やじろべえ 2 (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.09
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本棚登録 : 457
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088467498

感想・レビュー・書評

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  • うん。よく判らん!ちょう雰囲気漫画。何描きたいのか判らぬよ。でも嫌いじゃない。から続き出たら買うと思う。でもよく判らん。テーマが判らん。何描きたいんだろ?家族愛のような恋愛のような核がなくすごくふわふわしてて、ブレてるというか安定してない感じ。要所要所で何言いたいのかが本気で判らなくて首捻りました。何言いたいってかどっちの方向に話を持って行きたいのか。カレーの話してると思って読んでたらデザートの話だったみたいなずれ方。あと話があちこち飛んですごく散漫な感じ。急激な場面転換に話転換にで切り替えがついてかない。一番描きたい事はこれ!ってまず焦点絞って優先順位決めて描いて欲しいなと思いました。あれもこれもでぼやける。
    たまにハルが誠司に対して恋愛っぽいような雰囲気出すからそう言う話なの?と思うけどそこは全然違うんですよね。凡太もなんなのかよく判らんと思ったらそのまんま捻るとかでなく凡太とくっついたので、思わせぶりなわけじゃなく表現方法が拙いだけかと思いました。判りにくい。とにかく真っ直ぐ捻らず受け取ればいいのね?つまり誠司は千絵とくっつくのね?トワとは何かあるわけでなく、姉弟になるのね?トワとの関係もよく判らず。凡太もよく判らんかったけどくっついたしな。
    絵が丁寧だから許せてる部分も大きいなー。モノローグとか会話の、多分作者的にはオシャレにわざと外してるのも、オシャレってより拙いと感じました。感性の違いかもだけど。
    帯がオシャレ女子向けっぽい事書いてんだけど、確かにあれですね、ヴィレバンとかがとても好みそう。

  • 山川あいじの新境地?
    一皮むけた感じ・・・。

    恋愛だけが少女マンガじゃないと思う。
    人を大切に思う気持ちって美しいよね。

  • 絵が細かく綺麗なので、絵をみているだけで十分に楽しめる。
    このお話に出てくる人は、みんな心根のいい人たちばかり。
    特に主人公・葉瑠のまっすぐさには、やっぱり素直に気持ちを伝えるって大事なことだよなあと思わされた。
    母親と誠司の出会いや、葉瑠と凡太のくすぐったくなるようなやりとりなど、内容的にも大満足な一冊。
    手元に一生残しておきたいような、そんな丁寧な作品。

  • 山川あいじさんも初期から絵が好きで追いかけている作家さんです
    どんどん変わってきて、チョコレートなんとか(外国原作もの)あたりから少し私のツボからはずれてきてしまった感があるのですが(画風)、でも気持ちのある絵を描くのでやっぱり好きです

    やじろべえは一巻になんの印象もなく、二巻を手に取るのも迷ったのですが、今回は楽しめました。お話にすこし実がついてきた感じがします
    ありふれた設定ではありますが、それでも読むのが楽しいです
    はるちゃんがいい子!

  • とてもやさしい空気が流れている。でもお話の筋もホワホワしてて掴みどころがないのよ。そして凡太って、、、もうちょっといい名前思いつかなかったのか!

  • 面白いです!!!
    皆に読んで欲しい。。

    一人一人が繊細で、それぞれが誰かのやさしい人で、
    皆がいとしい誰かと寄り添って生きることを必要としてる。
    読んでてすうっと心が落ち着くよ~

    おおばあの存在がツボです。。★

  • 毎回毎回温かくって涙が出る。昔のちっちゃい誠司のことがちょっとだけわかったり、お母さんと誠司の出会いがわかったり、色々な事がわかったりしてとってもうれしいなって思った。不器用な性格の吉田くんや本当は優しい凡太や優しく暖かいじぃちゃんや葉瑠のことが大好きなひかり。他にもいっぱいいるけれど、葉瑠の周りにいる暖かい人たちがとっても好き。本当に大好きな1冊。

  • “近所の子のおさがりで女の子の服を着せられてた
    おだやかに育ってくれたらしつけにもなると思ったのかな
    しだいに僕は内気な性格になって
    一番感受性の強い時期にあたえてもらった刺激が少なかったのか
    とつぜん黒いランドセルを背おわされて
    どこへ行けばいいのかわからないまま
    中学高校は男子校へ
    友達はできた
    でも誰かを好きになれたことはなかった
    僕の人生は 君に会うまで蛇行していた”[P.40]

    今巻も良かった!
    好きな場面が沢山ある。会話も楽しくて好き。
    登場人物皆好きー。素敵素敵。
    勝手ながら2巻で終わると思ってたから以下続編って書いてあってとても嬉しい。

    誠司の昔の事とか、翠さんとの話が見れて良かった。
    バタピーなかなか良い人。
    凡太君なんか可愛い。

    “「…あの時なんで会いに来たの?」
    「えっ」
    「オレが心配とか
    誠司がオレの事好きだって言ったからとかおまえ言ったけど
    本当にそれだけ?」
    「…ううん
    去年の夏誠司のじいちゃんが亡くなったの
    その事でママを思い出すことが増えたんだ
    あたしも誠司も
    心にポッカリ穴が開いたみたいだったよ
    ママが亡くなった時もそうだった
    ポッカリ開いた穴を埋めてくれた人は誰だったかなって何だったかなって
    あたしも誠司もそれをよく知ってる
    だから凡太に会いに行ったよ」”[P.124]

  • 優しいお話。続きが気になる展開なのに、続きはないらしい…とても残念。

  • 義理の父親と暮らす高校生の女の子の物語。

    作者の優しい絵柄と独特の世界観で、どこか現実味がありながらも、あたたかくてほっこりするような親子物語になってる。
    凡太との関係がゆるくてかわいい。

    一応区切りはついているけれど、続きを書くつもりだったんじゃないかなと、ぜひ続きを書いてほしいと思う。
    永和と一緒に暮らし始めたり、誠司が前に進むストーリーもこのあと準備してあったんじゃないかなと思うのだけれど。

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