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本 ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784088466910
感想・レビュー・書評
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4作の短編からなる青春群像劇。物語は少しずつ繋がっていて、人物相関図を見ると3冊で広がった世界の奥行きと世間の狭さにびっくりする(笑)
「一目惚れってもしかしたら ある意味もっとも単純で もっとも純粋なのかもしれない」
この答えの導き方がよかった。
ユキを巡る物語も素敵だった。読み終わってから手紙の話を読み返すと胸があたたかくなる。
「俺の夢はな ユカとずっと一緒にいることなんだ」
ユキからそう聞いた弟の哲丸がさりげなく聞いた
「ユカは留学するのが夢だったの?」が心に自然と差し込まれていてよかった。
「ユキがいやなんじゃない ユキがだめなんじゃなくて いつもユキの気持ちに甘えてしまう自分がだめなの だからユキから離れようと思った」
ここからの流れで「私の自信は ユキが いつでも どんなときでも 私をすきでいてくれたこと」と向き合ったことが心に響いた。愛だね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
涙を流す表情がとっても好きな漫画家さん* 少女漫画で出せる空気を吸いたいときに、気づけば凄くすきになってる
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最終巻です。
続けようと思えば続けられそうだけど、スパッと終わらせた羽柴先生の判断は冴えていると思います。
オムニバス形式だといつ終了していいものか悩んでしまいそうですよね。
相関図がついていて、今までの話が頭の中でより繋がりました~!
羽柴先生の作品を読むといつも思うのですが、登場人物の名前がとても私好みです。もう全員大好き。
あと!おでこ!あのおでこを愛でずにはいられません。 -
漸く3巻購入。
ほのぼのとした絵柄で素朴なキャラクターたちだからこそ、この漫画の魅力なのかな。
初対面の女の子から突然告白された男の子と、その次の無口な女の子の話が好きかも。男の子がついからかってしまう描写も可愛らしくて。
その後の女の子の姉視点の話でユキちゃんの人となりが分かって面白い。
途中に挟まれた相関図を見た時は驚いた。あんなに登場人物がいて、繋がりが友人や兄弟姉妹というように縦横無尽に広がっていたのは予想以上。 -
ずっとっていうのは 1年後も 5年後も 10年後も って意味だ
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1巻で(●´ω`●)となって2巻でΣ(゚д゚) となって、3巻で(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」っとなる。
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小川寿太朗はパン屋で見知らぬ少女・安から突然告白される。恋愛に興味のない寿太朗だったが、自分を好きになったという安に興味を抱く。兄弟たちの面倒を見る姿に一目惚れをしたと打ち明けられた寿太朗は…? 4編を収録した、読みきりシリーズ完結巻。
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シリーズ完結。こういうつながり物を見ていると、短編って、長編の切り抜きなんだよな、この前後にお話があって、広がりがあって、つづきがえんえんとあるんだよなあ、と思う。かわいくて、せつなくて、爽やかで、冬の夜空みたいなシリーズでした。
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3巻完結とのこと。
羽柴麻央の作品





