眠る星の昨夜に

名取ちずる

• 集英社 (2000年5月25日発売)

感想・レビュー・書評

[hejdaさんの感想 · 2007年8月29日]

名取ちずるはハズレなしで好きだ。皆優しいからホコホコするのだ。女の子は小動物系な感じで可愛いし、男の子はカッコイイし可愛い。▲外れない分新鮮味が足りなかったり、全部同じような感じもする…けど、その間違いなさがよかったりもして…難しいところ。
▲この本も、そんな感じ。間違いないけど、冒険でもないなぁ。うーん。
▲表題作は女子の友情モノだけど、こういう設定って、名取ちずるのラブものでなかったっけ？（男の子がいたずらして寺に預けられると子から始まるヤツ）
※同時収録?「キセキノカタチ」；けっこう好き。弟君可愛いし♪赤い糸ほんとに見えたら良いのに・・・
※同時収録?「空の散歩と花束と」；前向きなエンディングだけどさ、両思いモノじゃないからなー、魔法少年が人間だったら良いのに…（それおかしい）