雨ふりラプソディ。 (マーガレットC)

碧井ハル

• 集英社 (2017年6月23日発売)

作品紹介・あらすじ

来たばかりの街。壊れた宝もの。雨ふるあなたを見た私は──。
幼い頃のとある事故をきっかけに、奇妙な関係となってしまった亜子と藤蔵。藤蔵に少しだけ複雑な想いを抱える亜子ですが…。
さまざまな“涙"を描いたオムニバスストーリーをどうぞ!

感想・レビュー・書評

[command＋Xさんの感想 · 2022年6月20日]

イケメンが涙を流すシーンにキュンとする女性らの話だった。怪我した時の涙、彼女に振られた涙、自己嫌悪の涙、彼女と再会できた涙というようにさまざまな落涙があった。涙に好感を抱く泣哭性愛（ダクライフィリア）を持ったヒロインしかいなかったので、涙に嫌悪感を抱くヒロインの話があるとより作品に深みが増したはず。

[ふたみさんの感想 · 2017年7月11日]

おさななじみ、転校、再会と定番のときめきテーマでしたが、転校・再会あたりが３行でまとめられているのが残念！序盤の恋の部分はよかった。