太陽が見ている(かもしれないから) (5) (マーガレットC)

  • 集英社 (2016年9月23日発売)
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本 ・マンガ (176ページ) / ISBN・EAN: 9784088456423

作品紹介・あらすじ

高校を卒業して数年。岬は20歳を迎えた。カフェで働く岬と大学に通う飯島。同じ大学に通う楡と日帆。一見、幸せそうに見える2組のカップル。けれど、それぞれの本当の気持ちは…!?
【収録作品】〆切その後エッセイ/おまけまんが

感想・レビュー・書評

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  • 今さらだけど、この漫画は1巻からまとめて一気読みした方がいい漫画だった。細々読むべきではない。なんか読んでて途中で前巻までの楡の表情とか意味深な言葉言ってなかったかなとかすごい気になっちゃった。いつのまにか時間が経っていて大学生に。それぞれのカップルはいまだにカップル。岬と飯島カップルはわりとのほほんとした時間が流れてるように見えるけど、楡と日帆は暗い。重い。お互いが気遣いあってたり、楡は日帆には踏み込めないボーダーラインみたいなのがある気がする。岬が楡の家の窓割った翌日、岬と日帆両方と連絡取れなくて楡が向かったのは岬の家ってなんか潜在的に岬を重んじてるような気がしちゃう。家入ったか聞くだけなのに家まで行く必要ないもんね。日帆が楡に岬の店まで行かせなければ、2人きりで会うきっかけ与えなければ2人がまた近付く事もなかったんじゃないかな。

  • え、いーじま、なんかかわいそう。

  • 自分の気持ちに向き合うこと=自分に失望すること、大切な人を傷つけることになるっていうのがつらい〜〜〜けどこれ現実によくあるぞ。正しくありたい優しくありたいと思うけど、そうすると自分のことはガン無視することになるやつ。
    いーじまが良いやつでしかないのがつらい。少しでも嫌なやつだったらいいのに。そして残念ながら楡は嫌いになれそうもないし、楡にとっても深山は特別なんだよな。
    人に優先順位なんかつけたくないのになあ。
    日帆に関しては最初からずーっと怖い。2人を会わせたのは何かの計算とか試してるとかなにも考えてないというよりどこかで2人の気持ちを察してのことかなとも思うし、こちらも嫌なやつじゃないと思うけど、怖い。目だってさあ、治ってんじゃん…この表紙のように日帆が楡をつかまえてるんだよね、それで別に楡は幸せなわけじゃないだろうね。

  • 2016.9月。
    おおー、そうきたか。揉めるねえ。ややこしくなるねえ。とうでもいいけど、「楡」って名前、かわいい。

  • 暗いな。

  • 壊してしまいたかったのは、
    誰にも触れさせたくなかったから?
    それとも、全てなかったことにしてしまいたかったから?
    心の奥底に仕舞って、ずっと大事な思い出にしておきたかったから?

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著者プロフィール

いくえみ綾(いくえみ りょう)
1964年生まれ、北海道名寄市出身。ペンネームは、くらもちふさこ作品『小さな炎』『白いアイドル』『糸のきらめき』三作、各登場人物の名前に由来する。
1979年、14歳のとき『別冊マーガレット』「マギー」でデビュー。2000年『バラ色の明日』で第46回小学館漫画賞、2009年『潔く柔く』で第33回講談社漫画賞少女部門を受賞。
代表作はのきなみ映画・ドラマ化されている。実写映画化された作品として、2013年に長澤まさみ・岡田将生主演の『潔く柔く』、2018年に小瀧望(ジャニーズWEST)と黒島結菜主演の『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』。テレビドラマ化された作品としては『あなたのことはそれほど』があり、2017年ドラマ化。内容と、主演の波瑠、助演の東出昌大が高い評価を受けた。
愛猫家としても知られ、コミックエッセイ作も描く。『彼の手も声も』における青い水着・白のタンクトップのワンカットが、渡辺満里奈の写真集の衣装をモデルにしていたことで話題になった。

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