君に届け 15 (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.14
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本棚登録 : 2972
感想 : 215
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088467382

感想・レビュー・書評

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  • 高校生のピュアな学園恋愛もの。不惑のおっさんがよんでも胸がキュンキュンする。
    くそ、こんな高校生活を送ってたら今ブログで毒吐きまくってねえよ(血涙流しながら)。

    レベルの高い男性キャラではピンがいちばん好きかも。男性キャラでは唯一彼だけ自室に「ブブカ」とかがありそう(笑)。

    私の今の職場で「君に届け」回し読みしてた(のを偶然知った)女子チームも「こんな男子高校生いないよね」「ファンタジーだから」と割り切っていた様子。じゃあ何かい、あんたら本当に風早クンや真田クンみたいな子がいたら速攻で秋波送るんかい、と思ったが後が怖いので黙ってましたw。

    男性向けマンガに出てくる女性の描かれ方が女性からしたら違和感あるだろうから、その逆もあっていいと思います。
    何故か中島梓先生が「小説道場2」の鼎談(新書館バージョンのみに掲載。相手はささやななえの旦那様で当時ジュネ編集長佐川氏と中島先生の旦那様で当時SFマガジン編集長今岡氏)で
    「『JUNE』の場合だってそうよ。女がいっぱい書いてきて「男、ウソつかない」。常にこれよ(笑)。」という名フレーズを思い出してしまいました(私の職場で腐女子を公言してる人はいないけど)。
    現実にはいそうにないけど、理想的な異性(稀に同性)のキャラにときめくってフィクションを楽しむ基本ですもんねー。既婚・独身・オタク・リア充の区別なく。色々考えると暗くなりそうなので話題を変えると…。 

    女子の友情に恋愛要素が絡むとつるんでた仲良しグループの関係性が微妙に変わってくのは流石リアルだね。
    男性読者がマーガレットコミックス読んでてかなわないなーと思うのは男子と女子のツレ同士の関係性の違い。女子は男が絡むと徒党を組んでハブったりするから怖いよ。

  • 気持ちがすごい伝わってくる。みんなの気持ちが……。これでもかと。

  • 修学旅行が終わって。変わる関係。
    ちづとやのちん編へ本格的に突入。
    ちづと龍はまぁいいとして、やのちんはピンとくっついてくれた方が、
    意外性があって面白いと思うんだけどなぁ。そうならなさそう。

  • 爽子と風早は、いままでのもどかしすれ違いとは違って、意味のわからない、冷めたすれ違いだったのでつまらなかったです。
    ケントはいい人だなあ。
    ちづと龍はこれからが楽しみです。
    今回は回想シーンが少しわかりにくいところがあってごちゃごちゃした感じがしてしまったので、次の巻に期待です!!

  • なんですかこの巻は…
    個人的にベストだと思っている9巻に匹敵すると思いました。ちづと龍の子供時代のエピソードが… もう… 立て続けに2度読んでしまいました。

    ちづの龍に対する思いがいろんなものでできていることがわかります。徹の彼女を見て感情がふきこぼれてしまうちづの側について一緒にいる龍。母親が亡くなったことに対して龍の心に空いてしまった穴をなんとか埋めようとおにぎりを持っていくちづ、それを見て涙を流す龍… ちづの「すき」の気持ちは徹に向いているようですが、その「すき」の気持ちには龍の側にいてあげたい、という思いも混ざっていて複雑なものなんだなと思えてきます。そしてその複雑さを作ったのは、幼なじみとか、男と女とか、年齢差とか、永遠の別れといった抗えないようなこと。抗えないようなものによって築かれてしまった関係は時にやはりせつないです。

    そういえば龍はそんな複雑な「すき」を抱えていたちづを6巻で受け止めていたのでした。「ちゃんと好きだったってわかってるから」という言葉で。ちづもまた龍の側にいることが自分にとって大事なことであることを13巻で龍に告げていたのでした。「いつだって私は龍を一番応援したい」と。読んでいるうちにいろんな箇所が思い返され「ああ…」と思ってしまいます。物語としての見事な伏線というよりも、作者自身が描いているうちにそれぞれの登場人物をもっと描きたい、という気持ちの方が前に出てきているように思われて、そこが感動するところなのかもしれません。二人が前に進むためには、気持の整理が必要。この巻の最後に龍が言ったように。

    私自身はあやねに共感することしきりなのですが、今のあやねを形作っているものも今後語られていくといいなと思っています。この巻であやねがケントに向けるさびしいような、あたたかいような微笑みの後ろにあるものが少しずつ描かれることを期待します。

    ゆっくりと次の巻を待ちたいと思います。

    • takanatsuさん
      その通りだと思います。
      またじんわり泣きそうです。

      1巻から全巻書かれている花鳥風月さんのレビュを読んで、また最初から読みたくなりま...
      その通りだと思います。
      またじんわり泣きそうです。

      1巻から全巻書かれている花鳥風月さんのレビュを読んで、また最初から読みたくなりました。
      2012/03/04
  • どうしてちづが龍と付き合わないのか、なんとなく分かった気がする。
    ちづと龍の繋がりって、なんかすごい。

  • おばちゃん、泣いちゃいました(T . T)
    爽子と風早くんの話も楽しみだけど、あやねちゃんの(実は)ピュアな部分やちづちゃんの気持ちがすごく沁みました。
    高校生の頃、こんなだったかな?なんて。
    登場人物全員がとても真面目に自分の気持ちと向き合って、相手のコトを思い遣っている。
    こんな素敵な高校生活を垣間見できるなんて、わたし幸せだって思いました。

  • もう本当によかった!!

  • 正直言うと、前半はかなり暇だった。
    爽子と風早くんが付き合ってだいぶ関係もすすんできたから
    そろそろブレーキって意味ではバランスがいいのかもしれないけれど
    うーん、ちょっと私には物足りなく感じた。

    しかし!あの後半のちづと龍の過去編でまさかの大号泣
    ひたすら悲しくて泣いた

  • う、うおおおおおおお
    ケントオオオ
    あやねえええ
    ちづうううう
    りゅうううう

    そんな巻
    むっつり風早さんにはガツンと行ってほしいですね
    別マ読みたいなー

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