宵待ちブルー 羽柴麻央選集 (マーガレットC)

  • 集英社 (2010年9月24日発売)
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本 ・マンガ / ISBN・EAN: 9784088465715

感想・レビュー・書評

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  • 中高生が主人公多めだけど落ち着いた雰囲気のある短編集。ネバーランドは少女漫画、これぞ恋愛ものという感じで初々しかった。マブタノヒトは男性側視点、女性側からの視点で対になる作品。個人的には初恋の人にまだ憧れてる自分と重なって面白かった。時を経て再び出会うまでの心の動きが繊細。宵待ちブルーはある出来事を前に勇気を出す女の子が強いなと思う。夕顔に願いをかける純粋さに心が洗われるよう。ソラミミでは不覚にも泣いてしまった。苦難ある双子の男の子を明るい女の子目線から見るので、泣ける場面でもどこか安心できる。光のテーマはこの中ではちょっと大人め。だけど冒頭の場面や、大人の事情でのネガティブになってしまうこともポジティブに描かれてて、結果的にちょっと笑えるようなとこがいい。

  •  すとんと胸に落ちるような、読んでいてどこかしら懐かしい印象にとらわれるのは、わたしのなかで居所を定めている一時期の別マ系っぽいものがわきあがってくるようなイメージをもつ漫画だからかなと思う。ほこりと優しい気分になる短編集でした。

  • だから 出来れば君と 光射す方へ

  • 著者のそのほかの作品と比べると、ちょっと「平凡」に感じられる。

    でも表題の「宵待ちブルー」は初恋のさわやかさやその頃の年代が抱えがちな葛藤をうまく描けている。

    とりあえずたまに入れ込んでくるギャグセンスはいい。

    読みやすい少女マンガ。

    もう少し作品を読みたい。

  • 短編集だけにあっさりとした、それでいて程好く後引く感じがとても良かった。マブタノヒトは絵柄もストーリーもどちらかといえば大人向けかな。

  • イロドリミドリと一緒に購入しました。
    んで、2冊ともスタバで一気読み。

    絵が本当に好きです。
    基本的には適度に続く漫画が好きなんですけど・・・
    短編漫画の良さがわかってきた気がします。

    というか、恋愛を扱う以上、あまり漫画を続けてもドロドロしてしまう気がする(笑)
    私日和という漫画もあるそうなので、読んでみようかな。

  • 独特の絵のタッチと独特のスートリーとほんわかした世界観なのにきゅんと切ない。羽柴先生の初期作。

  • 昔の作品もはいっていますが、今回も心温まるお話です。
    1番目に収録されているネバーランドがオススメです\^^/

  • イロドリミドリ以来の羽柴さんコミック。相変わらず優しくてちょっと切なく胸キュンなお話ばかりでした☆

  • 偶然見つけて表紙買いした作品ですが、素敵な本に出会えたと感謝。物語それぞれが持つ雰囲気がすごく好みです。

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