完結させてしまう谷川先生の引き出しの多さに感服してしまう。

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著者プロフィール

5月8日生まれ。長崎県出身。1986年に「ちはやぶるおくのほそみち」(りぼんオリジナル)でデビュー。可愛くて親しみやすい絵柄とストーリーで、男性にもファンが多い。2007年12月発売のアニメーションDVD「東京マーブルチョコレート」のキャラクターデザインを担当。現在Kissで「おひとり様物語」シリーズ連載中の他、Cookie、コーラス(共に集英社)などで執筆中。

「2011年 『おひとり様物語(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

谷川史子の作品

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